甲斐みのりのコラム「東京映画散歩」

第1回:神保町

「東京映画散歩」第1回は、本の街・神保町。 『acteur(アクチュール)』3月号の誌面で紹介したのは、
喫茶店「さぼうる」、洋菓子店「柏水堂」、雑貨店「AMULET」、「天ぷら いもや」、古書店「誠心堂書店」、「猿楽町町会詰所」、「学士会館」の7つ。
けれど、神保町には他にもまだまだ紹介したいスポットがたくさん。 ぜひ、こちらも合わせてチェックして神保町の“映画散歩”を楽しんでくださいネ!

写真1

中野書店

神田古書センター3階に、文芸から美術書までの
古書全般から、稀覯本までを扱う「古書部」、
2階に漫画専門古書店のさきがけとなった「漫画部」が。
映画「森崎書店の日々」で森崎書店に並ぶ本は
すべて、こちらの古書を借りて撮影されたもの。
千代田区神田神保町2-3 03-3261-3528

写真2

ロザリオ

船をかたどった外観。
地下へ続く階段を下りれば昔ながらの純喫茶。
造花が飾られ、ゲーム機がテーブルに。
デビュー前に「くるり」がライブをしたことで、ファンの聖地にも。
愛らしいママ手づくりの「ナポリタン」や、「焼きスパ」が名物。
千代田区神田神保町1-13-B1 03-3293-9840

写真3

カトリック神田教会

キリスト教禁止が解かれた明治7年、日本人に宣教するため開かれた
聖堂第一号が発祥の歴史ある教会。
現在の聖堂は関東大震災後、昭和3年に完成した
ロマネスク様式の建物。
設計したのはスイス人建築家のマックス・ヒンデル。
結婚式を挙げる人も多い。
千代田区西神田1-1-12

写真4

喫茶去

「森崎書店の日々」にも登場する、ジャズが流れるコーヒーの店。
昭和30年代の木造建築をそのまま活かした趣あるつくり。
昔は「李白」という茶処だった。
「喫茶去」という店の名は「お茶でも召し上がれ」という意味の禅の言葉。
千代田区神田神保町2-24-3 03-3239-6969

写真5

エリカ 神保町店

「珈琲時光」に登場する「エリカ 西神田店」のご主人がなくなられ、
店が閉じられてから、肩を落とす人も少なくない。
けれどもすぐ近くに同じ店名の兄弟店があるのでぜひそちらへ。
背がハートにくり抜かれた椅子も西神田店と同じもの。
千代田区西神田2-1-1 03-3239-6969

甲斐みのり

文筆家。旅や散歩、お菓子や手土産、クラシック建築にホテル、雑貨に暮らしなど、女性が好み憧れるモノやコトを主な題材に、雑誌や書籍に執筆。数校のカルチャースクールで、まち歩き講座の講師をつとめる。著書に『乙女の東京』『お菓子の旅』など。

 バックナンバー

第19回:向島界隈

第18回:高円寺

第17回:築地

第16回:東京駅~丸の内

第15回:浅草

第14回:渋谷

第13回:上野駅

第12回:上野恩賜公園

第11回:人形町

第10回:雑司が谷

第9回:聖蹟桜ヶ丘

第8回:椎名町

第7回:新宿

第6回:阿佐ヶ谷

第5回:東京タワー

第4回:神楽坂

第3回:井の頭公園

第2回:谷根千

第1回:神保町

帯

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