キネマ旬報日々雑感/編集部ブログ
名前: kineblog 作成日: 2010/12/06 11:08
キネマ旬報編集部のブログです。
2012/01/17 19:20

昨日、第85回キネマ旬報ベスト・テンが発表になりました。
皆様、たくさんのお問い合わせ、ツイート、ありがとうございました。
表彰式は2月4日、そして今回の投票の詳細は
前日2月3日発売の2月下旬決算特別号にて掲載します。

11位以下のランキングはいかに。
どの評論家がどの作品に何点を投票し、
どの監督、脚本家、役者を評価したのか、
ぜひチェックしてみてください。
(まだ今時点では一枚のゲラも出ていないんですが)

さてさて先日は同号掲載の
受賞者インタビューに出かけて参りました。
向かった先は六本木、
新人女優賞をご受賞された忽那汐里さんの取材でした。
「少女たちの羅針盤」公開時も取材させていただいた彼女、
何度お会いしてもとびきり素敵な印象は変わりません。
可憐で清楚、まっとうで、落ち着いて、かつ、屈託のない感じ。
写真も悶絶するほどいいものが撮れました。

皆さん、掲載を楽しみにしてくださいね。

しかし、「マイ・バック・ページ」での彼女、
出演シーン数は5シーンのみだったとのことですが、
全篇に沁みるあの印象、たった5シーンなんて信じられない!
と思いませんか?

(島崎)

2012/01/13 19:50

本日、デザイナーの島岡が
月桂樹(?)のような模様の作成に
午後の全精力を傾けていたのに
私は気がついていました。
なにしてるのかなー、と思っていましたが。
ベスト・テン表彰式のロゴを作成していたのでした。
なんでも、昨年のロゴは葉っぱの形に
納得がいっていなかったのだそうで、
「やっぱり、作り直してよかったよねえ」と
嬉しそうに比べて見せてくれました。
う、うーん?
違いのわかる男なのですね。

というわけで、今年もベスト・テン表彰式が近づいてきました。
開催は2月4日。
そのまえに、週明け16日には、邦画・外国映画のベスト・テンと
受賞者のマスコミ発表があります。
ぜひ、お気に留めてください。

(島崎)



2012/01/12 21:18

1月20日発売の2月上旬号校了。
編集部員はもう皆走れないそうです。
ブログを更新してくれるようお願いしたら
これ以上、一文字も書けないと言われました。
ですよね。
ということで本日はこのへんで…。


写真は同号表紙の色校。
次号の読みどころは吉岡秀隆さんインタビュー、
「はやぶさ 遥かなる帰還」「ALWAYS 三丁目の夕日’64」特集などなどでしょうか。
タル・ベーラやイ・チャンドンも登場です。
(島崎)

2012/01/06 17:07

年末にした取材のメモが見つかりません。
その日持っていたバッグ、飲みに行った場所、
帰り道はどれくらい酔っ払っていたか。
記憶を辿れども辿れども、なにせ去年のことなので判然とせず。
おみくじに「失物、ほどなく出てくる」とあったので
それを心の拠り所にして探しているんですけどね…。

そんななか、『キネマ旬報』1月下旬号は本日発売。
ディカプリオが表紙の「J・エドガー」特集です。

そして編集部は現在、1月20日発売の2月上旬号の校了真っ最中。
次号の表紙・巻頭グラビアは、吉岡秀隆さん!
ロング・インタビューを掲載します。
公開が迫る「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」や
「はやぶさ 遥かなる帰還」などについて伺いました。
お楽しみになさってくださいね。


(島崎)

2012/01/05 20:27

明けましておめでとうございます。
本年も、『キネマ旬報』を何卒よろしくお願いいたします。

そして。
新年早々、申し訳ありません。
昨年末、お休み前のうきうきと高揚した気持ちで告知申し上げました
『キネマ旬報』1月下旬号の発売日が、誤っておりました。
ブログには本日発売とお知らせいたしましたが、
正しくは1月6日、明日です。
寒い中、本屋さんにお出かけくださった方、
申し訳ありません!!
明日朝には書店に並びます…。
以下、巻頭特集の読みどころを。

###
■エドガー・フーヴァーのこと、「J・エドガー」のこと
FBIを汎アメリカ的な巨大組織にまで拡大し、
科学捜査の基礎を築いた伝説上の人物J・エドガー・フーヴァー。
初の大西洋単独無着陸飛行を果たした国民的英雄リンドバーグ幼児誘拐殺害、
“社会の敵ナンバーワン”ジョン・デリンジャーの連続銀行強盗……。
数々の難事件を解決してきたこの大立者の回想を導きとして
そのプライヴェートな部分に光を当てていくのが、
クリント・イーストウッド監督最新作「J・エドガー」だ。
強権的な母親に抑圧されまくり、女装癖を持ち、
そして、生涯たったひとりの“男”と連れ添った巨大権力者の孤独。
本特集ではプロダクションノートより「それぞれのアプローチ イーストウッド[監督]、ディカプリオ[主演]」、
アメリカ映画の伴走者である小林信彦と芝山幹郎のクロストーク「反英雄の肖像」、
アメリカ文化研究者の越智道雄によるエッセイ「ふたつの歪な精神 フーヴァーとニクソン」、
黒田邦雄によるクリティック「無垢なる演技者 レオナルド・ディカプリオ」で、
2012年の幕開けに相応しい傑作「J・エドガー」の魅力に多角的に迫ります。
(平嶋)

###

ぜひご一読ください。
写真は仕事はじめの編集部。
年明け早々校了なので
まるで準備体操なしにダッシュを余儀なくされています。


(島崎)

2011/12/28 19:03

今年もいよいよ押し詰まって参りました。
キネマ旬報も(一応)本日が仕事納めです。
いま、会社の者が「また来週会いましょう」
と嫌がらせを言って去ってゆきました。
「来週」って嫌ですよね~、
年末休み前のうきうき気分から我に返ってしまう。
ここは「来年」と言ってほしい!
と、いうわけで、読者のみなさま、
今年も『キネマ旬報』を読んでくださって、
本当に本当にありがとうございました。
更新が滞りがちなブログなので
改めてお断り申し上げるまでもないのですが
年内のアップはこれが最後(たぶん)、
また来年、1月5日にお会いしましょう。



追伸:そして。1月5日1月6日はキネ旬1月下旬号発売日です。
巻頭特集はイーストウッドの「J・エドガー」!
巻頭グラビアには相葉雅紀さんが登場です。

(島崎)

2011/12/22 17:14

映画賞の季節。
キネマ旬報ベスト・テンの集計も、佳境を迎えています。
投票内容と集計表に食い違いがないか、
ひとつひとつ読み合わせて確認中。
目がチカチカしてきました。
発表はもう少しさき、年が明けてからです。
お楽しみにー。



(島崎)

2011/12/21 23:24

また更新が滞りまして、恐れ入ります。
キネマ旬報は月2回発行ですが、
このブログは月1回の更新もあやうい状態です。
いかんいかん。

昨日12月20日、『キネマ旬報』1月上旬号が発売になりました。
表紙は加瀬亮さん。新作「永遠の僕たち」(ガス・ヴァン・サント)公開を機に
『加瀬亮、世界を呼吸する』と題した巻頭特集を編みました。
特別企画は『3.11をふまえて 何をするのか、何を描くのか』。



以下、編集担当より特集のアピールをば。
●巻頭特集『加瀬亮、世界を呼吸する』
俳優・加瀬亮。
最新作のガス・ヴァン・サント「永遠の僕たち」から
ミシェル・ゴンドリー「TOKYO!<インテリア・デザイン>」、
クリント・イーストウッド「硫黄島からの手紙」、
そして公開が待たれるA・キアロスタミ「THE END」まで。
現代映画の最前線に位置するフィルム・メーカーたちの物語のなかで、
静かな、しかし確かな感情の揺らめきを見せていたこの個性に迫ります。
巨匠・鬼才たちの映画術をカメラの前に立った加瀬亮自身が証言。
そして「69 sixty nine」「スクラップ・ヘブン」の2本の映画で監督として接し、
また私的な交流も深い李相日監督が
加瀬亮の映画への、音楽への情熱を語ります。
さらに、フィルモグラフィーを視野におさめながら、
加瀬亮に絶妙な“平衡感覚”を見る俳優論をプラス。
“世界を呼吸する”俳優・加瀬亮へ、全方位的に接近する特集です。
(『キネマ旬報』編集部 平嶋洋一)


●特別企画『3.11をふまえて 何をするのか、何を描くのか』
3月11日に起こった東日本大震災が、
いまだに日本に大きな被害を与えていることは説明するまでもないでしょう。
その影響は映画界・テレビ(ドラマ)界にも大きく及んでいます。
そんな中で、この大災害をふまえて、
自分の範囲を越えて行動に出る人、映画・テレビをとおして表現する人たちがいます。
それらの一部にスポットを当てた特集です。
山田太一さん、倉本聰さん、大林宣彦さん、渡辺謙さん、山本太郎さんの5人の方にお話しを聞き、
3月11日以降の映画界の動きを俯瞰するレポート、
岩手県宮古市にある映画館シネマリーンが行っている被災地巡回上映のレポートを掲載しています。
(『キネマ旬報』編集部 前野裕一)

***
さてさて、表紙をご覧になって、なにかお気づきになりませんか。
前号までとちょっと違うのです…。
大したクイズでないのでさっさと答えを発表しますと、
そう、ロゴが小さくなったのです。
今のところ、反響はおおむね良好です。
皆様、よろしければご感想教えてくださいませ。⇒メール kinejunlobby★kinejun.com
(★を@マークに変えて、メールをお送り下さい)

(島崎)

2011/11/19 1:44

ちょっと時間が経ってしまいましたが、
先週の木曜日、11月10日に行われた「アントキノイノチ」のイベントを取材しました。
そのイベントは、この映画の上映館である有楽町マリオンのロビーに
ラブレターツリーを飾り、
その設置式に岡田将生さんと榮倉奈々さんが参加するというもの。
ラブレターツリーとは、一般公募で集まったラブレターで飾られたクリスマスツリー。
その前で、二人がそれぞれ選んだラブレターを読みあげるわけですが、
その中でのサプライズに目を見張るものがありました。
岡田さんが、榮倉さんにクリスマス・プレゼントとして
スノードームと感謝の言葉を贈ったのです。

「今年の2月から一緒にやらせてもらっていますが、
榮倉さんにはすごく助けられました。
公開まであと1週間ですが、一緒にやれてよかったです。
一緒にこの作品を盛り上げることができて嬉しかったです」と。

もちろん、これは予定していた“サプライズ”なのでしょうが、
榮倉さんは、本当に驚いたようではじめは言葉を失くしていましたが、こう話しました。
「とても嬉しいです。いろんなものを背負って、撮影も大変でした。
でも、こうして映画の宣伝もたくさんさせてもらって、
さらに想いも強くなり、全ての想いを100%皆さんに届けようと思って、
頑張ってきたのでとても嬉しいです。ありがとう」
ちょっと目を潤ませていました。
その姿に胸をうたれました。

「いろんなものを背負って、撮影も大変でした」という言葉には、
撮影期間中に3月11日の震災を経験したことも大いに関係があるのでしょう。
今秋から来年に公開される日本映画の中には、
震災の影響を受け、それを乗り越えて撮影を続けた作品があります。

震災の影響はさまざまです。
撮影自体の継続が困難になったケースもあるでしょうが、
「いまこの時に、映画を作っていていいのだろうか」
と悩んだ人たちも少なくなかったと聞きます。
おそらく榮倉さんもそんな迷いを抱き、
それを克服して、完成まで走ってきた。
その気持ちを共有して併走してきたのが、岡田さんだったのでしょう。
それだけに、岡田さんの“サプライズ”が嬉しかったのでしょう。
「アントキノイノチ」はいよいよ明日、11月19日から公開になります。
二人の“想い”が大ヒットという形で結実することを、祈らずにはいられません。
ちなみに、このラブレターツリーは、
丸の内ピカデリー3のロビーに上映期間中、設置されるそうです。




(前野)

2011/11/17 20:17

今日はボジョレー解禁なんですねー。
皆さんもうご自宅で乾杯でしょうか。いいなー。

などと言っている間に、本日編集部には
19日発売の12月上旬号が搬入されてきました。
定期購読の皆さまのお手元には早ければ
明日あたり、届くでしょうか。

巻頭は、S・スピルバーグの新作「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」特集。
スピルバーグとタンタンとの出会いや、
彼をして、「コーエン兄弟の仕事ぶりのようだった」と言わしめた
ピーター・ジャクソンとの共同制作、
最新技術を駆使しての撮影風景などについて語る
スピルバーグのロングインタビュー他を収め、
彼の初アニメーション作品を祝います。

続いては、東京フィルメックスで
全作が上映される相米慎二監督特集。
相米監督がこの世を去って10年。
多くに愛され、ゆえに多くの言葉で語られたその作品群について、
いま現在のことばで、思考で捉え直します。

そしてむろんその東京フィルメックスを楽しむためのガイドあり、
また、ここへ来て勢いを盛り返してきた感のある
香港映画界に迫る企画『香港映画の逆襲』企画あり…と本号も盛りだくさん。

お楽しみになさってくださいね。



(島崎)


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映画雑誌『キネマ旬報』を月2回発行する編集部。編集長・明智、副編集長・前野以下、岡崎、天本、島崎、平嶋、糸長の7名が、外部スタッフと連携しつつ、日夜、取材・編集作業に勤しんでいます。アートディレクションを担当するのは島岡。男女比5:3。5年間在籍した川村は現在、『アクチュール』編集部に出張中です。

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