「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」ルーク役インタビュー!

2017年12月5日


苦悩するルークは、僕自身も予想外だった


「最後のジェダイ」での活躍が注目されるルーク・スカイウォーカー。旧3部作の主人公であり、エピソード4の最初の公開から約40年ぶりにSWサーガに帰還したマーク・ハミルは本作に何を思うのか?前作「フォースの覚醒」(15)のラストでデイジー・リドリー扮するレイと対面し、その姿を現したルーク・スカイウォーカー。その直後から始まるという新作で、やはり気になるのは二人の関係だ。これまでの物語でも、父と息子、妹と兄といった血の繋がりが大きな意味を持っていたが、果たしてルークはレイにとってどんな存在なのだろうか。
 
「みんな二人の関係を探るのに取り憑かれているみたいだけど(笑)、確かなことは、レイは自らの使命のためにルークの助けを必要としている、ということだ。でもそれが対立の火種にもなるんだ。今回のルークは今での彼とはまるで違う。フォースを捨てて、士気喪失している。それは僕自身も予想外だったよ。ルークはずっと希望と楽観を体現してきたからね」

 だがそこからルークたちの新たな冒険が描かれることは間違いないだろう。というのも、今回の撮影でマークはミレニアム・ファルコン号に乗りこんだというのだ。

「(久々にファルコン号に足を踏み入れた感想は)ほろ苦かったね。セットのディテールは完璧で、どこを見ても当時の記憶が洪水のように押し寄せてくるんだ。ちょうど母校や子どものときに暮らした家を訪ねた気分かな。それで、僕の子どもや妻と船倉に入ったり、コックピットに座ったりして、ひとしきり楽しんだんだけど、その後一人になったとき、とても感情的になった。これはすごい経験だけど、また無くなってしまうんだ、とね」
 
撮影現場では、監督のライアン・ジョンソンと固い信頼関係にあったというマーク。事前に自宅でDVDを一緒に見るなどし、親交を深めたのが大きかったという。

「ライアンとは即座に心の繋がりを感じたよ。彼のようにポップカルチャーに強い情熱を持った才能あるフィルムメイカーって、時々出てくるものだね。彼の作品にはそれぞれまるで違う面白さがあって、こういうタイプの映画を撮る人物だと割り切れない。それは『最後のジェダイ』にも当てはまるよ。この映画は他のエピソードと比べてまるで違うんだけど、実に様々に、とてもデリケートな形で、ファンが見たがっていることをしっかりと伝えて満足させる作品になっているんだ」
 
期待の高まる「最後のジェダイ」だが、最後に「スター・ウォーズ」で一番の思い出は何かと訊いてみた。

「( 旧3 部作の)当時は色々なことが次々と起こっていた。僕は子どもの頃から冒険ものが大好きで、西部劇や第二次大戦映画、カウボーイ映画、海賊映画などが融合されて、新しい形で生まれ変わってゆくのを体感できて、本当に最高の気分だった。だから、一番を挙げるなんて無理だよ。数えきれないくらいあるんだからね」


Mark Hamill
1951年生まれ、米カリフォルニア州オークランド出身。「スター・ウォーズ」(77)の主人公ルーク役をオーディションで射止め、映画デビューを飾る。続篇「帝国の逆襲」(80)、「ジェダイの帰還」(83)に出演するかたわら、「コルベット・サマー」(78 )、「最前線物語」(80 )、「さよならジョージア」(81 )などに出演する。90年代以降は声優としても活躍し、「バットマン/マスク・オブ・ファンタズム」( 93・未)ではジョーカーの声を担当。そのほかの出演作に「SUS
HI GIRL」(12)、「キングスマン」(14)などがある。

Star Wars: The Last Jedi
2017年・アメリカ・上映時間未定監脚ライアン・ジョンソン製作総指揮J・J・エイブラム
ス音ジョン・ウィリアムズ出マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライヴァー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンディ・サーキス、ルピタ・ニョンゴ、ドーナル・グリーソン、アンソニー・ダニエルズ、ピーター・メイヒュー、ローラ・ダーン、ベニチオ・デル・トロ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
◎12月15日より 全国にて
©2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

製作:キネマ旬報社

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