岩田剛典「魂をかけて臨んでいます」映画『去年の冬、きみと別れ』の意気込みを語る!

2018年1月19日


映画「去年の冬、きみと別れ」より ©2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会

 主演映画「去年の冬、きみと別れ」の撮影現場で、並々ならぬ意気込みを語った岩田剛典。岩田にとって初のサスペンス映画である本作は、人気作家・中村文則による同名小説が原作。
 物語は、岩田演じる主人公の新進ルポライターの耶雲が、盲目の美女が巻き込まれた謎の焼死事件とその容疑者を追ううちに、抜けられない深みに飲みこまれていくというもの。事件の容疑者の木原坂を斎藤工、耶雲の婚約者・百合子を山本美月、事件の取材を支える編集者・小林に北村一輝がそれぞれ扮し、監督は「脳男」、「グラスホッパー」の瀧本智行が務めている。


撮休の日もずっと役のことを考えている。こんな経験は初めて。

映画「去年の冬、きみと別れ」より ©2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会

 昼休憩のコメント取材時、ルポライター役だけに「まさにこういう役で、もう少し早く取材受けたかったなあ(笑)」と取材陣の様子にも興味をみせた岩田は、今回の現場について「監督はすごく緻密に細かく指示をしてくださるので、委ねているところが大きく、監督の思う耶雲像にいかに近づけるかを大切にしています」と語る。

 役柄については「自分が集中していること以外には周りに目がいかないし感情もあまり出さないので、台詞だけでない目の奥にある強さみたいなものも常に意識しながら抑えた芝居で演じていて、僕にとっての挑戦です」と述べ、さらには「ルポライター役も、眼鏡をかける役も初めて。眼鏡一つで目の芝居も変わるので難しく、すごく勉強になっています。自分のすべてをかけて臨まないと表現しきれないようなプレッシャーもあってナイーブにもなっているんですが、撮休の日もずっと役のことを考えているような感じでのめり込んでいて、こんな経験は初めて。クランクアップしたら、ようやく呼吸ができそう(笑)」と、いい緊張感を持ってこれまで以上に芝居に没頭していることを明かしてくれた。
 
 濱名プロデューサーも「新しいサスペンス映画を目指すだけに、成長著しい新しい俳優さんで、潜在的な可能性も感じた岩田さんにお願いした。難しい役ですが、今までにない岩田さんが観られるはず」と述べ、役者として一皮むけた岩田の姿だけでなく、様々な驚きと感動が期待できる刺激的なサスペンス映画となりそうだった。



「去年の冬、きみと別れ」
監督:瀧本智行 原作:中村文則『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎文庫) 脚本:大石哲也 出演:岩田剛典、山本美月、斎藤工・浅見れいな、土村芳/北村一輝 配給:ワーナー・ブラザース映画 ◎2018年3月10日より全国ロードショー
©2018 映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会


取材・文=天本伸一郎
製作:キネマ旬報社


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