イケメン男子が続々参入!今注目の中国時代劇とは?2018年8月9日


左からツォン・シュンシー、ルハン、ガオ・ハンユー 『擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~』 (C)2016 Linmon Pictures All Rights Reserved.

イケメン男子が続々参入!今注目の中国時代劇とは?

近年、中国内外で注目度が高まる中国時代劇に、人気アイドルグループのメンバーとして活躍しているイケメン男子たちが続々と参入している。

まず、ドラマ『擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~』では、韓国の超人気グループEXO、EXO−Mを離れた中国人メンバーのルハンが中国ドラマ初主演を飾っている。


ルハン
『擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~』
(C)2016 Linmon Pictures All Rights Reserved.

ルハンが演じた主人公・陳長生(ちんちょうせい)は、どんな病気も自らの血で治せる不思議な力をもっている。だが、名前とは裏腹に、かげろうのように繊細で美しく、20歳までしか生きられないという過酷な宿命をおっている。長生は、人間と妖族、魔族が対立する世界で、自らの運命を変えるために仲間と試練に立ち向かっていく。

共演には2008年に結成され、新世代グループとして中国におけるボーイズグループのトレンドを生み出したHIT−5のガオ・ハンユーと、2014年結成のグループ・fresh極客少年団の元メンバー、ツォン・シュンシーが参加している。なかでも、長生の良き相棒、唐棠(とうとう)役で活躍するツォン・シュンシーは、演じたキャラの魅力とドラマの大ヒットによりアイドル時代以上に注目を集めている。


ツォン・シュンシー
『擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~』
(C)2016 Linmon Pictures All Rights Reserved.

大作歴史ドラマ『三国志~司馬懿 軍師連盟~』には、司馬懿(しばい)の息子役で、2010年にデビューしたダンス&ボーカルユニット・M.I.C.男団のシャオ・シュンヤオ、タン・ジェンツーらが出演。司馬懿の次男・司馬昭(しょう)を演じたタン・ジェンツーは、徐々に冷酷さと残忍性を増して司馬家をかき乱していく役柄を怪演し、堂々たる演技を見せた。

日本未上陸の新作にも注目の顔ぶれが続々登場

2018年4月からネット配信されているドラマ『哦!我的皇帝陛下(原題)』には、2015年にオーディション番組を勝ちぬいた9人で編成されたボーイズグループ・X玖少年団のメンバー全員が出演。X玖少年団は、2017年に上海体育館でコンサートを開催、1万枚のチケットが完売したという大型アイドルグループだが、メンバーの中でも時代劇においてはシャオ・ジャンの活躍が目覚ましく、中国サイトが紹介した“90年生まれの時代劇男神 新4大美男”にもランクイン。出演作にも恵まれ、『狼殿下(原題)』、『慶余年(原題)』など、大作ドラマへの参加が続いている。

さらに年齢が下がって、2013年のグループ結成当時は平均年齢13歳、中国のジャニーズと呼ばれたワン・ジュンカイ、ワン・ユェン、イー・ヤンチェンシーの3人組・TFboysは、今どきのイケメンに急成長。リー・イーフォン主演ドラマ『青雲伝(原題)』に揃って出演した。

このように“小鮮肉(若手男性アイドル)”の活躍が目立つようになり、中国にはこんなにボーイズグループがあったのか(しかも演技もルックスもレベルが高い!)と驚かされる。彼らの未だ発揮されぬ魅力が引き出され、視聴者もその成長を楽しめるところが、中国歴史ドラマの新たなおもしろみといえそうだ。


『擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~』
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記事の続きはドラマを楽しみながら中国の歴史まで学べるガイドブック『中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2019年版』に掲載。最旬の中国時代劇が中心に、宮廷ロマンス、大河ドラマ、ファンタジーまで全75本を紹介している。

文:島田亜希子/制作:キネマ旬報社

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