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キネ旬メルマガ

Vol.042

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.042
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こんにちは。メルマガ事務局です。
くどいようですが、新しい担当森岡がお送りします。

前回担当になって初めてのメルマガ配信を終えると、このメルマガの読者で、以前
お世話になった方から「編集長、おめでとう」とメールをいただきました。

編集長か。。
その響きに重責を感じます。
精一杯頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、かねてより映画ファン+iPhoneユーザーにご好評をいただいております
無料アプリ「キネマ旬報 映画ポスターコレクション」が、遂にAndroidスマート
フォンでも今月から楽しめるようになりました!
iPhone版では、約10万人がダウンロードしている人気アプリです。
その月に公開される作品のポスターがパラパラと閲覧することができまして、
単純だけど、ポスターのバリエーションの多さに、見ているだけで楽しいアプリです。
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□┓  目  次
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1.『キネマ旬報11月下旬号』 巻頭特集“キャメラ”の前に立つ役者 西島秀俊

2.『acteur アクチュール』 1月号、表紙・巻頭特集は生田斗真さん

3.エンタメ旬報 「電人ザボーガー」

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』 

5.BOOK REVIEW ――『ツァラトゥストラはこう言った』ニーチェ著

6.インフォメーション

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□┓ 1.『キネマ旬報11月下旬号』“キャメラ”の前に立つ役者 西島秀俊
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■『キネマ旬報』×西島秀俊 表紙・巻頭徹底特集
新作「CUT」が12月17日に公開される、俳優・西島秀俊を特集。決して昂ぶること
なく、子どものような無防備さでキャメラの前に立つ。そんな西島秀俊が新作「CUT」
で見せた“強い”感情を、本特集ではフィーチャー。西島秀俊本人へのロングインタ
ビュー、助監督・田澤裕一による「CUT」現場ルポ、「2/デュオ」の諏訪敦彦監督が
語る俳優・西島の恐ろしさ、そして、声の佇まい。俳優・西島秀俊のあらたな魅力へ、
多角的に迫ります。

(キネマ旬報編集部 平嶋洋一)


■第2特集で、メジャーリーグの舞台裏が分かる!?
「ナチュラル」「フィールド・オブ・ドリームス」など野球映画には名作がいく
つもありますが、11月11日より全国公開される「マネーボール」も間違いなく、
心に残る佳作といえるでしょう。本作がこれまでの野球映画とは違うのは、選手
や監督が主人公ではなく、常識を打ち破る「マネーボール理論」で、貧乏球団ア
スレチックスを常勝球団に変えた実在のジェネラル・マネージャー、ビリー・ビ
ーンを描いていること。
そこで本誌では、『大リーグ二階席』『アメリカ野球主義』などメジャーリーグ、
野球の著書も多い映画評論家、芝山幹郎さんの作品評をはじめ、原作に惚れ込み
主演・製作を務めたブラット・ピット、「カポーティ」に続き本作が長篇2本目
という鬼才、ベネット・ミラー監督のインタビューを掲載。メジャーリーグ、
野球に詳しい人も、そうでない人も、存分に楽しめるエンタテインメント作品の
魅力に迫ります。

(キネマ旬報編集部 岡崎優子)


■『キネマ旬報』11月下旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

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□┓ 2.『acteur アクチュール』 1月号、表紙・巻頭特集は生田斗真さん
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昨年、生田斗真は「人間失格」「シーサイドモーテル」「ハナミズキ」(10)
と立て続けに出演した3本で、2010年第84回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞
を受賞。
一生に一度しか受賞できない新人賞、兼ねてから舞台やドラマで経験を積んでき
た彼の、彼のたゆまぬ努力や奮闘の日々が実を結んだ結果でしょう。着実に俳優
としてのフィールドを広げている今、彼は何を感じているのでしょうか。

『acteur アクチュール』 1月号(12/5発売)では、そんな生田斗真のロングイ
ンタビュー&グラビアが。12月10日公開の「源氏物語」のお話をじっくりうかがい
ます。ぜひお楽しみに。

他にも、加瀬亮、西島秀俊、玉木宏、田中麗奈、鈴木浩介、福士誠治、黄川田将也、
桐山蓮、ハライチ、山口祐一郎など、個性派から若手俳優まで幅の広いラインアップです。

また、3・11以降の映画・演劇業界、私たちの受けた大きな衝撃から、2011年を
決して忘れてはならない年として、この一年の記憶を残していくための特集も展
開します。皆さまの、記憶に残るものになれれば。

(『アクチュール』編集部 江藤直子)



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□┓ 3.エンタメ旬報 「電人ザボーガー」   
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現在上映中の「電人ザボーガー」がアツいです!

オリジナルは74~75年にかけて放映されていた同名の特撮テレビ番組。オートバイ
が変形するロボット「ザボーガー」を相棒に犯罪組織と戦う秘密刑事の物語です。
それが今回、映画版としてリメイクされました。

今風にアレンジしすぎず、それでいてかっこよくなったザボーガー。
当時は大真面目、現在ではキッチュに見えてしまう敵キャラクター達も、それを
逆手にとって見事にギャグへと昇華させています。

それに、なんといっても主題歌を変えていないのが素晴らしい!
劇中随所で流れる主題歌『戦え!電人ザボーガー』が実に気分を盛り上げてくれ
ます。またエンディングに流れるオリジナル版の映像を見ると、今回の映画版が
オリジナル版のシーンをたいへん忠実に再現していることがわかり驚かされます。

アニメや特撮番組のリメイク企画は数あれど、ここまで「オリジナル版への愛」
に溢れるリメイクは初めてではないでしょうか。

加えて斬新なのは、物語を二部構成とし、第二部で熟年となった主人公を登場さ
せたところ。かつて持っていた熱い正義の心を失った主人公が、再びヒーローと
して立ち上がり、娘の危機を救おうと奮闘する姿にはグッと来るものがあります。
劇場で私の隣にいた若いカップルの女の子はクライマックスで泣いていました。

ちなみに、本作のエグゼクティブプロデューサー・大月俊倫さんに「プロデュース」
の本質を語っていただいた書籍『キネ旬総研エンタメ叢書 アニメプロデューサー
の仕事論』がキネマ旬報社から発売中です。
アニメやコンテンツビジネスに興味のある方、ぜひご一読ください!
http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-370-5/Default.aspx

(出版編集部 西崎尚吾)


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□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』     
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第24回東京国際映画祭(TIFF)が10月22日から開催された。私が注目したのは、
オープニング・セレモニーでの野田総理のスピーチだ。「スミス都へ行く」〈39/
フランク・キャプラ〉を引用し、政界の黒幕が不正な利益を得る法案通過を阻止す
るために、主人公J・スチュアートが長時間の演説で通過を阻止した物語と自身の
政治家としての姿勢を語った。最後に今日、私はそんな長い演説はしませんと笑い
もとった。また、オープニング作品「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行
船」についても、ジーン・ケリー主演の「三銃士」(48/ジョージ・シドニー)の
思い出とともに語った。

ところで、1954年生まれ、54歳の野田総理の年齢で、この2作を引用するとなると、
映画検定1級のクラスの映画的蓄積ではないか。総理の年齢で引用する「三銃士」
なら74年公開のリチャード・レスター版が自然だ。スピーチ・ライターがいるのだ
ろうが、ちょっと引用が古いか。それでも、スピーチはTIFFに登場した歴代の政
治家なかではいちばん好感がもてた。

それにしても、オープニング・セレモニー中、おそらく普段あまり映画を見ない
と思われるVIPの方々が遅れて入場するなど、マナーの悪さが目立った。


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□┓ 5.BOOK REVIEW ――『ツァラトゥストラはこう言った』ニーチェ著
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神という絶対者を死なせ、その意味を我々に問うた本書は、ニーチェ自身の思
考理解を促すというよりも寧ろ、読者に対し一貫して解釈を要求する哲学書であ
るといえる。話の概要は主人公のツァラトゥストラが神の死を知り、
人々に「キリスト教的な思想に代わる超人を教えようとする」というものであるが、
その執筆の目的は、ルサンチマンをいかように克服するかというものであった。

ニーチェが「弱者のルサンチマン」として切り捨てた神の死は、近代の自然科
学的に物象化した客観主義と、あらゆる存在者が存在者としての根拠を考察する
という古代からあった存在論の合一によるものだと考えられる。さらに産業革命
によって科学が進歩し、近代資本主義が台頭してきた中で、人々が現実主義とな
り科学的基準で物事を捉えていく必要に迫られたという背景をもって、本書は執
筆されている。

しかしながら人間の本能は、生成の世界・現実の世界から逃亡することを欲する。
そしてその逃亡を謀った人間の精神が神へと移行した場合、彼らは自らを持って
生の目的を断ち、生々しく生きることをやめ、その精神世界とともに没落してし
まう。このように神に依存した人間にとって、「神の死」は自らの絶対的対象の
喪失を表す。これは一見悲観的な事象に見えるが、むしろ光明であるといえる。
なぜなら現実世界を曖昧にさせた神を失う事で、人はルサンチマンやニヒリズム
を克服し、創造的な生を始めるからである。

この混沌とした時代において、「永劫回避の思想で生を肯定する超人的な生」を
いかように全うしうるべきかという問いを自らに課し、創造的に生き抜くことこ
そが、神が死んだ今、我々人間に残された課題なのではないだろうか。


(出版営業部 鷲見朝美)

■『ツァラトゥストラはこう言った』上・下 /ニーチェ著/岩波文庫
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□┓ 6.インフォメーション
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メルマガ KINEJUN Vol.042 (2011.11.04)
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

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