キネ旬メルマガ バックナンバー

下へ

キネ旬
メルマガ

Vol.044

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □┓  メルマガ KINEJUN Vol.044
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは、キネ旬メルマガ事務局 森岡です。

皆さまはそろそろ、今年の映画を振り返り、何が面白かったか、誰が良かったか、
などを考えているのではないでしょうか?

キネ旬ではアメリカのアカデミー賞よりも1年だけ歴史の長い、キネマ旬報ベスト
・テン、各賞を選出しています。毎年2月に文化、日本、外国映画のベスト・ワン
作品を上映し、各受賞者に集まっていただき授賞式を行っておりますが、小誌の
読者を中心に抽選を行い、ご招待しております。

その年一番の作品を観ることができ、日本を代表する映画人の授賞式を観ること
ができるなんて、考えてみればとてもすごい事だと思いませんか?

、、、などと、手前味噌で恐縮です。


上記の鑑賞会・授賞式には、小誌「キネマ旬報」の12月20日号と、1月5日号のど
ちらかをお買い求めいただくとご応募できます。

皆さまぜひ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓  目  次
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.『キネマ旬報12月下旬号』はあのテーマ曲とともに

2.『acteur アクチュール』 1月号、表紙・巻頭特集は生田斗真さん

3.エンタメ旬報――ジョブズと『ぴあ』

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』 

5.BOOK REVIEW ――『ウォッチメイカー』 ジェフリーディーヴァー著

6.インフォメーション

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 1.『キネマ旬報12月下旬号』はあのテーマ曲とともに
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■巻頭特集は、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」!

1996年に始まったトム・クルーズ主演の「M:i」シリーズも本作で4作目。毎回スケ
ールアップするアクションはもはやこのシリーズの醍醐味、今回の特集ではその点に
注目しました。

アクション映画に精通した人気作家の福井晴敏氏と、ハリウッドでも活躍し、その現
場事情を知るアルファスタント代表の小池達朗氏が実現、世界最高レベルの技術を駆
使した「M:i」シリーズのアクションについて、また、そこから窺い知ることので
きる近年のハリウッドのアクション映画の傾向などについて徹底解剖しています。

そのほか、トム・クルーズの成功の秘訣を探る記事や、ブラッド・バード監督のイン
タビューなども掲載、映画を見る前にも見た後にも楽しめる特集と自負しています。

(キネマ旬報編集部 天本伸一郎)


■2011年、あのドキュメンタリーを見たか

早いもので今年も残すところ1カ月、映画業界では各賞の話題が出る季節となりました。
かく言う小誌も例外ではなく、ベスト・テン投票の準備を着々と進めています。

そんななか、私が気になるのは、ドキュメンタリーというジャンルのこと。モキュメンタ
リーやドキュドラマなどいまや劇映画とドキュメンタリーの境界は曖昧ですが、それでも
映画賞の季節には思うのです、「なんだかドキュメンタリーが後回しにされていやしない
か」と。脚本賞や俳優賞など賞の性質上これは致し方なく、また他意のないことではある
のですが、2011年の映画を振り返るにあたり、ドキュメンタリーを除いてそれを語ること
はできません。

ということで、『キネマ旬報』12月下旬号では、今年のドキュメンタリー作品を考える特
集を組みました。見応えあるあの作品、この作品を振り返り、2011年という年においての
“ドキュメンタリー”を考察します。

(キネマ旬報編集部 島崎奈央)


■『キネマ旬報』12月下旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 2.『acteur アクチュール』 1月号、表紙・巻頭特集は生田斗真さん
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12月5日発売の『アクチュール』は、「源氏物語 千年の謎」で主演する
生田斗真の巻頭特集です。

生田斗真は、2010年のキネマ旬報ベスト・テンで新人男優賞を受賞し、新装刊とな
った小誌3月号に登場して以来ですが、今回は最新作の話から、NHKの『天才てれび
くん』や朝の連続小説『あぐり』に出演したときのことなどデビュー当時の話から、
映画デビューを果たすまでの話など、実に正直に語ってくれました。

「自分のことを格好いいと思うか」、そんな質問にも真摯に向き合ってくれています。
果たして生田斗真の出した答えは??

第二特集では、「2011を忘れない」というテーマで、伊勢谷友介、山本太郎、松江哲明
&前野健太らにインタビュー。3・11、そして2011年という年を忘れず、そして2012年、
彼ら表現者達はそれぞれどんな行動をしていくのか……。

何かのヒントになれば幸いです。


『アクチュール』編集部 川村夕祈子


『アクチュール』1月号の詳細はこちら
http://www.kinejun.com/acteur/tabid/72/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 3.エンタメ旬報――ジョブズと『ぴあ』   
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日逝去したアップルのスティーブ・ジョブズの伝記が、記録的なベストセラーにな
っていますが、「日本のジョブズ」と呼ぶべき人物がいるのをご存知でしょうか。
去る7月に休刊を迎えた雑誌『ぴあ』の創業者、矢内廣氏です。

『ぴあ』はアップル設立4年前の1972年、当時大学4年生だった矢内氏と仲間たちに
よって、アパートの一室で産声をあげました。出版社社員でも職業編集者でもない、
一切のコネも後ろ盾もない学生たちが、「自分たちが本当に欲しい情報が載っている
雑誌が欲しい」という一心で、お手本も何もないところから、まさしくゼロから作り
上げた雑誌です。

これは、大学を中退したジョブズとウォズニアック(アップル創設者のひとり)が、
「自分たちが本当に欲しいコンピュータを作るんだ」と決意し、IBMなど大手メーカー
の論理とは全く異なる理想論を貫いて、1984年に名機マッキントッシュを世に出したの
と似ています。

90年代、アップルは一時低迷するものの、iPod、iPhoneといった、コンピュータ分野
にとどまらない製品を次々開発して、見事に復活を遂げました。一方の『ぴあ』は創刊
後、幾多の苦難を乗り越えて、80年代には50万部雑誌に成長。雑誌事業にとどまらず、
数々のイベントを運営し、「チケットぴあ」でチケット流通に革命を起こし、自主映画
監督を支援して才能ある人材をあまた映画界に送り出しました。

そんな『ぴあ』の誕生から隆盛を克明に追った本が、間もなく発売されます
(私が編集を担当させていただきました)。

「キネ旬総研エンタメ叢書 『ぴあ』の時代」
掛尾良夫・著/キネマ旬報社・刊/12月中旬発売
http://bit.ly/sgzuAI

「終わった雑誌のはじまり」を見ることで、我々は逆説的に、ノスタルジーの危険な沼
から這い出すことができます。ぜひお手にとってみてください。

(出版編集部 稲田豊史)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』     
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『ぴあ』を大学4年生のときに創刊した矢内廣氏は、1969年に中央大学法学部に入学し、
映画研究会に入った。私も同じ年に大学に入学している。その頃は、当然だが携帯電話、
インターネット、ビデオレンタルはなかった。大学生の身近な娯楽に名画座での映画が
あった。だいたい、2本立て、300円程度だった。特に映画に関心のない普通の大学生で
も1~2ヶ月に1度くらいは映画を見ていたと思う。熱心なファンはイチローの年間安打数
くらいは見ていたし、名画座を巡っていればそれほど困難な数字ではなかった。

しかし、当時は情報入手が難しく、見たい映画がどこで何時から上映しているかを調べる
のに手間取った。新聞の上映案内やキネマ旬報の名画座情報くらいしかなかったが、網羅
されてなかった。映画の上映情報があれば便利と考えた矢内は、自分が必要なら他人も必
要ではと『ぴあ』を創刊した。矢内の狙いは的中し、『ぴあ』は70~80年代の若い世代の
あいだでは、とりあえず『ぴあ』は持っていないとはじまらないという状態となった。

矢内と同時代を歩んだ私は、大学生は映画を見るものだという先入観、あるいは固定概念
を持っていた。しかし、21世紀に入ってこの先入観は大きく崩れていった。今、劇場は、
シニア、夫婦50の割引を利用する元『ぴあ』世代ばかりが目に付き、若者の劇場離れが著
しい。映画業界をあげて抜本的な対策を立てないと中長期的には映画館産業は衰退する。

その『ぴあ』が今年7月に休刊となったが、その『ぴあ』と若者たちが映画館に詰掛けた
70~80年代を「『ぴあ』の時代」という本にまとめた。映画を見ることの楽しさが、この
本を通して若者たちに伝えられたらと思う。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 5.BOOK REVIEW ――『ウォッチメイカー』 ジェフリーディーヴァー著
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「このミステリーがすごい!」1位に輝いたこともある本作、ご存知の方もいらっしゃる
かと思います。

事故の影響で首の上と左手の薬指しか動かせず、車椅子生活を余儀なくされている主人公、
リンカーンライム。椅子に座ったまま、犯行現場に落ちている微細証拠を元に、現場に残
された手がかりを残らず壁に書き付け、犯人を徐々に追い詰めていくという物語。

実は本作はシリーズ7作目にあたり、1作目の「ボーン・コレクター」はデンゼル・ワシン
トン&アンジェリーナ・ジョリーで映画化もされています。

シリーズ史上、最も頭のキレる犯人ウォッチメイカーをジリジリ追い詰めていく内に、物
語は予期せぬ展開へと動き出していきます。

どこまでが計算なのか?
真の目的は何なのか?

何度も引っ繰り返されるストーリーは、おそらく皆さんの睡眠時間を削り取って行くこと
でしょう。そんな隙のない世界観に浸れる本作、是非お手に取ってみては如何でしょうか。


(出版営業部 坪井祐一)

■『ウォッチメイカー』/ジェフリーディーヴァー著/文藝春秋
http://p.tl/eHo6

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 6.インフォメーション
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●「ビデオ屋さん大賞」facebook 始めました!

日本中のビデオ屋さんが、2011年に発売されたDVD&ブルーレイの中から“イチバン観て
欲しい!”作品を選出する「第2回 ビデオ屋さん大賞」。3月下旬の大賞作品発表にむけて、
最新情報から舞台裏までリアルタイムの情報を発信していきます。
是非「いいね!」のクリックをお願いいたします!!

【「ビデオ屋さん大賞」 facebook】
http://p.tl/fufF

マスコットキャラクターは、あのリリー・フランキーさん作「プレイくん」。
とっても可愛いので、仲良くしてくださいね。


●西島秀俊 PHOTO BOOK 「MEMORIES OF VENICE」12月中旬発売!

水上バス、無数の運河にかかる橋、迷路のような道、通りゆく人々。
かつて地中海貿易で栄えた千年の都・ヴェネチアの美しい風景の中で切り取られた、
かつて見せたことのない素顔。
西島の書き下ろしエッセイも収録した、ファン待望の1冊、ついに発売。

http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-384-2/Default.aspx


●キネ旬オンラインショップで、試写会が当たる!
意外と知られていないオンラインショップのサービスに、プレゼントの応募があります。
ハガキなど出す手間もいりませんので、お気軽にご応募できますし、まだあまり知られ
ていないので、当選確率もぐっと高い!??
招待券、試写会、グッズなどございますので、まめにチェックしてみては?

ただ今、「パーフェクト・センス」の試写会を受付中!
12月8日締め切りです。もう間もなく!ぜひご利用ください。

http://www.kinejunshop.com/top/search/asp/list.asp?s_cate1=14


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~メルマガスタッフより~
『キネマ旬報』や映画に関するご意見・ご感想、映画業界・パッケージ業界に関する
疑問など……その他なんでもお待ちしております。

メールはこちらから→souken@kinejun.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ KINEJUN は、ご登録いただいた方、及び、お名刺をいただいた方に
お送りしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本メルマガは、キネマ旬報映画総合研究所とキネマ旬報社広報部が共同で発
行しております。キネマ旬報社は出版事業を通じて、90年間「活動写真」のころ
から映画を応援しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ KINEJUN Vol.044 (2011.12.05)
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

■個人情報について http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx

 ※掲載記事の無断転用、転載はお断り致します
バックナンバー 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40