キネ旬メルマガ バックナンバー

下へ

キネ旬
メルマガ

Vol.046

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓  メルマガ KINEJUN Vol.046
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは、キネ旬メルマガ事務局 森岡です。

2012年を迎え、1回目のメルマガをお送りします。
新しい年になり、また新たな気持ちで皆さまにお届けしてまいります。

さて、いよいよ今年、本オープンに向けて準備を進めております、あらゆる映画ファン
のために、鑑賞した映画を記録して楽しめる映画ライフログサービス、「KINENOTE」。
現在社内、映画検定合格者の皆さまなどに、β版を公開して実際に利用してもらい、随
時改善点など、意見を頂戴しております。

まだ百数十人のご利用ですが、それぞれの映画にどれだけの評価があるかが分かるランキ
ング機能のうち、最高評価の★5つを多くつけた映画の順位をここで発表したいと思いま
す!!

1位:七人の侍
2位:モテキ(同点)
2位:スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(同点)

上位3作品、全く違ったジャンルの映画ですが、どれも納得の結果!?
自分が観た映画の記録が、日々全体のランキングに反映されてとても面白いです。

本オープンは1月下旬予定!もう少々お待ちください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓  目  次
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.2012年最初の映画鑑賞は「J・エドガー」に決まり!

2.『acteur アクチュール』 3月号、表紙・巻頭特集は嵐の相葉雅紀さん

3.エンタメ旬報 東宝特撮映画の黄金時代

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』 

5.BOOK REVIEW ――『シアター』 有川浩 著

6.インフォメーション

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 1.2012年最初の映画鑑賞は「J・エドガー」に決まり!
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■『キネマ旬報』1月下旬号巻頭特集で知る、
エドガー・フーヴァーのこと、「J・エドガー」のこと

FBIを汎アメリカ的な巨大組織にまで拡大し、科学捜査の基礎を築いた伝説上の人物J・
エドガー・フーヴァー。

初の大西洋単独無着陸飛行を果たした国民的英雄リンドバーグ幼児誘拐殺害、“社会の敵
ナンバーワン”ジョン・デリンジャーの連続銀行強盗……。数々の難事件を解決してきた
この大立者の回想を導きとしてそのプライべートな部分に光を当てていくのが、クリン
ト・イーストウッド監督最新作「J・エドガー」だ。

強権的な母親に抑圧されまくり、女装癖を持ち、そして、生涯たったひとりの“男”と連
れ添った巨大権力者の孤独。

本特集ではプロダクションノートより「それぞれのアプローチ イーストウッド[監督]、
ディカプリオ[主演]」、アメリカ映画の伴走者である小林信彦と芝山幹郎のクロストーク
「反英雄の肖像」、アメリカ文化研究者の越智道雄によるエッセイ「ふたつの歪な精神 
フーヴァーとニクソン」、黒田邦雄によるクリティック「無垢なる演技者 レオナルド・
ディカプリオ」で、2012年の幕開けに相応しい傑作「J・エドガー」の魅力に多角的に迫
ります。

(『キネマ旬報』編集部 平嶋洋一)

■カラー・グラビアインタビューは、嵐の相葉雅紀さん
動物好きとしても知られる嵐の相葉雅紀さん。そんな彼がナビゲーターを務める動物ド
キュメンタリー映画「日本列島 いきものたちの物語」が、2月4日に公開されます。相
葉さんは声だけの出演ですが、ニホンザルを追う屋久島の撮影隊にも参加したそうで、そ
の経験が活かせたことなどについて熱く語っていただいています。今回は12月頭の台湾・
香港でのワールドプレミアから帰国後の間もない時期の取材だったため、海外の会見で嵐
のメンバーを動物にたとえた発言についての詳細なども伺っています。

また、相葉さんの明るく気さくで裏表のない感じは、テレビで見るイメージと変わらない
ものでした。アクション映画などにも出てみたいと語っていましたので、ぜひそのシャー
プなキレのある動きをスクリーンで見てみたいものです。

なお、同日には、2月4日発売の『アクチュール』の巻頭特集用の取材も行いましたので、
そちらでも別の表情やお話が楽しめると思います。ぜひあわせてお読みください。

(『キネマ旬報』編集部 天本伸一郎)


■『キネマ旬報』1月下旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 2.『acteur アクチュール』 3月号、表紙・巻頭特集は嵐の相葉雅紀さん
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次号の『アクチュール』は、おかげさまで新装刊から1周年を迎えます。

表紙・巻頭特集には、嵐の相葉雅紀が登場。ロングインタビューと共に、カラーグラビア
を掲載。乾いた冬空の下に佇む相葉雅紀を乞うご期待!!

また他には、「カクト」以来となる伊勢谷友介の最新監督作「セイジ-陸の魚-」から、
伊勢谷監督と森山未來、西島秀俊の鼎談を。人気連載「冒険者たち」では高岡蒼佑が登場、
凱旋公演する舞台「金閣寺」の話を中心に核心に迫るインタビューを敢行しました。第二
特集では、「脚本」を書く人に焦点を当て、専業の脚本家以外の方からも貴重な話を伺っ
ています。

発売は2月4日(土)、キネマ旬報2月下旬決算特別号と同日です!!

(『アクチュール編集部』川村夕祈子)


『アクチュール』の詳細はこちら
http://www.kinejun.com/acteur/tabid/72/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 3.エンタメ旬報 東宝特撮映画の黄金時代   
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1954年に公開された最初の「ゴジラ」を皮切りに、50年代後半から60年代にかけて東宝
の特撮映画は驚くべき進歩を遂げました。

初のカラー怪獣映画「空の大怪獣ラドン」(56)。
初のカラー・シネスコ特撮映画「地球防衛軍」(57)。
従来の日本映画になかった、宇宙を舞台にした「宇宙大戦争」(59)。
“地球を動かす”という空前のスケールの物語を展開した「妖星ゴラス」(62)。

また「海底軍艦」(63)の轟天号をはじめ、「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対
ガイラ」(66)のメーサー車、「怪獣総進撃」(68)のムーンライトSY-3号、「緯度0大
作戦」(69)のアルファ号など、60年代の東宝特撮メカはその後の日本のSF作品に多大
な影響を与えています。

東宝の特撮映画にとって、この10数年間は正に「黄金時代」と呼ぶにふさわしい時期であ
り、それを支えたのが円谷英二という天才の存在だったことは周知の事実ですが、円谷監
督が実際のセットやミニチュアをデザインしたり、制作していたわけではありません。

特撮画面に映るすべてのものを作っていたのは、通称「特美」と呼ばれた東宝の特殊技術
課特殊美術係のスタッフたちでした。そしてその「特美」を率いていたのが、知る人ぞ知
る伝説のデザイナー・井上泰幸氏なのです。

これまであまり表に出てこなかった「美術」が、特撮作品においていかに重要な役割を果
たしていたのか。それを解き明かす書籍『特撮映画美術監督 井上泰幸』がこのたび小社
より刊行されました。
http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-368-2/Default.aspx

特撮ファンのみならず、広く映画人・映画ファン全般に読んでほしい1冊です。

(出版編集部 西崎尚吾)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』     
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2011年の日本映画産業の興行成績は前年の2,207億円の約80%に落ち着きそうだ。
昨年が良すぎたこともあるが、80%なら1,766億円で、2000年の1,708億円のレベルになる。
しかし、そのときのスクリーン数は2,524で、現在は3,400くらいだから、映画館にとって
は非常事態だ。今年は震災という未曾有の事態に直面したことがマイナスの大きな要因に
挙げられているが、2012年の興行はそこから立ち直れるのか。

そこで、2011年の結果が一過性の事態なのか、トレンドの変化による下降時代のはじまり
かが議論となっている。私は映画興行の低迷が回復するには、映画業界が大きな意識の変
化で臨まなければならないと考えている。これから何年も続くであろう原発の影響、そし
て消費税のアップ、若い世代の就職難、迷走する政治状況が重苦しく国民の上にのしかか
っている。その重い現実を吹き飛ばす力が映画にあるのだろうか。安易な感動と涙ではそ
の重さを吹き飛ばすことはできない。

この重い現実を見つめ、明るく前向きに生きる勇気を与えてくれる企画が求められている
はずだ。企画の決定では、テレビ局がついているか、原作はどれくらい売れているのか、
誰が出るのかといったことが重要な判断基準になっているが、企画の本質的な部分が問わ
れるはずだ。ここを突き抜けていかなければ、2012年も厳しい状況を迎えるだろう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 5.BOOK REVIEW ――『シアター』有川浩 著
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

小劇団「シアターフラッグ」を舞台に、芝居にかける若者たちを描いたストーリーです。
作者は『図書館戦争シリーズ』『フリーター、家を買う。』『阪急電車』など、作品が
次々とアニメ化・テレビドラマ化・映画化されている有川浩さん。
「浩」なので男性だと思っている方も多いのですが、女性なのです。

もちろん有川ワールドに触れた方も多いとは思いますが、注目すべきは世間ではあまり
なじみのない小劇団のことをテーマにしていること。
「小劇場演劇」とか「舞台役者」とかいうと“食べていけない”とか“貧乏”とかをイメ
ージしがちだと思います。本作も負債額の300万円を返済するためにあれやこれや頑張
る若者の話ですが、必ずしも大変な話ばかりではありません。

解散の危機を目の前に、主宰の春川巧はしっかりものの兄・司に出資を願いでますが、
司が出資に対して出した条件は「2年以内に収益から300万円を返すように。できな
い場合は劇団を潰す」というもの。

人気はあるが金銭感覚のなかった劇団の仲間に、“鉄血宰相”と呼ばれる春川司が加わ
ることで、みるみる状況が変わっていきます。

実際にある小劇団をモチーフにしているのですが「どのような分野であれ、アマチュア
の段階から商業を意識しはじめた瞬間の集団に立ち会えるのは貴重な体験」と作者が言
うように、文章から思いが伝わってきます。
どんどん引きこまれてしまう文章力は圧巻です。本作の続編も最近刊行されました。
続編を含めて是非とも一度、読んでみてください。


(出版営業部 泉雅子)

■『シアター』/有川浩 著/アスキー・メディアワークス
http://p.tl/nIgT

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 6.インフォメーション
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


●類書なし!『団地団 ~ベランダから見渡す映画論~』1月下旬発売!

映画、マンガ、アニメなどに登場する団地について、団地団メンバーがそれぞれの立場から
深く考察しながら抱腹絶倒の大鼎談を繰り広げる、知恵熱必至の知的エンタテインメント。

http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-386-6/Default.aspx


●今年も出ます!『韓国テレビドラマコレクション2012』1月28日発売(予定)

圧倒的な情報量でご好評をいただいております、ファン必携『韓国テレビドラマコレクション』
は、今年は1月に発売です。

キネ旬オンラインショップで購入した方には「韓テレ・オリジナルグッズ」プレゼント!!

KINEJUN ONLINE SHOP http://p.tl/X7rR

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ PR
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●ムービープラスの『LOVE Movies』、チャップリンの名作「ライムライト」のコメントを
募集中!

日本最大級の映画専門チャンネル『ムービープラス』があなたの思い出の映画を募集中。
今回は特にチャップリンの往年の名作「ライムライト」にまつわる忘れられないエピソー
ドを募集しております。
皆さまぜひ、コメントをお寄せください!

★『LOVE Movies』特設ページ
http://www.movieplus.jp/memories/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~メルマガスタッフより~
『キネマ旬報』や映画に関するご意見・ご感想、映画業界・パッケージ業界に関する
疑問など……その他なんでもお待ちしております。

メールはこちらから→souken@kinejun.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ KINEJUN は、ご登録いただいた方、及び、お名刺をいただいた方に
お送りしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本メルマガは、キネマ旬報映画総合研究所とキネマ旬報社広報部が共同で発
行しております。キネマ旬報社は出版事業を通じて、90年間「活動写真」のころ
から映画を応援しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ KINEJUN Vol.046 (2012.01.05)
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

■個人情報について http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx

※掲載記事の無断転用、転載はお断り致します
バックナンバー 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40