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Vol.048

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.048
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こんにちは、キネ旬メルマガ事務局 森岡です。

2月4日(土)に、キネマ旬報ベスト・テンの表彰式を執り行いました。
おかげさまで、多数の映画ファンの方にお集まりいただき、盛り上がりをみせた表彰式
の模様は、テレビ、新聞、ネットなどでも取り上げられていたと思います。

温かく、華やかな式は、毎年スタッフとして参加させていただいておりますが、
とても貴重な体験です。普段会う機会のないキネ旬読者、映画ファン、受賞された監督、
スタッフ、そして俳優陣。多くの人に支えられていることを実感できるまたとない機会を
我々スタッフも充分に堪能しました。

今年もまた多くの映画の中から、選りすぐりの作品に出会えることを期待します!


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□┓  目  次
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1.『キネマ旬報』2月下旬決算特別号で、2011年映画界を大総括!

2.『acteur アクチュール』 3月号、表紙・巻頭特集は嵐の相葉雅紀さん

3.エンタメ旬報 細田守監督、3年ぶりの新作「おおかみこどもの雨と雪」

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』 

5.BOOK REVIEW ――『勝海舟と西郷隆盛』/松浦 玲 著

6.インフォメーション

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□┓ 1.『キネマ旬報』2月下旬決算特別号で、2011年映画界を大総括!
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■2月3日に発売となった『キネマ旬報』2月下旬決算特別号は、2011年の日本の映画界
を巡るすべてを一冊に凝縮した、毎年恒例、映画ファン必携の一冊です。

目玉となるのはもちろん、映画評論家や文化人の方々のべ121人の選者が、日本映画、
外国映画それぞれについて「ベストな10本」を投票、集計して発表する“2011年キネ
マ旬報ベスト・テン”。厳正な投票数のみで決定され、誰がどの作品に何点入れたの
かという結果発表まですべてが透明である本賞は、米アカデミー賞をも上回る今回で
第85回を数え、映画界および映画ファンの間でも高い信頼を得ています。

あわせて、監督賞や脚本賞、主演男女優をはじめとする個人賞受賞者の各インタビュー、
投票結果の詳細を掲載することはもちろん、読者が選ぶベスト・テンや読者賞の結果は、
本号誌上で初めて発表されます。

そのほか、興行界の動向や十大ニュースなど、映画界ネタを深く掘り下げてお届け。
映画ファンも、業界人も! これを読めば、2011年の映画界情報を網羅できること
請け合いです。

(『キネマ旬報』編集部 天本伸一郎)


■『キネマ旬報』2月下旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

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□┓ 2.『acteur アクチュール』 3月号、表紙・巻頭特集は嵐の相葉雅紀さん
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まず『アクチュール』3月号は2月4日発売とご案内しておりましたが、諸事情により
3日(金)の発売となりました。

さて、最新号では、相葉雅紀さんの巻頭グラビア、必見です。青空の下で風に吹かれる
相葉さん、ナレーションを務めた映画「日本列島 いきものたちの物語」で、わざわざ
撮影に立ち会ったことや嵐メンバーの話など、多岐にわたり様々なことを語ってくれま
した。

また、第2特集では、映画・演劇ファンならば、俳優だけでなく制作陣にも目を向けて
ほしい! との願いもこめ、注目の脚本家にお出まし願い、貴重なお話を伺いました。
映画、舞台を見る目が絶対に変るはずです! そしてそのほか、8年ぶりの監督作「セ
イジ-陸の魚-」の伊勢谷友介監督と、主演の西島秀俊さんに森山未來さんの鼎談に、
舞台「金閣寺」が凱旋公演中の高岡蒼甫さんなど今号も豪華な布陣です。さらに、「映
画 怪物くん」やドラマ「妖怪人間べム」でまさもっとも脚光を浴びている脚本家・
西田征史による新連載「人に会いたい」もスタート。どうぞお楽しみに!!


(『アクチュール編集部』川村夕祈子)


『アクチュール』の詳細はこちら
http://www.kinejun.com/acteur/tabid/72/Default.aspx

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□┓ 3.エンタメ旬報 細田守監督、3年ぶりの新作「おおかみこどもの雨と雪」   
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「サマーウォーズ」「時をかける少女」で知られる、細田守監督の、3年ぶりの新作とな
る劇場アニメ「おおかみこどもの雨と雪」が7月21日(配給:東宝)に公開となります。
監督・脚本・原作は細田守、そして前2作に続き、脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザ
イン・貞本義行というスタッフ陣。公式サイトにアップされた第1弾キービジュアルには、
「サマーウォーズ」のヒロイン・夏希を思わせる、黒髪×白いワンピースの女性・花の
姿が描かれており、わくわくせずにはいられない方も多いのではないでしょうか。

狼男と恋に落ちた女性・花と、子どもである半分狼・半分人間の“雨”と“雪”との13年
間を描いた「おおかみこどもの雨と雪」は、母と子の絆を描く物語となるようです。12月
に開催された記者懇親会で監督は、「生き生きと元気のある作品にしたい」と話していた
だけに、「サマーウォーズ」同様、ポジティブなエネルギー溢れる作品になりそうですね。

2012年には他にも、TV放映→映画化という流れを汲まない劇場アニメーション作品として、
「ももへの手紙」(4月21日公開/沖浦啓之監督「人狼 JIN-ROH」)、「GOTHICMADE -ゴ
ティックメード 花の詩女-」(春予定/永野護監督『ファイブスター物語』原作)、「虹
色ほたる~永遠の夏休み~」(5月19日公開/宇田鋼之介監督『ONE PIECE』シリーズディ
レクター)といった作品が控えています。

もちろん、TV放映→映画化作品も今年は大充実。アニメ映画が大きな盛り上がりを見せる
1年となりそうです。


(出版編集部 佐藤英恵)


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□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』     
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日本映画製作者連盟(映連)は毎年、年初に前年の映画概況を会見を開いて発表してい
るが、今年も1月26日にその発表会見が行われた。厳しいという予想通り、興行収入で
前年対比、82.1%の1811億9700万円、入場者数は同83.0%で1億4472万人だった。

公開本数も減少するかと予想していたら、邦画が33本増の441本、洋画が50本増の358本、
合計799本で前年より83本も増えた。邦画大手、ハリウッド・メジャー各社の公開本数は
前年とそれほど変化はないので、非大手の増加によるのだろう。

今や、シネコンではスクリーン数の倍くらいの数の映画を上映しており、ミニシアター
でもモーニング、レイトを加えた3階立て上映が常態化している。

最近は、何をもって公開とするかの基準も曖昧になってきている。キネマ旬報ベスト・
テンの対象作品になるには商業劇場での1週間以上の上映が条件だったが、それは昼に
4~5回上映が前提だった。モーニング、レイトの上映はどうなるのか。またほとんどの
映画館は興行組合に加盟しているが、その劇場では映倫審査作品以外は上映しないとい
うルールがあった。しかし、それも最近は曖昧になってきた。映像教育機関の卒業制作
作品や映画祭受賞作品なども有料興行されたりするようになった。

現在、映画のデジタル化が進められ、小規模劇場、配給会社は大きな影響を受けている。
しかし、数年後には、カメラ、上映機材もハイスペックで廉価なものが出回るのではな
いか。自治体のホールや学校の施設にDCI基準の映写機が入れば、クリエーターや野
心的な外国映画の配給会社は今よりも自由に制作と上映ができるようになるのではないか。
インディペンデントのクリエーターと話していると、厳しい話題が多いが、場が荒れる
ときこそ、チャンスがあるはずで、前向きに頑張ってもらいたいと思う。

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□┓ 5.BOOK REVIEW ――『勝海舟と西郷隆盛』/松浦 玲 著
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約40年ぶりに、東京の山手線に新駅が出来るというニュースが踊った。品川駅と田町駅
の間だという。その辺りついて歴史好きが思い浮かべるのは泉岳寺だろうか。
その泉岳寺からほど近い場所で、幕末の英雄、勝海舟と西郷隆盛が江戸城引渡しの会見
を行ったと言われている。

幕臣である勝海舟と、倒幕の志士西郷隆盛。本来敵同士であるはずのふたりだが、その
交友は深い。松浦玲・著『勝海舟と西郷隆盛』は西南戦争で斃れた西郷隆盛の名誉回復
のために、いかに勝海舟が尽力し、追悼したかを伝えるものである。

本書を読むにあたっては、この時代の背景に一定の知識を持って挑まれたほうがよい。
そうでなくては、次々と呈される史料の数々、そして非常に緻密な考証の展開に、思わ
ず面食らうことになるだろう。しかし、この時代や勝海舟、西郷隆盛に興味を持つ人間
にとって本書が提示するいくつもの事実は、時に新鮮で、時ににんまりとさせてくれる
ものばかり。実に心地よい気持ちにさせてくれる。ぜひ、かの時代へ歴史探訪をするつ
もりで手にとっていただきたい。

もう1点、いや2点紹介させていただきたい。勝海舟を描いた小説といえば子母沢寛の
『勝海舟』が代表的だが、その前日譚として、勝海舟の父、勝小吉を主人公にした小説
『父子鷹』がまたたまらない。江戸っ子ってぇのはこうありたい、と思わせる快男子の
物語。何度でも読み返したい傑作のひとつ。

(マーケティング部 栗原祥)

■『勝海舟と西郷隆盛』/松浦 玲 著/岩波新書
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□┓ 6.インフォメーション
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●2月16日発売! 全方位型お笑いマガジン
『全方位型お笑いマガジン コメ旬 COMEDY-JUNPO Vol.3』

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ご期待ください!!

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□┓PR:若手映画作家育成プロジェクト2011完成作品(短編映画)5作品一挙上映決定!
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6年目を迎えた本プロジェクトは、ワークショップを経て選ばれた5人が、35mmフィルムで
撮影、編集、仕上げという条件のもと、映画制作の現場に臨むのがポイント。
文化庁の人材育成事業の一環であるこのプロジェクトは、若手映画監督の発掘、育成を目的
として、プロの制作プロダクションのスタッフ、キャストの中へ、文字通り≪監督≫として
参加させる制作体制が興味深いところ。

今年度は初の試みとして、一般に向けての特別興行が決定!
2/25(土)より、1週間限定で劇場公開します。≪ユナイテッド・シネマ豊洲(1,000円均一)≫
新たな才能に出会える1週間。お見逃しなく!

詳細は、http://www.vipo-ndjc.jp まで。

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『キネマ旬報』や映画に関するご意見・ご感想、映画業界・パッケージ業界に関する
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メルマガ KINEJUN Vol.048 (2012.02.06)
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

■個人情報について http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx

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