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Vol.050

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.050
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こんにちは、キネ旬メルマガ事務局 森岡です。

これまでに自分が観た映画の中で、どんな役者、監督が一番多く登場したか知りたいと
思うことはありませんか?

キネ旬が今年の1月から始めたKINENOTEならそれが分かります。
http://www.kinenote.com

ちなみに私がこれまで登録した映画を集計した結果、一番多く私が観てきた役者は!?
……ケニー・ベイカー でした。

ん?一瞬誰か分かりませんでしたが、調べてみるとあの「スター・ウォーズ」のR2-D2です!
なるほど、確かにシリーズを全て登録していたので納得の結果です。

自分が登録した映画の本数が多ければ多いほど、KINENOTEの統計データは、自分の映画
鑑賞の実態を明らかにしてくれます。
掲載したレビューは、facebookや、Twitterにも投稿することがでるようになりました。

皆さまぜひ!

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□┓  目  次
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1.『キネマ旬報3月下旬号』巻頭特集は伝説のサーガ再び!

2.『アクチュール・ステージ Vol.3』3月2日発売!

3.エンタメ旬報――代官山 蔦屋書店に想う

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』 

5.BOOK REVIEW ――『共喰い』/田中慎弥 著

6.インフォメーション

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□┓ 1.『キネマ旬報3月下旬号』巻頭特集は伝説のサーガ再び!
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■1977年に全米公開され、世界中を熱狂させた「スター・ウォーズ」は来年製作35周年。
その間、20周年の97年にはオリジナル三部作の特別篇、99年からは前篇三部作がスター
ト、さらに2012年より「スター・ウォーズ」シリーズの3D化プロジェクトが始動と、
「スター・ウォーズ」はまだまだ進化、新たな伝説が作られようとしています。

その第1弾「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D」公開にあわせ、ジョ
ージ・ルーカスがその大半の人生を費やしたこの壮大な叙事詩について語ったインタ
ビューを過去のインタビューとあわせて収録。1万字の大ボリュームで、彼の映画人
生までも振り返っていきます。

さらに3D化にあたっての貴重なプロダクション・ノートも掲載。
「スター・ウォーズ」サーガは知って、参加してより楽しめる伝説のシリーズ。
ルーカス渾身の“驚異の3D映像”を劇場体験する前に、ぜひご一読を! 

(『キネマ旬報』編集部 岡崎優子)


■スコセッシの映画原体験を読み解く
半世紀以上も前の傑作「赤い靴」のデジタルリマスターを監修し、甦った「赤」の躍
動で映画ファンの心を高揚させたマーティン・スコセッシ監督。そんな彼の最新作
「ヒューゴの不思議な発明」で彼は、映画館の闇につつまれていた幸福な少年時代に
までさかのぼる。

スコセッシの映画にいつも、貼られていた数々の映画のインデックス。
記憶にとらわれた“ニュー・シネマ以降の作家”スコセッシ。
彼の秘密は、この新作でおもわぬにところにたどり着く。
驚異のライト&マジックとしての映画、その原体験へ。
宇田川幸洋と滝本誠の対談、
そして“スコセッシ主義者”サトウムツオのスコセッシ体験、
南波克行によるスコセッシ作家論。
「ヒューゴの不思議な発明」を読み解く決定版。
はじまりの映画へ向けて……。

(『キネマ旬報』編集部 明智惠子)

■『キネマ旬報』3月下旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

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□┓ 2.『アクチュール・ステージ Vol.3』3月2日発売!
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通常は映画や舞台で活躍する俳優が登場する『アクチュール』ですが、今回は舞台作品
とその俳優だけにスポットを当てた、好評の別冊ムック第3弾、『アクチュール・ステ
ージ Vol.3』が、3月2日に発売しました!

巻頭特集は、内野聖陽と田中圭が初共演を果たす、舞台「幻蝶」(3月12日より、シア
ター・クリエにて)について。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズでお馴染みの脚本家
・古沢良太の舞台初脚本。演出は、俳優で演出家の白井晃、という豪華な布陣です。

ほかには、ミュージカル界のプリンス・井上芳雄のロングインタビューに、地球ゴージ
ャスプロデュース公演「海盗セブン」から、三浦春馬&岸谷吾朗・寺脇康文、「ロミオ
&ジュリエット」で初舞台を踏む佐藤健など、話題作を中心に、俳優・演出家・舞台レ
ポート&レビューと、演劇一筋、盛りだくさんの内容でお届けします。

(『アクチュール編集部』川村夕祈子)

『アクチュール』の詳細はこちら
http://www.kinejun.com/acteur/tabid/72/Default.aspx

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□┓ 3.エンタメ旬報――代官山 蔦屋書店に想う   
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昨年12月、東京都渋谷区代官山に「蔦屋(つたや)書店」がオープンした。
http://bit.ly/vNZ3TE

キャッチコピーは「大人のための文化の牙城」。こだわり抜いた本、映像・音楽商品、
文房具などを極上のラグジュアリー空間で販売する、いわば「高級TSUTAYA」だ。

足を運んでみた。

行儀のいい、優等生的な、非の打ち所がない良質“カルチャア”が一切の隙なく並べら
れている。4、50代にとって居心地の良い、嫌味ないノスタルジックな品揃えもいいス
パイスに。品格と知性が表れた建物のデザインや内装の素材感、椅子の一脚、便器の質
感に至るまで、抜かりない。

でも、うまく言えないけど、何か悲しくなった。

この施設を普段使いできるのは、やっぱり選ばれた人たちだ。
乗り換え駅でもない都内の超一等地、東急東横線代官山駅が生活圏内の人。15分300円の
駐車場を気軽に利用できる都心住まいの家族。平日の早い時間にも来店できて、テナント
で入っているスターバックスの土日の席取りに目を血走らせなくてすむ「自由な職業」の
人。もしくは1フロアを占めるゴージャスなカフェで、フレッシュネーブルオレンジジュ
ース800円也に驚かない人。海外製ベビーカーを押して来られる徒歩圏内に住む、エグゼ
クティブな若いママたち。

鍵括弧付きの「文化度」が上がる人はますます限られてくる。「国道20号線」的「サウダ
ージ」的な「文化」との二極化は、もう止まらない。書店のガラスケース化、文房具の工
芸品化、パッケージ販売店の博物館化、なんて言葉も、いよいよ浮かんできた――。

(出版編集部 稲田豊史)

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□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』     
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夕張国際ファンタスティック映画祭は2月27日に終了した。私は第1回、2回以来、今年、実
に19年ぶりにこの映画祭に参加した。ジョン・ボイトがゲストで参加した20年前のいささか
バブリーな空気とは異なりながら、例年にないという今年の豪雪を溶かすような参加者の熱
気に圧倒された。特に、グランプリの石原貴洋監督「大阪外道」、審査員特別賞の鈴木太一
監督「くそガキの告白」をはじめ、オフシアター・コンペティションの出品者たちの映画に
向けた思いは、その作品から強く伝わってくる。

その2月27日、アカデミー賞授賞式の模様がWOWOWで放送されていた。華やかなセレモニーはエンタテインメントの最高の檜舞台とあらためて実感させてくれる。「アーティスト」で監督賞を受賞したミシェル・アザナヴィシウスのスピーチから、その喜びと映画に対する愛が
気持ちよく受け取れた。

しかし、私は思う。夕張の若い監督たちの映画に対する思いや愛は、オスカー受賞者たちと
変わらないか、それ以上だと。オフシアター全出品作の製作費を集めても、オスカー・ノミ
ネーション作品の1日の撮影費用にも満たないと思うが、映画の面白さは負けてはいない。

問題は彼らの才能、発想力を世界配給規模の作品に導くことだ。それは、映画界の責任だと
思う。夕張からロサンゼルスまでの距離は思うほど遠くはない。今年の夕張国際ファンタス
ティック映画祭は、それほど強い期待を抱かせてくれた。

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□┓ 5.BOOK REVIEW ――『共喰い』/田中慎弥 著
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「私がもらって当然」という記者会見での発言が話題となった田中慎弥さん。
その生き方もまた個性的。工業高校を卒業後、大学を受験するも不合格。その後アルバイト
も含め一切の職業経験をせず、ひたすら読書で日々を過ごした。20歳から小説を書き始めた
ものの30歳ごろまではいわゆるひきこもり。友達もいなかったそうだ。

あの不機嫌な記者会見と併せて、そんな経歴を知ってしまうと、純文学に無縁な私だが、
つい「共喰い」を手に取ってしまった。

昭和63年、海に面した川沿いの小さな町で過ごす高校生が主人公。共に暮らす父親と愛人、
別々に住む実の母、そして同じ町の女友達や娼婦。そんな中で物語は進んで行く。父親を否
定してきたはずの主人公が、父親と同じようにSEX中の暴力に快楽を覚え・・・
普段は主にミステリーしか読まない私には、ストーリーや文章表現がドスンとくる。特に情
景が匂ってきそうな文章表現は、普段使わない五感にきた。正直ストーリーは暗く、暴力と
SEXをキーに進んでいくので、嫌いな人も多いかもしれない。ただ、著者が人生の全てを
つぎ込んだ文章表現はとにかく凄い。普段「純文学」を読まない人、この機会にぜひ!

(広告営業部 平岡憲和)

■『共喰い』/田中慎弥 著/集英社
http://amzn.to/wCmwrw

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□┓ 6.インフォメーション
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●あらゆる角度から、アニメの「おもしろさ」と「つまらなさ」を解き明かし、
すべての疑問を解消します!3月下旬発売!

キネ旬総研エンタメ叢書 『「おもしろい」アニメと「つまらない」アニメの見分け方』

http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-392-7/Default.aspx

●映画業界で働きたい人、集まれ!

今年で13年目となる 「映画・映像業界就職セミナー2012・春」 を5月13日(日)に、
東京・虎ノ門にて開催します。映像業界を目指す方は必聴の講義ばかり!

http://www.kinejun.com/kri/tabid/176/Default.aspx?itemid=81

●韓流ツイッター始めました! マスコットキャラクターは“旬子ちゃん”!
https://twitter.com/#!/kinejun_hanryu

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「さよなら、さよなら、さよなら」の名フレーズでお茶の間に愛された映画の伝道師、
淀川長治さん。

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そんな淀川解説を、『熱き血潮篇』、『夢見る瞳に乾杯篇』、『明日への希望篇』、『真
理と感慨篇』とジャンル別に全4巻、全200タイトル収録。特典ディスクには「日曜洋画劇
場」のテーマ曲「So in Love」をはじめ、全日空ホテルでの仕事場風景や番組のメイキン
グ映像、70年代初期の映画情報番組「はーい!こんにちは」など秘蔵映像が満載。さらに、
全放送ラインアップや、全200映画の解説をまとめた特典冊子付き!映画ファン必見です!

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『キネマ旬報』や映画に関するご意見・ご感想、映画業界・パッケージ業界に関する
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メールはこちらから→souken@kinejun.com
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メルマガ KINEJUN Vol.050 (2012.03.05)
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

■個人情報について http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx
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