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Vol.051

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.051
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こんにちは、キネ旬メルマガ事務局 森岡です。

夕方、映画館で映画を観た後外に出るとまだ明るいことに、春を感じます。
外に出るともう真っ暗だった冬と今の季節の移ろいを、こんなことで感じるところは、
花粉症の鼻の調子から季節を感じるより、キネ旬の一人としてふさわしいなと思う今日
この頃。。

日が長くなるのに合わせたわけではありませんが、今回のメルマガは長くなっています。
内容盛り沢山でお楽しみください。

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□┓  目  次
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1.『キネマ旬報』4月上旬号巻頭特集は「僕達急行 A列車で行こう」

2.これからの「DVD」の話をしよう

3.コリアン・カフェ ~タバン☆タバン~

4.デジタルでいこう!『KINENOTEユーザの利用実態を発表!!』    

5.BOOK REVIEW ――『自分の感受性くらい』茨木のり子著

6.今年も!! 映画・映像業界就職セミナー2012・春 受付中!

7.「第2回 ビデオ屋さん大賞」はじまります!  

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□┓ 1.『キネマ旬報』4月上旬号巻頭特集は「僕達急行 A列車で行こう」
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■『キネマ旬報』4月上旬号巻頭特集は「僕達急行 A列車で行こう」

大変残念ながら森田芳光監督の最後の作品となってしまった「僕達急行 A列車で行こう」。
小誌では4号にわたって(1月下旬号、2月上旬号、3月上旬号、3月下旬号)同作品の
撮影の模様を詳細にレポートしてきましたが、3月24日公開の直前の号で大特集いたします。

出演者の松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨、ピエール瀧らが森田監督の演出を
語り、撮影時の森田芳光監督と、長年森田映画を支えてきた三沢和子プロデューサーによる
インタビューで、森田監督がこの映画にこめた“想い”を伝えます。

この特集を読んで、映画館で、唯一無二の森田コメディを楽しんでください。

また、キネマ旬報の森田監督の追悼号は、一冊まるまるの臨時増刊として、4月26日に発
売いたします。森田映画の関係者インタビューなどを中心に、現在、鋭意編集中。ご期待
ください。

(『キネマ旬報』編集部 前野裕一)

■あの受賞結果には納得できない!? 第84回アカデミー特集《後篇》

去る2月27日(日本時間)に発表された第84回アカデミー賞。ハリウッドのサイレント時代に
愛とオマージュを捧げたフランス映画「アーティスト」の席捲はまさに本国の下馬評通り。
一方、受賞セレモニー自体もハプニングなし、整然の極みで美しく……とはいえ、なんだか
チョット物足りない!? だってアカデミー賞は一年に一度の映画のお祭りなんですもの!
ということで、『キネマ旬報』4月上旬号では授賞式当日の模様を克明に再現、ハリウッ
ドのリアクションをビビッドにレポートするとともに、今回の授賞に対し言っておきたいあ
の事から、ちょっと気になるあの事まで、徹底的に語り尽くします。

(『キネマ旬報』編集部 島崎奈央)


■『キネマ旬報』4月上旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx


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□┓ 2.これからの「DVD」の話をしよう
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学生時代からの友人の話である。
彼女は大学で映像学科に在籍し、自らの作品も作っていたのだが、ある映像を観たこと
が人生の転機となった。

それは、『窓のしずくと動く赤ん坊』という、アメリカの映像作家、スタン・ブラッケ
ージのサイレント作品。
自らの妻の出産シーンを撮影した12分の短編に映されるのは、胎児が産まれ出る瞬間を
何ひとつ包み隠さず捉えた映像と、娘の誕生を喜ぶ作者自身の充たされた笑顔である。
一見生々しく、グロテスクでさえあるはずの画もたくさん出てくるのだが、なぜか美し
いと感じる。僕の友人は、この作品を観て、赤ちゃんが産まれるっていいな、と素直に
感動したそうだ。

それから7年。彼女は助産師になった。

映像には、何かの「始まり」になる力があると思う。
無論最初から“きっかけづくり”のために観る必要はないと思うけど、観た結果、何か
をしたくなったり、何かに気づいたり、あるいは人生が変わったり…。
そんな力があると思うのだ。

ところで昨日、日本中の販売店・レンタル店の方々の投票によって決まるビデオ屋さん
大賞の結果が発表された。

http://www.kinejun.com/Portals/0/videoya/
(↑結果はこちら)

大賞は『告白』。
ランキングには、ドラマ、アニメ、バラエティなど、映画以外にも様々な作品が揃う。
何かのきっかけになるかもしれないものが、ずらりと並んでいるのだ。

全国のお店での展開は3月26日から。店頭で見かけた際は、是非ご注目を。

(「月刊ビデオ・インサイダー・ジャパン」「月刊DVDナビゲーター」編集部 伊東真尚)


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□┓ 3.コリアン・カフェ ~タバン☆タバン~   
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先日、出張でソウルに行った際、滞在先のホテルのカーテンを開けると、目の前に広がっ
ていたのは景福宮という朝鮮時代の王宮の美しい眺め。オーシャンビューならぬ王宮ビュ
ーに、出張の疲れもしばし癒されました。

ソウルというと、ショッピングやエステ、グルメ旅行のイメージが強いですが、何を隠そ
う、歴史の街でもあります。1392年、朝鮮王朝の開祖・李成桂が遷都して以来、約500年
にわたって政治・経済・文化の中心地として栄えました。そのため、東京23区ほどの面積
のソウルには、5つの王宮を筆頭に、王陵や史跡、文化財を集めた博物館など、歴史名所が
いっぱい!しかも、焼失した景福宮の代わりに270年間正宮の役目を果たした昌徳宮、歴代
の王や王妃の位牌を祀った宗廟、そして王が眠る朝鮮王陵と、3ヵ所がユネスコの世界遺産
に登録されているほどです。

昨今の韓流ブームもあり、ソウル行きの飛行機は東京だけでも一日27便。2泊3日の週末旅
行はもちろん、1泊2日、さらに日帰り旅行も可能になりました。その際にぜひナビゲータ
ーとしてお勧めしたいのが、歴史名所を美しい写真やかわいいイラストで案内する『韓国
の歴史をめぐる旅 ソウル編』(藤田麗子・崔漢勝 編・著/小社刊)です。『宮廷女官 チ
ャングムの誓い』や『イ・サン』や『トンイ』など、人気の韓国時代劇ゆかりの地も紹介
しており、初心者にもわかりやすい内容となっています。書籍版のみならず、電子書籍
(Book Live!/Book Gate で好評発売中)にもなっているので、持ち運びも簡単!みなさん、
この本を片手に、朝鮮王朝の息吹を感じながら、おいしい韓国料理を堪能するソウルの春
旅はいかがですか?

(出版編集部 呉美智)

『韓国の歴史をめぐる旅 ソウル編』/藤田麗子・崔漢勝 編・著

http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-730-7/catid/8/Default.aspx

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□┓ 4.デジタルでいこう!『KINENOTEユーザの利用実態を発表!!』
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こんにちは!
今回もKINENOTE最新情報をお伝えします。

1/20オープンから約2ヶ月。
約2,000人もの会員方にサービスをご利用頂いております。

そこで今回はメルマガ読者の方だけに、
サイト上では見えないKINENOTEユーザの利用実態を、
数字で発表したいと思います!!

①総映画データ登録数 約63,000回 
⇒単純計算で一人当たり約30回登録されています。

②総レビュー登録数 約11,500回 
⇒全登録のうち約18%、レビューを書き込んでいます。

③総映画タイトル数 約14,000タイトル
⇒映画の全登録データが約50,000タイトルなので、
約36,000タイトル未登録のデータがあります。

かなりの映画好きな方がたくさんいらっしゃいまして、とても嬉しいです!
まだまだ登録されていない映画タイトルがたくさんあるので、
皆さん自分の観ていない映画をたくさん見つけてみてはいかがでしょうか?

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(デジタルメディア事業部 加嶋雄一)


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□┓ 5.BOOK REVIEW ――『自分の感受性くらい』茨木のり子著
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「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」

最終連をこう紡いだ詩句は、社会に囲われることで委縮する人間の感受性に対峙し、
諧謔を弄しながらも、凛とした鋭さを我々に突き付けてくる。
詩の生み手である茨木自身が出くわした戦争という時代のイデオロギーが、彼女に混乱や
懐疑を与え、この詩の境地に到達させたのだろう。
しかしながら戦争が茨木の中に生み落としたこの感覚は、決して今を生きる我々の人心と
乖離したものではなく、むしろ非常に普遍的なものであり、同時に彼女の言葉はあらゆる
時代の人間が体験する苦悩に対して、各々が在らんとすべき姿を告諭してくれているよう
ですらある。

この、時代時代の思潮とは関わりなく我々に訪れる「個人」と「人間全体を示さんとする
社会」との葛藤・対立は、実践上統制を余儀なくされる。なぜならば大多数の個人は、そ
の統制こそが、動物的本能と異なり我々を文化的に至らしめている圧力であるとの思考に
達するからである。それ故自己の感受性と社会のそれとが異なった場合、社会性という名
の下、我々は前者を破壊せざるを得なくなる。
『労働、ぼくらの幻影』(山本哲也著)の中でも示されているが、すなわち社会という不
可視な世界が「感受性の深みまで腕をのばしてくる」ことによって、不可避的に感受性は
「目のまえで音もたてずにいっせいに壊れてゆく」のである。

だがしかし、壊されかけ、不感に追い込まれようとする己の感受性に対して、茨木は冒頭
の詩を浴びせ、再起させんとする。茨木は生前、このような言葉を残している。
「個人の感性こそ生きる軸になるものだという思いが強まっていったように思います。」

己の感受性に忠実に生きること。己が感受し得た感触の中で、ただただ自由に生きること。
あらゆる権威が無情に変化し続ける社会において、自身の感受性を守ることで精神を鍛え、
生を全うすることこそが、異なる感受性を持ちえた一人一人の人間が「生きる」意味なの
ではないだろうか。

(マーケティング部 鷲見朝美)

『自分の感受性くらい』/茨木のり子 著/花神社
http://amzn.to/y0z3xu

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□┓ 6.今年も!! 映画・映像業界就職セミナー2012・春 受付中!
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今年13年目となる本セミナー。これまでに受講くださった多くの方が、現在、映像業界の
第一線で働いています。映像系会社の人事部による対談、若手先輩社員による座談会、映
画製作・宣伝の講義など、映像業界の仕組みを体系的に理解し、就活を勝ち抜くコツが満
載の1日セミナーです。
多くの方のご参加をお待ちしております!

●参加対象
【まだまだ間に合う!】どうしても映像に携わる仕事に就きたい新4年生の方
【スタートダッシュで差をつけよう!】これから映像業界を目指す新3年生の方

日時:2012年5月13日(日)
・セミナー/10:00~16:30 ・懇親会/17:00~19:00
場所:発明会館ホール:東京都港区虎ノ門2-9-14
料金:セミナーのみ/8,400円(税込) セミナー+懇親会/13,650円 (税込)
定員:セミナー:260名 懇親会:80名 ※定員になり次第締め切りとさせていただきます

●講義内容: 
①映像業界“最新事情”講座
②就活を成功に導くコツ!人事部が語る採用のポイント
③新卒入社の先輩社員が語る、面接通過術と仕事内容【座談会】
④「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の宣伝プロデューサーが語る
“映画宣伝の仕事” (仮題)
⑤映画プロデューサーが語る製作現場の魅力 (仮題)

※講師・講義内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。

詳細は随時アップしますので、こちらをチェックしてください!
http://www.kinejun.com/kri/work/seminar/tabid/183/Default.aspx


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□┓ 7.「第2回 ビデオ屋さん大賞」はじまります!
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日本中のレンタル&セル店で働く映像の“目利き”たちが、お客さんに本当にオススメ
したい作品を決める“ベスト・オブ・ビデオ”決定選こと、「ビデオ屋さん大賞」。

「第2回」を迎える今年も、2011年にリリースされた全ジャンルの映像作品約4万タイト
ルの中から、“絶対にマチガイナイ100本”が決定!
3.26から、全国のビデオ屋さんでコーナーが展開されるので、本結果を借りて&買って
楽しんでね!

≪「ビデオ屋さん大賞」はココ↓からもチェック!≫
【公式HP】http://www.kinejun.com/Portals/0/videoya
【Facebook】http://www.facebook.com/videoyasan
【Twitter】http://twitter.com/videoyasan2012
【KINENOTE】http://www.kinenote.com

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メルマガ KINEJUN Vol.051 (2012.03.21)
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局http://www.kinejun.com/ 

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