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Vol.057

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.057
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キネ旬メルマガ事務局の森岡です。

映画検定を今年も行います。
映画についてより深く知ることで、より映画を楽しむことができます。映画ファンを開
拓し、映画業界全体を盛り上げていくことが目的の検定です。

問題の難易度に応じて1級から4級まであり、これまでに7回行い、延べ2万人以上の方
に受験していただいておりますが、最難関の1級合格者は全国にわずか300人ほどという、
狭き門です。
1級に合格すれば自他ともに認めるシネフィル(映画通)と言えるでしょう。

ちなみに、『KINENOTE』のユーザーで各級の検定合格者の方にはアイコンが表示されて
いますので、その方たちのレビューを読んでみることで映画鑑賞の参考にすることができ
ますよ。

第8回映画検定は9月30日(日)に行われます。
http://www.kinejun.com/eigakentei/about/news/tabid/240/Default.aspx?ItemId=214

それではメルマガをどうぞお楽しみください。

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□┓  目  次 
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1.『キネマ旬報』7月上旬号は――「ヘルタースケルター」を徹底検証

2.これからの「DVD」の話をしよう

3.コリアン・カフェ ~タバン☆タバン~

4.デジタルでいこう!-KINENOTE 会員5,000人になりました!-    

5.MOVIE REVIEW ――「メン・イン・ブラック3」他  

6.インフォメーション

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□┓ 1.『キネマ旬報』7月上旬号は――「ヘルタースケルター」を徹底検証
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●7月上旬号は「ヘルタースケルター」を徹底検証

80~90年代を代表する漫画家・岡崎京子の傑作を
「さくらん」の監督・蜷川実花が沢尻エリカを主演に迎え
映画化した「ヘルタースケルター」。
岡崎京子初の映画化作品、5年ぶりとなる沢尻エリカの復帰作
(しかもヌードを披露、体当たりの濡れ場シーンにも挑戦!)として注目を集めるも、
沢尻はその後もりりこの呪縛から抜けられず、女優活動を休業中だ。
本誌では、そんな人々の欲望処理装置として
消費されていく「りりこ」を演じきった沢尻のカラーグラビアをはじめ、
彼女と共に岡崎世界に向き合い闘った蜷川実花監督のロングインタビュー、
岡崎京子の友人でもある漫画家・桜沢エリカのインタビュー、
アイドル評論家・中森明夫の沢尻エリカ論、
デビュー前の沢尻と岡崎京子を知る評論家・作家の大塚英志、
精神科医の春日武彦による作品論を掲載。
豪華執筆陣を迎え、あまりにもリアルすぎるおんなの欲望を描いた本作を検証して
いきます。

(『キネマ旬報』編集部 岡崎優子)

●第2特集『映画は女優に恋をする』

リリアン・ギッシュの可憐さに魅せられ
グリフィスが反射的にカメラで迫る。
そしてクローズアップが生まれた。
そんな伝説があります。
女性を美しく撮るという原初的な欲望が
映画史には流れているのです。

ロッセリーニがバーグマンを、
ジョン・フォードがモーリン・オハラを
ヒッチコックがブロンド美女を
ゴダールがカリーナを見る。

女優に注がれた映画作家のそれぞれの視線を、
宇田川幸洋さん、野崎歓さん、小鷹信光さん、
伊藤俊治さん、筒井武文さんが
綴ります。

そして天才アラーキーこと荒木経惟さんが
「女性の中のフィクション」「エロスとタナトス」……
おんなを見る写真術を語る!

さらに
孤高の作家フィリップ・ガレルの
ひたすらただ愛に寄り添いつづけてきた
映画人生を、佐藤久理子さんが辿る。
新作「愛の残像」「灼熱の肌」に、
堀江敏幸さんが“ある愛のかたち”を見る。

映画と女優、つまりは愛を想う特集です。


(『キネマ旬報』編集部 平嶋洋一)


■『キネマ旬報』7月上旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx


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□┓ 2.これからの「DVD」の話をしよう
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「それなぁに??」

4歳の息子が、私の胸を指して言った。そこにはババーン!とオーディオカセットテープ
の絵が描いてあった。高級ブランド「ヘネス・アンド・マウリッツ」のイカしたTシャツ
である(ええ、H&Mです。1200円くらいです)。2008年生まれの息子は、ビデオを含めて、
カセットテープを見たことがない。「なるほどそうかぁ…」と感慨深く思いながら、
「これはね、カセットテープといってね」と説明を始めると、息子は聞く耳を持たず、遊
び道具として渡していたiPadをいつものようにタップし、スワイプし、フリックし、ピン
チアウトし、ピンチインしていた。

「訊いといてそれかい!」

よくあるジェネレーションギャップの域を出ない話かもしれないが、私には何か、この10
秒間に繰り広げられた風景が、エラく迫力ある事件性を孕んだもののように思えた。ここ
にはもう、全く違う脳みそを持った人間が生まれつつあるのだ、というような。

しかし冷静に考えてみれば、テクノロジーの新旧など関係なく、子供ってどんなものにで
もサクサク対応するよね、というレベルの話なのだろう。現に息子は、以下4種類の映像再
生視聴を、まったく分け隔てなく好き好んで行っている。

① 家のDVD棚を物色し、「きょうはこれがみたいな!」と言って「スイスイ!フィジー!」のパッケージをワクワクしながら持ってくる。

② DVDショップのキッズコーナーで、「うわー!いっぱいあるねぇ!」とワクワクしながら、「きかんしゃトーマス」シリーズのジャケを1枚1枚チェックしていく。

③ ハードディスクレコーダーのリモコンを握り締め、「アニメ」フォルダを選び、「ポケモンにしようかなぁ、トランスフォーマープライムにしようかなぁ…」とワクワクしながら考える。

④ iPadでYouTubeを開き、「しまじろう」絡みの関連動画をワクワクしながらタップ&スワイプで見漁っていく。

①~④のいずれも、彼が感じている「ワクワク感」は何ら変わらないように見える。しかし、それぞれの所作やスピード感を眺めると、見た目の可愛らしさや情緒的な安心感は、間違いなく ① ②>③>④だ。
「だから① ②の方がいいんです!」などと言い切ってしまったら、ノスタルジーに憑かれた妄言と堕してしまうのだが、それを百も承知で、やっぱりそこには何か大事なことが含まれている気がするんだよなぁ…。

と、ボンヤリ感極まりない「4歳児の映像視聴状況レポート(サンプル数:1)」というボールを、読者の皆さんに向けて放り投げたい。

(『月刊ビデオ・インサイダー・ジャパン』『月刊DVDナビゲーター』編集長 林健太郎 )
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□┓ 3.コリアン・カフェ ~タバン☆タバン~   
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『KOREA  STAGE』発売、華麗なステージ作品と、スター製造の街ソウルを紹介

韓国ドラマが面白い理由は、第1には喜怒哀楽がはっきりしていてワクワクやハラハラの
刺激が強いから。そして、第2には、年間100本以上製作され、自然淘汰があること。第3
には俳優を目指して修錬する人口の多さがあげられる。

俳優資源が豊富であることを裏付ける証拠がある。 約150もの劇場がひしめく“アジアのブ
ロードウェイ”こと、大学路(テハンノ)という街だ。1981年に国が文芸会館(現・アルコ
芸術劇場)をオープンさせて以来、周辺に劇場が建ち始め、2004年に文化地区に指定されるとその数は急増した。面積はブロードウェイの半分だが、2011年には年間320万人の観客数を誇る。

この街は映画やドラマ界にも多くのスターを提供してきた。劇団演友出身のソン・ガンホや、劇団漢陽レパートリー出身のソル・ギョングは言わずもがな。「太白山脈」や『成均館☆スキャンダル』のキム・ガプスなどは、今でも大学路の舞台に立ち続けている。

大学路では、演劇のみならず、ミュージカルも盛んだ。300人ほどの小さな劇場からあり、
「キム・ジョンウク探し」は公演6年目で売上高100億ウォンという大ヒットだ。ソウル市内には他にも約20ほど、ミュージカルが上演される大劇場がある。2010年、JYJのキム・ジュンスのミュージカル進出を機に海外から観客が押し寄せている。

韓国ステージ界の盛況ぶりをスター写真満載で紹介する雑誌を6月末に発行するので、
続きはそちらで。

『KOREA  STAGE』6月30日発売 定価1,470円(税込)
http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-753-6/Default.aspx


(出版編集部 松本志代里)  


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□┓ 4.デジタルでいこう!-KINENOTE 会員5,000人になりました!-  
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1週間前に会員が5,000人になりました!皆さんありがとうございます。
また、今月からプレミアムグッズが当たるキャンペーンをどんどん実施していく予定です。

◇園子温監督3作品DVDリリース記念キャンペーン実施中!
http://www.kinenote.com/main/member/recommend/recommend10.aspx

「恋の罪」、「ヒミズ」、「愛のむきだし」の3作品に、“観たい!に追加”ボタンを押す
と、サイン入りグッズやブルーレイが当たりますので、是非ご応募ください。

□近々改修予定の項目
・SNS(Facebook、Twitter)、Evernoteとの連携UP!
・鑑賞日順で記録を閲覧可能に
・iPhoneアプリのUI向上
・映画データをもっと詳しく(原題や賞歴など)
・鑑賞場所の登録を可能に
・評点をなしで登録が可能に

今後もKINENOTEの成長にご期待ください。

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★映画ライフログ「KINENOTE」オープンしました!
http://www.kinenote.com/

★KiNEJUN+(SNSページ)
twitter⇒http://twitter.com/#!/kinemado
facebook⇒http://www.facebook.com/kinejunplus

★お問い合わせ先 digibu@kinejun.com

(デジタルメディア事業部 加嶋雄一)


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□┓  5.MOVIE REVIEW ――「メン・イン・ブラック3」他
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「MIB3」の見どころは異星人云々より、主人公のタイムスリップだ。もはや自分でない何
者かのふりをしているのは異星人だけではない。秘密組織MIBのエージェントWがエイリアンの目をくらますための仮の姿がA・ウォーホル。「キャンベル・スープ」はアートに何の思い入れもないWが苦しまぎれに制作したものだ。実在の人物たちが、秘密組織の人間あるいはエイリアンとして再提示されるのは面白い。

同様にタイムスリップした主人公が過去の人物と交流する「ミッドナイト・イン・パリ」の
面白さは、「MIB3」からややズレる。それは、現代の有名俳優陣が19世紀末あるいは1920年代に実在した著名文化人を演じるという点にある。エイドリアン・ブロディ扮するS・ダリには興奮した。

登場人物が時空を越える作品が目立つのは何故か。映画では、登場人物の意識を超越した時
空の行き来など容易い。ここで、上記2作品の時空旅行先が揃って、よくも悪くも非常にパ
ワフルな時代と空間であることは注目に値する。人類が月面着陸に成功した、ラヴ&ピース
な60年代のNY。19世紀末―ベル・エポック(よき時代)―と20年代―レ・ザネ・フォル(狂乱の時代)―のパリ。停滞感のある現在から目をそらすための、ハリウッド流の懐古趣味か。

とすれば、古の超繁栄国家ローマの人を現代日本へ連れて来てしまう「テルマエ・ロマエ」
の存在に非常にプラスの意味が見いだせるように思うが、安易すぎるだろうか。

(マーケティング部 川口 美里)


「メン・イン・ブラック3」
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=49526
「ミッドナイト・イン・パリ」
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=49529
「テルマエ・ロマエ」
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=49399


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□┓ 6.インフォメーション
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●あの伝説のドラマの全セリフを完全掲載!

『美男<イケメン>ですね 公式コンプリートブック ドラマの全セリフで学ぶ韓国語 1』

センセーションを巻き起こした韓国ドラマ『美男<イケメン>ですね』。
あの伝説のドラマの全セリフを完全掲載した「公式コンプリートブック」が全2巻で登場!
1巻・・7月上旬/2巻・・8月下旬 発売予定

http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-398-9/Default.aspx

●2012年夏公開のアニメ映画をたっぷり紹介!

『キネマ旬報臨時増刊 ANIME KINEJUN vol.02 No.1616』

「ANIME KINEJUN」は、話題の“アニメ映画”を中心に、その魅力をあますところ無く掘り
下げていくアニメ専門誌です。
vol.02では2012年夏公開の話題作をピックアップ。 
美しいグラビアと充実の読みもので作品の魅力を徹底紹介します!

【巻頭特集】
・細田守監督最新作『おおかみこどもの雨と雪』 他

7月10日発売予定
http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/kinema_No1616/Default.aspx


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メルマガ KINEJUN Vol.057 (2012.06.20) 
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

■個人情報について http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx

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