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Vol.058

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.058
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こんにちは、キネ旬メルマガ事務局 森岡です。

いよいよ暑くなってまいりました。7月に入り夏休み映画などラインナップが出そろい、
徐々に盛り上がりを感じます。
観たい映画がたくさんありますが、キネ旬で予習、KINENOTEで観た感想などを書いてい
こうと思っています。
皆さまも弊社のメディアを駆使して、映画生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?

それではメルマガをお楽しみください。

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□┓  目  次 
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1.『キネマ旬報』7月下旬号は山下敦弘監督の新作「苦役列車」推し! 

2.アクチュール7月号は、森山未來さんの巻頭特集です

3.エンタメ旬報――2種類の人間

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』 

5.MOVIE REVIEW ――「ひゃくはち」

6.インフォメーション

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□┓ 1.『キネマ旬報』7月下旬号は山下敦弘監督の新作「苦役列車」推し! 
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■川本三郎さんの自伝を映画化した「マイ・バック・ページ」(11)から一転、山下敦
弘監督が今回挑んだのは、第144回芥川賞受賞作でした。破天荒な受賞会見がいまも印象
に残る西村賢太氏の私小説をもとに脚本のいまおかしんじ風味溢れる山下ワールドを炸
裂させています。
特筆すべきは、小説と映画のアプローチ、世界観の差異。同号巻頭特集では、山下監督
×いまおかしんじ氏(脚本)の対談、原作者・西村賢太のロングインタビューを掲載。
気負いなき山下&いまおかコンビの佇まい、忌憚なき西村氏の発言から、両者の対照性
に迫ります。
もちろん、主演・森山未來さんの饒舌が堪能できる巻頭グラビア『FACE』もお読み
逃しなく!

(『キネマ旬報』編集部 島崎奈央)

■第2特集『新藤兼人と映画の百年』
「安城家の舞踏會」「お嬢さん乾杯」「しとやかな獣」「斬る」
「清作の妻」「けんかえれじい」……
映画史に残る傑作を書いた。
「愛妻物語」「原爆の子」「第五福竜丸」「裸の島」
「ある映画監督の生涯-溝口健二の記録」「午後の遺言状」……
師匠を妻を仲間を、戦争を原爆を撮った。

孫の新藤風が、祖父との日々を回想する。
映画評論家・佐藤忠男が、その映画に農民文化を見る。
晩年の新藤映画を支えた柄本明が、映画史の連続を語る。
映画監督の池広一夫がその矜持と寛容を、
脚本家の白坂依志夫が優しさと厳しさを綴る。

そして
生前の新藤兼人自身が遺した、先人への惜別のことば。
それをあらためて記録する。

「新藤がこんな映画を撮っていたことを、
時々は思い出してください」
新藤兼人はそう話していた。
自分の映画が記憶されることを願っていた。
映画人・新藤兼人。その偉大を忘れない。

(『キネマ旬報』編集部 平嶋洋一)

『キネマ旬報』の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

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□┓ 2.アクチュール7月号は、森山未來さんの巻頭特集です
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主演映画「モテキ」(10)の撮影直後に、まもなく公開される映画「苦役列車」(12)
の主人公にして難役、北町貫多へのオファーが届いたという森山未來。
出演に際して、「かなり悩んだ」という森山の心を動かしたものは? 
そして、いかにして難役を演じきったのか?

現在発売中の『acteur(アクチュール)』7月号では、そんな森山未來のグラビアと
ロングインタビューを掲載。
さらに、大根仁が上演台本と脚本を担当する、舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリ
ーインチ」についてのお話も伺いました。

第2特集では、多くの人を惹きつけてやまない芸人・又吉直樹(ピース)の奇妙な魅
力とその世界観を探りました。
彼が過去の自分自身に宛てて書いたメール「前略」は必読!!!

他にも、福士誠治、吉沢悠、筧利夫、妻夫木聡、香取慎吾、檀れい、三宅裕司、渡部
篤郎、田中要次、満島真之介など、今注目の個性派から若手俳優までが登場。

どうぞお楽しみに!

(『アクチュール』編集部 下森宏益)

『アクチュール』の詳細はこちら
http://www.kinejun.com/acteur/tabid/72/Default.aspx

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□┓ 3.エンタメ旬報――2種類の人間
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みなさん、本屋に行ってますか? いえいえ、答えは分かってますよ。「Amazonで全部済
ます」「ブックオフなら行ってる」「読みたい本は図書館で予約して借りる」「必要な情
報はネットで取れるから本というものを買わなくなった」「そもそも面白い本がない」。
結果どうなってるか。出版業界全体の業績不振、書店数の減少、中小書店の経営難、仕入
れ部数の絞込み(取次)、刷り部数の絞込み(出版社)……。もうね、ここまで10秒で書
けます。出版社の人間はいつもこんなこと(ばっかり)考えているのです。

じゃあ逆に聞きますよ。どんな本屋だったら行きますか? 難しいですね。大ブレイク
したiPhoneが発売される前に「どんな携帯電話だったら欲しいですか」とアンケートを
とったところで、iPhoneのデザインとスペックが回答されるわけがないのと同じで。

でも「こんな本屋は行かない」なら、もうちょっと出てきませんか?「いつ行っても
店頭に変化がない」「通り一遍のベストセラーしか置いてない」「注文しても届くのが
遅い」など。なんでこんなことが起こるのでしょうか。はい、それらを解消するために
かけるべきコストを、みんながけちっているからです。もちろん本屋さんだけの責任で
はありません。出版社にもおおいに責任があります。本が売れないから→コストをカッ
トすると→本屋が魅力的じゃなくなる→そしてもっと人が来ない→人が来ないから本が
売れない(以下繰り返し)。

その悪循環を「しょうがない」と言って目をつぶる人と、「しょうがなくない」と言
って食い下がる人と、出版業界には2種類の人間がいます。今回言いたいのはそこだけで
した。「1種類ではなく、2種類いる」のです。


(出版編集部・稲田豊史)

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□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』     
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昨年から土曜日、ある用事で定期的に新宿の近くに出向くことになった。その帰り、ほぼ
毎回、ピカデリーかバルト9に立ち寄る。ところが、見たい映画を見ることは、まず出来
ない。つまり、いつも満席だからだ。ネットで予約すればいいのだが、用事が終わる予定
が立たない。しかし、無駄足になっても、あまり残念な気持ちにならない。業界人の端く
れとして、映画館が満員になっている光景を見るのは気持ちがいい。そして、映画ファン
の傾向もよくわかる。

日本でいちばん人出の多い街のひとつである新宿の土曜日、午後なら当然かもしれないが、
映画館は人で溢れかえっている。映画は多くの人たちと一緒に見て、感動を共有すること
で楽しさが増す。その楽しさを知る人たちが繰り返し映画館にやってくる。結果として、
映画館は多くリピーターである映画ファンによって成立している。

一方、映画館に行かない人は、何年もまったく行かない。映画館関係者に聞けば、特に若
い世代の映画館離れが進んでいるという。映画業界にとっては悩ましい問題である。それ
には、感動を共有する楽しさを伝えることが重要だ。

今、文化庁や経済産業省では映画産業に対する様々な助成を行っている。その多くは若い
クリエーターの人材育成などだ。しかし、同時に子供たちに映画の楽しさを伝える地道な
支援も重要だと思う。まずは、満員の映画館で多くの人たちのあいだで映画を見ることを
体験させたらどうだろうか。

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□┓  5.MOVIE REVIEW ――「ひゃくはち」
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映画と同じくらい高校野球が好きな私にとって、7月は一年で一番興奮する月だ。
甲子園大会より熱い、高校野球の県予選。

「甲子園」という夢を叶えるために、約二年と数カ月の辛い日々を過ごす球児達。新聞やテ
レビでは夢、儚さ、努力、そんな美しさが多く語られる高校野球だが、そんな綺麗ことだけ
であるはずが無い。
「生」の球児達をモデルにしたのが、今回ご紹介する「ひゃくはち」。

某名門校をモデルとしたと言われる「京浜高校」を舞台に繰り広げられる部員たちの日々の
ドラマは、経験した人は大きく頷き、経験していない人はその意外さにビックリすることだろう。
タバコにお酒、女の子。そう、彼らは甲子園を目指しつつ、普通の高校生も目指している。
甲子園と同じくらい普通の高校生の生活を夢見ているのだ。
(注・普通の高校生がタバコを吸い、酒を飲むという訳ではないですが。)
球児達は、そんな普通の生活を夢見ながら、苦しい練習や先輩の体罰に耐え続け、望むはず
もない親友とのポジション争い、そして最後はベンチ入りメンバーに選ばれるか選ばれない
かで、天国と地獄を味わうのだ。家族、友人、恋人の「期待」を背中に受けながら。
地獄を味わった球児は、最後の夏に、グラウンドで戦う仲間を心の底から応援できるのだろ
うか……?

そんな「生」の球児、高校生のドラマをぜひ一見してみてはいかがでしょうか?

出演は、竹内力さんや光石研さん、桐谷健太さんをはじめ、まだまだ初々しい中村蒼さん、
高良健吾さん、斎藤嘉樹さんなど若手俳優の体当たり演技にも注目です。

硬式ボールの縫い目の数と、人間の煩悩の数からタイトルとされた「ひゃくはち」。
「生」の球児達同様に、最後は爽やかな風が吹き抜けます。

(広告営業部 榊原憲太郎)

■「ひゃくはち」
KINENOTEページ:http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=39283

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□┓ 6.インフォメーション
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■2011年、大ヒットを記録した韓国ドラマ『王女の男』。その日本版小説が早くも登場!
『王女の男 上』

日本版小説は、アジアの歴史に精通した小説家の金重明が日本の読者向けに歴史背景を加筆。
壮大な歴史絵巻でありながら、運命の波濤にあらがう人々の心情を細やかにうつしだした。
朝鮮王朝版「ロミオとジュリエット」!

http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-402-3/Default.aspx


■お笑いマガジン「コメ旬」のブログがリニューアル!「コメ旬.com」オープン

本日6月4日、「全方位型お笑いマガジン コメ旬(こめじゅん)」のブログ「編集部活動記録」は「コメ旬.com」としてリニューアルし、下記に引っ越ししました。

『全方位型お笑いブログ コメ旬.com』
http://comejun.com/

独自ドメインを取得して独立し装いも新たに生まれ変わった「コメ旬.com」を
引き続きよろしくお願いします!

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□┓ PR:“あなたの映画愛どれだけですか?”
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キネ旬の主催する映画検定が全面協力、スカパー!映画部がこの夏、映画を愛する全ての人
に捧げる、映画クイズバトル・プロジェクト!

『スカパー!映画部 全国統一・映画クイズ選手権』

7/14(土)からスタート!
どなたでも参加無料 優勝者には豪華賞品!あなたは何点取れるかな?

詳細・参加の応募はWebで
「スカパー! 映画部」で検索。
http://www.skyperfectv.co.jp/movie/eigabu/quiz/
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~メルマガスタッフより~ 
『キネマ旬報』や映画に関するご意見・ご感想、映画業界・パッケージ業界に関する
疑問など……その他なんでもお待ちしております。 

メールはこちらから→digibu@kinejun.com 
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本メルマガは、キネマ旬報映画総合研究所とキネマ旬報社広報部が共同で発 
行しております。キネマ旬報社は出版事業を通じて、90年以上「活動写真」のころ 
から映画を応援しています。 
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メルマガ KINEJUN Vol.058 (2012.07.05) 
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

※個人情報ついて http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx
※掲載記事の無断転用、転載はお断り致します

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