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Vol.061

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.061
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こんにちは、キネ旬メルマガ事務局 森岡です。

残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日が続き、夏の暑さは衰えをみせません。クーラーをつけて暑さをしのぐ
ことも多いと思いますが、電気代がとんでもなく高いことが今から予想できて怖い。。

そんな時こそクールシェアです。家のクーラーを消して涼しいところに集まろう!との
ことで、映画館がうってつけ。

好きな映画を観ることがエコにつながるのです。映画館でも来場者に対してクールシェア
割引などを実施しているところもありますよ。

夏はクーラーを消して映画館へ!

それではメルマガをお楽しみください。

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□┓  目  次 
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1.『キネマ旬報』9月上旬号で辿る、高倉健と降旗康男が歩んできた足跡 

2.これからの「DVD」の話をしよう

3.コリアン・カフェ ~タバン☆タバン~

4.デジタルでいこう!-facebook、twitterでKINENOTEに簡単登録しよう!-    

5.MOVIE REVIEW ――「無頼・人斬り五郎」  

6.インフォメーション

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□┓ 1.『キネマ旬報』9月上旬号で辿る、高倉健と降旗康男が歩んできた足跡
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「単騎、千里を走る。」以来6年ぶり、
日本映画に限ると「ホタル」以来11年ぶりとなる
高倉健さんの主演作「あなたへ」が、8月25日よりいよいよ公開となります。
それにあわせて『キネマ旬報』9月上旬号は「あなたへ」を大特集。
高倉健さんのインタビューに加えて、
「地獄の掟に明日はない」(66)以来、40年以上にわたり
高倉健さんの映画を撮りつづけてきた降旗康男監督のロングインタビューも掲載。
「新網走番外地」シリーズや「冬の華」「駅」「あ・うん」など
今だから話せる貴重なエピソードから「あなたへ」の舞台裏までを収録しております。
降旗監督と健さんの二人が歩んできた道を踏まえて、新作「あなたへ」を見てほしい。
さらなる深い感動が得られるはずです。

(『キネマ旬報』出版編集部 前野裕一)

■『キネマ旬報』9月上旬号は、
映画のテロル「カルロス」特集も必読

14件のテロで83人を殺害、100人以上の負傷者を出した
伝説のテロリスト「カルロス」、
本名イリッチ・ラミレス・サンチョス。
フランスの鬼才・オリヴィエ・アサイヤスが、
その半生を描いた5時間30分の映画が公開される。
本特集では、この超問題作を
やくざの息子で18歳で共産党に入党、
のちにグリコ・森永事件の最重要参考人として事情聴取を受けた
「突破者」宮崎学が、
映画界からパレスチナに発ち日本赤軍に合流した
足立正生が、カルロスの「可能性と限界」を綴る。
そして監督のアサイヤス自身はカルロスの「残酷さと愚かさ」を語り、
批評家の川口敦子がそこに革命の亡霊を見る。

(『キネマ旬報』編集部 平嶋洋一)


『キネマ旬報』の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

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□┓ 2.これからの「DVD」の話をしよう
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誰かが撮った写真を見せてもらうのが好きだ。
すべての写真はシャッターを切った瞬間のその人の目線であるから、
どんなものを好んで見るのか、何を残したいと感じるのか、
心象風景が透けて見える気がする。

同じ理由で、人に「好きな映画」を聞くのが好きだ。
挙げられたタイトルを並べると、
「見た目と人となりのギャップ」、「自分との共通点」が垣間見える。
例えば、見た目いかついお兄ちゃんが「ジブリ好き」だったり、
憧れの先輩と自分の好きな映画が同じだったりしたらたまらない。

思うに映画は、あらゆるエンタテインメントの中でも特に、
人の「ナカミ」を映し出すツールである気がする。
ゆえに、映画の話をしたり、一緒にDVDを観たり、好きな映画をプレゼントしたりする
中で、しばしば、人と人との距離を一気に縮めてくれるのだろう。
私自身、一時期、友人の誕生日に『レント』をプレゼントし続け、
作品に共感してくれるともっと分かり合えた気がしていたし、
好きな人に映画の好みを聞いては密かに鑑賞し、仲良くなるきっかけにしたものだ。
みなさんにも、そんな思い出がひとつやふたつはあるのではないだろうか?

おそらく「映画」、ひいては映像作品は、そこに誰かとの関わりがあることで
楽しみは何倍にも膨らみ、時が経っても思い出として鮮明に蘇る。
それなのに近頃の私は、「値段」や「利便性」等の表面的な部分にばかり気をとられす
ぎていて、コミュニケーションがもたらしてくれる“楽しみ”を忘れがちだったようだ。

今度、DVDショップに立ち寄った時には、久しぶりにプレゼント用に映画を買おうと思う。
その時は、作品への愛が伝わるよう、一番カッイイ仕様のパッケージを手に取って、
相手の反応を想像しては、ほくそ笑みながら帰路につきたい。


『月刊ビデオ・インサイダー・ジャパン』『月刊DVDナビゲーター』編集部 松本紀久江

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□┓ 3.コリアン・カフェ ~タバン☆タバン~
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「かぞくのくに」と横田めぐみさんのこと

ヤン・ヨンヒ監督の初劇場映画「かぞくのくに」がテアトル新宿ほかで公開中だ。
この映画は、父が大阪の朝鮮総連幹部という在日二世の監督の実体験から生まれている。
監督はまだ幼いときに、北朝鮮への「帰国事業」でまず、2人の兄(高1と中3)を1971年
に、大学生の長兄を72年に新潟から見送っている。

前作のドキュメンタリー「ディア・ピョンヤン」は、日本で生まれ育った監督が、北朝鮮
を「祖国」と押し付けられることへの反発を描きながら、父母との葛藤や、それでも変わ
らぬ家族愛をユーモアを交えて描いた。そして「私の揺れる心」を素直に手持ちのビデオ
を通して伝える手法は、世界中の映画祭で絶賛された。

監督が90年代に発表した在日女子学生の「本名宣言」のタイトルも「揺れる心」だった。
日本の高校に通名で通う女の子の戸惑いにそっと寄りそった秀作だ。

「かぞくのくに」でも、監督の代身である主人公リエと、北朝鮮から一時帰国する兄ソン
ホ、そして父母や友人たちの揺れる心が一貫して描かれる。声高なメッセージはない。「祖
国」を押し付けられた人は、観客にも慎重に発信する。あるいは、まだ兄たちを人質にとら
れている故なのかもしれない…。だが、リエのラストシーンには、未来をつかみ取る決意の
ようなものがあふれている。

「かぞくのくに」は4年ぶりの交渉再開となった拉致問題と一直線上にある。拉致問題の解
決なくして日朝国交正常化はない。さすればその先、北にいる帰国者と日本の家族との往
来もないだろう。ヤン・ヨンヒ監督のお父さんは2009年、息子たちに会えずに逝かれたと
聞く。1954年から84年までの帰国事業で北に渡った人は93,000人。横田めぐみさんのお母
さんの「家族には時間がない」という言葉が重く響く。

今年は韓流10周年。まがりなりにも、海峡を越えて仕事をしてきた会社ができることは何か、考える毎日である。

(出版編集部 松本志代里)

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□┓ 4.デジタルでいこう!-facebook、twitterでKINENOTEに簡単登録しよう!
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また、”観たに追加”、”観たいに追加”の情報を、
各アカウントのページに表示させる連携機能も搭載しています。

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コミュニケーション活性化につなげましょう!

◇KINENOTEで過去の名作をしっかりチェック!「日本映画名作コレクション」vol.1開始
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8/20より、毎月各社様(角川映画・松竹・東映・東宝・日活)にご協力頂き、
読み物形式で過去の名作をご紹介していく「日本映画名作セレクション」を開始します。

毎回、役者や配給会社に焦点を当て、約4Pで過去作を交えた読み応えのあるコンテンツ、
第一回目は「高倉健」特集を予定していますのでお楽しみに!

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(デジタルメディア事業部 加嶋雄一)
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□┓  5.MOVIE REVIEW ――「無頼・人斬り五郎」
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“無頼”シリーズは日活アクション後期の傑作シリーズだ。
元ヤクザ藤田五郎の自伝小説をもとに、1968年1月から1年有余で6本(!)が立て続けに公開
された。主人公“人斬り五郎”を演じたのは渡哲也。『東京流れ者』『紅の流れ星』という
2本の傑作とあわせ、彼の存在を際立たせる作品となったのがこのシリーズだ。

五郎は組織に属さない一匹狼だが、堅気の社会にも容れられず余儀なくドスを振り上げざる
を得なくなる、というのがシリーズのほぼ一貫したパターンである。それまで高倉健や藤純
子の東映仁侠映画の世界に親しんでいた私は、その強烈な感情の発現に刮目した。様式美の
世界でもなく、勧善懲悪でもなく、怒りの黒ドスを振るう五郎は凄絶ですらあった。なかん
ずく記憶に残るのが第4作『無頼・人斬り五郎』だ。

終盤、五郎とヒロイン・松原千恵子がフェリー・ボートの上に立っている。多くの人々の犠牲
を払い、ヤクザの追及を逃れ今まさに脱出しようというところだ。「俺、ちょっと」「どこ
へ行くの?五郎さん?」「煙草買ってくらあ」 画面手前の五郎の足の向こうでフェリーの
跳ね板がせり上がる。五郎は一人報復に向かう。

ラストの死闘は海岸沿いの塩田で、延々、こけつまろびつ繰り広げられる。最後、自らも傷つ
いた五郎のサングラスにヒロインの姿が映るショットは、そこに流れる主題歌と相俟って忘れ
がたい。

“男が咲かす死に花は 花なら赤い彼岸花”。


(マーケティング部 平野豊)

■「無頼・人斬り五郎」
KINENOTEページ:
http://www.kinenote.com/main/s/?cinema_id=22553

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□┓ 6.インフォメーション
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メルマガ KINEJUN Vol.061 (2012.08.20) 
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

■個人情報について http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx
※掲載記事の無断転用、転載はお断り致します

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