- キネマ旬報WEB トップ
- アイヴァン・F・シンプソン
アイヴァン・F・シンプソンの関連作品 / Related Work
1-29件表示/全29件
-
南海征服(1935)
「噫無情」「白い蘭」のチャールズ・ロートンと「妻と女秘書」「支那海」のクラーク・ゲーブルとが主演し、「カヴァルケード」「彼女の家出」のフランク・ロイドが監督にあたった映画である。原作はチャールズ・ノードッフとジェームズ・ノーマン・ホール合作の小説で、タルボット・ジェニングスが「支那海」のジュールス・ファースマン、「シーコウヤ」のケイリー・ウイルスンと協力脚色した。カメラは「無限の青空」「肉体」のアーサー・エディソンが主任である。助演俳優は「青春の抗議」「男子牽制」のフランチョット・トーンを初め、「孤児ダビド物語」のハーバート・マンディン、「ニューヨーク・ハリウッド」のエディー・クィラン、「巨人ジョーンズ」のダッドリー・ディグス、「支那ランプの石油」のドナルド・クリスプ、「米国の機密室」のヘンリー・スチヴンスン、原住民女のマリヤ及びマモその他である。尚、ロケーション撮影はカタリナ群島で行われた。オリジナルは13巻(132分)だが検閲により9巻に短縮、邦題も「戦艦バウンティ号の叛乱」の“叛乱”が問題となり「南海征服」となった。1952年「戦艦バウンティ号の叛乱」に改題、オリジナル版で公開された。 -
呪いの家
最近アメリカの映画界の流行の1つとしてミステリイ・ピクチュアの製作があげられる。この映画はドロシー・マカードルの怪奇小説を映画化したいわゆるそのミスティイ・ピクチュアである。演劇プロデューサーの立物ギルバート・ミラーの下に舞台監督として活躍していたルイス・アレンの第一回映画監督の作品であって、ドディ・スミスとフランク・バートスの2人が脚色を担当している。主役はレイミランド。彼はアルコール中毒患者をテーマとした映画「失われた週末」で最近アカデミイ演技賞を獲得している。相手役のルース・ハッシーもゲイル・ラッセルも新人女優で、前者は舞台出身、後者は、サンタ・モニカ・ハイスクールから発見されて直接映画界入りをした。なおこの映画には、著名な舞台女優マウド・ダービンと俳優オチス・スキナーとの間の娘で、やはり舞台女優として活躍していたゴルネリア・オチス・スキナーが出演している。 -
ニュー・ムーン(1940)
「歌う密使」「君若き頃」と同じくロバート・Z・レナード、ネルソン・エディー主演のオペレッタ映画で、オスカー・ハマースタイン2世、フランク・マンデル、ローレンス・シュウォブ合作・作詩、シグマンド・ロンバーグ作曲の同名のオペレッタを「禁男の家」のジャック・ドヴァルがロバート・アーサーと協力脚色したものである。音楽指揮は「育ち行く年」のハーバード・ストザート、撮影監督は「征服」のウィリアム・ダニエルス。助演者は「人生は四十二から」のメアリー・ボーランド、「歌う密使」のジョージ・ザッコ、「失はれた地平線」のH・B・ワーナー、「ベニーの勲章」のグランド・ミッチェルでこれは二度目の映画化である。 -
憂国の志士
「小公子」「腕白時代」のフレディー・バーソロミュウと「将軍暁に死す」「死刑か無罪か」のマデリーン・キャロルとが主演し、「夜霧の怪盗」「宝石と女賊」のサー・ガイ・スタンディング、「四つの恋愛」のタイロン・パワーが共演する映画で、「ラモナ(1936)」「東への道」のヘンリー・キングが監督したもの。ストーリーは史実にカーティス・ケニヨンが書卸し「コブラ・タンゴ」のアーネスト・パスカルがウォルター・フェリスと協力脚色した。キャメラは「虎鮫島脱獄」「情無用ッ」のバート・グレノンが受持った。助演者は「小公子」のC・オーブリー・スミス及びヴァージニア・フィールド、「家族一連隊」のダグラス・スコット、新顔のジョージ・サンダースその他大勢である。 -
殺人魔X
「舗道の雨」「夜間飛行」のロバート・モンゴメリーが主演する映画で、「肉弾鬼中隊(1934)」の原作者フィリップ・マクドナルド作の探偵小説を作者自ら潤色し、「春の火遊び」のハワード・エメット・ロジャースが脚色し「時計は踊る」「男子戦はざるべからず」のエドガー・セルウィンが監督に当り、「夜間飛行」「ダンシング・レディ」のオリヴァ・マーシュが撮影した。助演者は「旅客機の怪盗」のエリザベス・アラン、「クリスチナ女王」のルイス・ストーン、「人生の高度計」のラルフ・フォーブス「若草物語(1933)」のヘンリー・スティーブンソン、「ターザンの復讐」のフォーレスター・ハーヴェイ、レナード・ムーディー、アレック・B・フランシス等である。 -
大陸間謀戦
「旋律の殺人」「洋上魔」のエドモンド・ロウが主演する映画で、E・フィリプス・オップンハム作の小説を「大空の闘士」のフランク・ウイードが脚色し、「戦慄の殺人」と同じくアラン・クロスランドが監督に当たり、「舞台に立つ妻」のミルトン・クラスナーが撮影したもの。助演者は「倫敦の人狼」「幻の合唱」のヴァレリー・ホブスン、英独映画界にありしヴェラ・エンゲルス、英国劇界から招かれたヘンリー・モリスン、「白い友情」のエスター・デール、「東への道」のスプリング・バイントン、「ロスチャイルド」のマレイ・キンネル、「フランダースの犬(1935)」のフランク・レイチャー、ラムスデン・ヘーア、ブランドン・ハースト等である。 -
小公子
フランセス・ホジスン・バーネットの名作の映画化で、セルヅニック・インターナショナルの第1回作品である。脚色は「孤児ダビド物語」のヒュウ・ウォールポール、監督は「恋の歌」「泉」のジョン・クロムウェル、撮影は「野性の叫び(1935)」「踊るブロードウェイ」のチャールズ・ロシャーが、それぞれ当たった。主役は「孤児ダビド物語」「アンナ・カレニナ」のフレディー・バーソロミュウが勤め、返り咲きのドロレス・コステロ・バリモア、「十字軍」「クリスチナ女王」のC・オーブリー・スミス、「海賊ブラッド」のカイ・キッピー、「噫初恋」のミッキー・ルーニー、「米国の機密室」のヘンリー・スチヴンスン、米国劇界の名女優コンスタンス・コリア、ユーナ・オコナー、ジャッキー・サール、ヘレン・フリント等が助演している。 -
姫君ご満足
「結婚十分前」「極地の青春」のロバート・モンゴメリーと「クレイグの妻」「米国の機密室」のロザリンド・ラッセルが主演する映画で、ロバート・ルイス・スティーヴンソン作の小説「自殺倶楽部」に基づいて「地獄への挑戦」と同じくマヌエル・セフとエドワード・E・パラモア・ジューニアとが協力脚色し、「男性No.1」「港に異常なし」の・ウォルター・ルーベンが監督にあたり、「街の果報者」のチャールズ・G・クラークが撮影したもの。助演者は「我家の誇り」のフランク・モーガン、「極地の青春」のレジナルド・オーウェン、「晩春」のルイス・ヘイワード「処女散歩」のE・E・クライヴ、「オペラは踊る」のウォルター・キングスフォード、等 -
逃走の島
「殺人街」「踊り子をめぐりて」と同じくモント・ブルー氏とベティー・カンプソン嬢の共演映画で、原作はG・C・ディクソン氏の脚色によって舞台にも上演されたことのあるジャック・マクラレン氏の小説、それを「沙漠颪(1926)」「ローズマリー(1928)」のルシエン・ハバード氏と「クラック将軍」「支那の鸚鵡」のJ・グラブ・アレキサンダー氏が協力して映画劇に改作し「某重大事件」「五里霧中」のハワード・ブレザートン氏が監督したもの、主演者を助けて「スコール」「ノアの箱船」のマーナ・ローイ嬢、「四枚の羽根」「破戒」のノア・ビアリー氏、アイヴァン・シンプソン氏、「黒い太陽」のニナ・クォタロー嬢、「海のロマンス」のデューク・カハナモク氏等が出演、キャメラは「夢の港」「赤い唇」のジョン・ステューマー氏の担当である。 -
ロスチャイルド
「千両長者」のジョージ・アーリスの20世紀映画社入社第1回主演映画で、ジョージ・ヘンバート・ウェストリー原作の舞台劇に基づいて、「坊やはおやすみ」「ママはパパが好き」のナナリ・ジョンスンが脚色し、「失恋相談欄」「ボクは芸人」のアルフレッド・ワーカーが監督に当たり、「新世紀」のペヴァレル・マーレーが撮影した。助演者は「キャラバン」「餓ゆるアメリカ」のローレッタ・ヤング、「今日限りの命」「カンターの闘牛師」のロバート・ヤング、「ミイラ再生」「魔の家(1932)」のボリス・カーロフを始め、「クリスチナ女王」のアーサー・バイロン、ヘレン・ウェストリー、レジナルド・オーウェン、フローレンス・アーリス、アラン・モーブレイ等である。 -
真夜中の処女
「餓ゆるアメリカ」「つばさの天使」のウィリアム・A・ウェルマンが監督した映画で、「生の創め」「餓ゆるアメリカ」のローレッタ・ヤングが出演し、「青春の頬杖」「六百万交響曲」のリカルド・コルテスと「今日限りの命」のフランチョット・トーンが共演する。「春の火遊び」と同じくアニタ・ルースの書き下ろし物で、「お気に召すまま(1932)」のジーン・マーキーが「飾窓の女」のカスリン・スコラと共同脚色にあたった。カメラは「紅唇罪あり」「餓ゆるアメリカ」のジェームズ・ヴァン・ツリースの担当。助演者は「闇の口笛」のユーナ・マーケン、「男子入用」のアンディ・デヴァイン、「拳骨大売出し」のウォーレン・ハイマー、フランク・コンロイその他である。 -
シンデレラ物語
「ピーターパン(1924)」の原作者ジェームズ・M・バリー卿作の物語「シンデレラに与える接吻」を映画化したもので、「ピーターパン(1924)」の監督者ハーバート・ブレノン氏が「ピーターパン(1924)」のベティー・ブロンソン嬢を主役として監督した。なお台本は「ピーターパン(1924)」の脚色者ウィリス・ゴールドベック氏がタウンセンド・マーティン氏と協力して執筆したものである。主役ブロンソン嬢と共に「歌え!踊れ!(1926)」「夫婦円満哲学」等出演のトム・ムーア氏を「美女競艶」「女軍撃退」等出演のエスター・ラルストン嬢とが出演し、英国名優ヘンリー・ヴィバート氏が初めての米国映画出演として重要な役を演じているほか、ドロシー・カミングス嬢、アイヴァン・シンプソン氏、ドロシー・ウォルタース嬢等も出演している。因みにブロンソン嬢の役はニューヨーク劇団ではモード・アダムス夫人が演じて好評を得たものである。 -
セイルムの娘
「二国旗の下に」「花嫁の感情」のクローデット・コルベールと「テキサス決死隊(1936)」「丘の一本松」のフレッド・マクマレイが主演する映画で、「二国旗の下に」「カヴァルケード」のフランク・ロイドのパラマウントに於ける第1回監督作品である。原作は「コブラ・タンゴ」の脚色者ブラッドリー・キングが書き卸し、キング女史が自らウォルター・フェリス及びダーウォード・グリンステッドと協力脚色した。助演者は「風雲児アドヴァース」のゲイル・ソンダーガード、「僕の脱走記」のハーヴェイ・スティーブンス、「恋のページェンシー」のルイズ・ドレッサー、「テキサス決死隊(1936)」のエドワード・エリス及びベニー・バートレット、「この三人」のボニタ・グランヴィル、「丘の一本松」のビューラー・ボンティ、ヴァージニア・ワイドラー、ドナルド・ミーク、その他である。カメラは「花嫁の感情」のレオ・トーヴァーの担当である。 -
脱線僧正
「晩春」「孤児ダビド物語」のモーリン・オサリヴァン、英国劇界並びに映画界に名あるエドモンド・グウェン、「あめりか祭」のノーマン・フォスターが共演する映画で、フレデリック・ジェクスン作の舞台劇をジョージ・オーアバックが改作し、「ピストルと音楽」のレオン・ゴードンが脚色し、「アトランチック」のE・A・デュポンが監督に当たり、「生活と恋愛」のジェームズ・ヴァン・ツリースが撮影した。助演者は舞台から来たルシル・ワトソン、「野性の叫び(1935)」のレジナルド・オーウェン、「支那海」のダッドリー・ディグズ、「愛と光」のアーサー・トリーチャー、「ドン・ファン」のメルヴィル・クーパー、「当たって砕けろ」のリリアン・ボンドその他である。 -
地獄特急(1932)
「悪魔の富籤」「貞操切符」のエリッサ・ランディが主演する映画で、「地下の雷鳴」「春ひらく(1931)」のポール・ルーカスが相手役を勤める。原作は「上海特急」のハリー・ハーヴェイが書き、「女性に捧ぐ」「狼火」と同じくブラッドリー・キングが脚色、フランク・ロイドが監督に当たった。キャメラは「十三号室の女」「貞操切符」のジョン・サイツの担任である。助演者は「悪魔の富籤」「誰だ犯人は?」「上海特急」のワーナー・オーランド、「大西洋横断」のアール・フォックス、「キック・イン」のドナルド・クリスプ等である。 -
世界は進む
「肉弾鬼中隊(1934)」「戦争と母性」と同じジョン・フィードの監督作品で、「カヴァルケード」「心の緑野」の脚色を行ったレジナルド・バークレイが原作並びに脚本を書いた。主演するのは「空襲と毒ガス」のマデリーン・キャロルと「ダンシング・レディ」「南風」のフランチョット・トーンとの2人で、これを助けて「昨日」「肉弾鬼中隊(1934)」のレジナルド・デニー、舞台俳優のシグ・ルーマン、「巨人ジョーンズ」「地獄の市長」のダッドリー・ディグス、「心の緑野」「歓呼の嵐」のステピン・フェチット、「空中レヴュー時代」「素晴らしき人生」のラウル・ルーリエン、その他、ルイズ・ドレッサー、ラムスデン・ヘーア、ジョルジェット・ロード、ラッセル・シンプソン、等多数に出演している。撮影は「ヤング・アメリカ」「戦争と母性」と同じくジョージ・シュナイダーマンの担任である。 -
古城の妖鬼
「宝島(1934)」「小連隊長」のライオネル・バリモアが主役を勤める映画で、ガイ・エンドアとバーナード・シューバートが協力して脚本を書き、「怪物団」「街の伊達男」のドッド・ブラウニングが監督に当たり、「影無き男(1934)」「奇傑パンチョ」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影した。助演者は「白衣の騎士」のエリザベス・アラン、「黒猫」のベラ・ルゴシ、「西班牙狂想曲」のライオネル・アトウィル、「猫と提琴」のジーン・ハーショルト、「空の軍隊」のヘンリー・ウォズウォース、「俺は善人だ」のドナルド・ミーク、「復活(1934)」のジェシー・ラルフ、「巌窟王(1934)」のホームズ・ハーバート等である。 -
孤児ダビド物語
チャールズ・ディケンズの代表的名作小説の映画化で、英国の小説家ヒュー・ウォールポールが潤色し、「若草物語(1933)」「愛の鳴咽」と同じくハワード・エスタブルックが脚色に、ジョージ・キューカーが監督に当たった。主役デヴィッドには少年時代を無名の英国少年フレッディー・バーゾミュウが、青年時代を英米の劇団に出演していたフランク・ロートンがそれぞれ勤め「かぼちゃ大当たり」のW.C.フィールヅ、「宝島(1934)」のライオネル・バリモア、「ターザンの復讐」のモーリン・オサリヴァン、「死の本塁打」のマッジ・エヴァンス、「若草物語(1933)」のエドナ・メイ・オリヴァー、「宝島(1934)」のルイス・ストーン、「明日の太陽」のエリザベス・アラン、「君とひととき」のローランド・ヤング、「ソレルとその子」のヒュー・ウィリアムス、「絢爛たる殺人」のジェシー・ラルフ、バジル・ラスボーン、ジーン・キャデル、ユーナ・オコナー、ジョン・バックラー、等が助演するほか、潤色に当たったヒュー・ウォールポールも出演している。撮影は「メリイ・ウイドウ(1934)」のオリヴァー・マーシュの担当である。
1-29件表示/全29件