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エドモンド・グールディングの関連作品 / Related Work
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剃刀の刃(1946)
「雨ぞ降る」「快傑ゾロ(1940)」のタイロン・パワーが参戦出征して以来の復員第一回主演映画で、「月と六ペンス」「クリスマスの休暇」と同じくW・サマセット・モーム作の小説の映画化である。脚色は「運命の饗宴」のラマー・トロッティが当り、監督は「愛の勝利(1939)」「永遠の処女」のエドモンド・グールディングで、キャメラは「アンナとシャム王」「アバナデットの歌」でアカデミー撮影賞を得たアーサー・ミラーが指揮し、「アバナデットの歌」の作曲賞を得たアルフレッド・ニューマンが音楽を担当している。主演のパワーを囲って、「ローラ殺人事件」のジーン・ティアニー及びクリフトン・ウェッブ「センチメンタル・ジャーニー」のジョン・ペイン、この演技で助演演技賞をとった新人アン・バクスターが出演し、作者モームの役には「青春の宿」のハーバート・マーシャルが扮している。他にエルサ・ランチェスター、フリッツ・コートナー等が助演する。1946年作品である。80点 -
恋愛候補生
ニュー・オリーンズのマルディ・グラの祭りを背景にした音楽映画。「剃刀の刃」、「私も貴方も」以来のエドモンド・グールディングが監督にあたり、脚本はウィンストン・ミラーとハル・カンターの合作、撮影を「向う見ずの男」のウィルフリッド・M・クラインが受けもっている。音楽監修指導はライオネル・ニューマン。ポール・フランシス・ウェブスターとサミー・フェインが歌曲の作詞・作曲をしている。出演するのは歌手のパット・ブーン、「ある微笑」のクリスチーヌ・カレール、「大戦争」のシェリー・ノース、トミー・サンズ、ゲーリー・クロスビー等。製作ジェリー・ウォルド。デラックスカラー・シネマスコープ。1958年作品。 -
グランド・ホテル(1932)
1本立てで主演映画を作り得るスターを5名集めたキャストの贅沢さで空前のセンセーションを惹き起こした映画で、ヴィッキ・バウム作の同名の小説を女史自ら劇化したものを映画化したもの。ただしこの映画直接の扮本はウィリアム・A・ドレイク翻案の米国における舞台脚本で、監督には「月世界征服(1931)」「夜の天使」のエドモンド・グールディングが当たり、カメラは「お気に召すまま(1932)」「摩天楼の狼」のウィリアム・ダニエルスの担任である。主要俳優は「お気に召すまま(1932)」のグレタ・ガルボ、「雨」「蜃気楼の女」のジョーン・クローフォード、「チャンプ(1931)」「肉体」のウォーレス・ビアリー、「アルセーヌ・ルパン」のジョン・バリモアおよび「男子戦はざる可からず」のルイス・ストーン、「ビール万歳」のジーン・ハーショルト、この他バーネル・ブラット、ロバート・マクウェード、モーガン・ウォーレス、タリー・マーシャル、フェルディナンド・ゴットシャルク等も出演している。80点 -
天使の顔(1928)
「思い出」「ホリウッド・レビュー」出演のノーマ・シアラー嬢が主演する映画で、ルロイ・スコット氏の原作から「悪魔の日曜日」「巴里(1926)」の監督者エドモンド・グールディング氏が脚色し、「滑れケリー」「アンクル・トムス・ケヴィン」のA・P・ヤンガー氏が脚本化し「歓楽の唇」「娘弁護士」のロバート・Z・レナード氏が監督したもの。主演者のほかに「踊る娘達」「海の王者」のジョン・マック・ブラウン氏、「愛欲の人魚」「ホリウッド・レビュー」のグウェン・リー嬢、「楽園に帰る(1928)」「女心を誰か知る」のローウェル・シャーマン氏、「スピードウェイ」「サンダーボルト(1929)」のユージェニー・ベッセラー夫人、「高速度娘ジャズの巻」のバディー・メッシンジャー氏等が助演。キャメラは「破戒」「シカゴ」「キング・オブ・キングス(1927)」のペヴァレル・マーレー氏が担任である。音響版8巻、無声版8巻がある。 -
トレスパッサー
「港の女」「五つの魂を持つ女」と同じくグロリア・スワンソン嬢の主演映画で「巴里(1926)」「アンナ・カレニナ」の監督者として知られたエドモンド・グールディングが初めてのトーキー作品で「悪魔の日曜日」に先立つ出世作。原作、台詞もグールディングの手になるもので、撮影は「踊る娘達」「港の女」のジョージ・バーンズと「これぞ天国」「ブルドッグ・ドラモンド」のグレッグ・トーランド。助演者は「戦線花嫁」のロバート・エイムス「アリバイ」「流行の寵児」のパーネル・プラット、「紐育万華鏡」「つばさ」のヘンリー・B・ウォルソール、子役のウォーリー・オルブライト、「ウィリー・リバー」「彼の捕えし女」のウィリアム・ホールデン、ブランシュ・フレデリシ、ケイ・ハモンド、メアリー・フォーブス、マルセル・コルディなどである。 -
台風
「永遠に微笑む」「夫婦戦線」のノーマ・シアラーが「舗道の雨」「夫婦戦線」のロバート・モンゴメリーを相手に主演する映画で「恐怖の四人」「旅客機の怪盗」のハーバート・マーシャルおよび映画初出演の英国劇団の大女優パトリック・キャンベル夫人が共演する。原作は「グランド・ホテル」の監督者エドモンド・グールディングが書き下ろして自ら脚色監督に当たり、キャメラは「舗道の雨」「宝島(1934)」のレイ・ジェーンがクランクしている。助演者は「ママはパパが好き」の故リリアン・タッシュマン、「不思議の国のアリス(1933)」のスキーツ・ギャラガー、「永遠に微笑む」のラルフ・フォーブス、「恋をしましょう(1933)」のアーサー・ジャレット、「側面の男」のヘレン・ジェローム・エディー「明日の太陽」のジョージ・K・アーサー、そのほかである。 -
悪魔の日曜日
「スウィーティー」「ハニー」に次ぐナンシー・キャロル嬢主演映 画で、「アンナ・カレニナ」「巴里(1926)」及び未輸入の「侵入者」の監督として名を挙げたエドモンド・グールディング氏が原作脚色監督したもので、「摩天楼の巨人」「勇者ならでは」のハリー・フィッシュベック氏が撮影した。助演者は「勇者ならでは」「レヴュー結婚」のフィリップス・ホームス氏、「海の王者」「デパート娘大学」のホバート・ボスウォース氏、「大地の果てまで」「青春狂想曲」のジェームズ・カークウッド氏、「愛の訪れ」「ストリート・ガール」のネッド・スパークス氏、「若き翼」「半分天国」のポール・ルーカス氏、ザス・ピッツ嬢、モーガン・ファーレイ氏、ジェッド・プラウティー氏、等である。 -
ブロードウェイ・メロディー
「アンナ・カレーニナ」「三人の踊子」等の監督者エドモンド・グールディング氏が書下ろしたストーリーに基づきサラー・メーソン女史が撮影基本を作り「踊る娘たち」「本町通り」のハリー・ボーモン氏が監督したもの。主役を演ずるのは「踊る娘たち」「世界に告ぐ」のアニタ・ペイジ嬢と「情焔の曲」「人類の破滅」のベッシー・ラブ嬢とニューヨークミュージカル・コメディーの俳優チャールズ・キング氏の3人で、他にジェッド・プラウティー氏、ケネス・トンプソン氏、エドワード・ディロン氏、メアリー・ドーラン嬢、エディ・ケーン氏が助演している。カメラは「風」「活動役者」のジョン・アーノルド氏が担任。80点 -
肉體
「チャンプ(1931)」「太平洋爆撃隊」のウォーレス・ビアリーが主演する映画で、「心の青空」も同じくエドモンド・グールディングが原作し、「人類の戦士」「大空の闘士」のジョン・フォードが監督に当たった。脚色は「愛に叛く者」「チャンプ(1931)」のレオナード・プラスキンスが「裸一貫(1931)」のエドガー・アレン・ウルフと共同し、台詞は劇作家モス・ハートが書いている。助演者は、「マルタの鷹(1931)」「十仙ダンス」のリカルド・コルテス、「マタ・ハリ」「暗黒街の顔役(1932)」のカレン・モーリーを始め、「愛に叛く者」「街の野獣(1932)」のジーン・ハーショルト、「スザン・レノックス」「進め女性軍」のジョン・ミルジャン、「今宵ひととき」のグレタ・マイヤー、ヴィンス・バーネット等で、キャメラは「魔の家(1932)」「待ちかねる処女」のアーサー・エディソンがクランクした。 -
愛の勝利(1939)
「すべてこの世も天国も」「小麦は緑」のベディー・デーヴィスが主演する映画で、「三人姉妹(1942)」ジョージ・ブレントと「脱出(1944)」「カサブランカ」のハンフリー・ボガートが相手役を勤める。ジョージ・エマースン、ブルーワー・ジューニアとバートラム・ブロックが共作した劇を前記デーヴィス映画を同じくケイシー・ロビンソンが脚色し「永遠の処女」「或る女」のエドモンド・グールディングが監督に当り「すべてこの世も天国も」のアーネスト・ホーラーが撮影を監督した。助演は「ラインの監視」ジェラルディン・フィッツジェラルド、「嵐の青春」のロナルド・レーガン、「疑惑の影」のヘンリー・トラヴァース、コラ・ウイザースプーン、ドロシー・ピーターソンらで、製作は「嵐の青春」「情熱の航路」のハル・B・ウォリスである。80点 -
悪魔の往く町
エドマンド・グールディング監督によるフィルムノワール。ある町の見世物小屋で働くことになったスタントンは、偽読心術師・ジーナとアルコール中毒の夫・ピートとチームを組むことに。スタントンはジーナに、ふたりで組むことを提案するのだが…。【スタッフ&キャスト】監督:エドマンド・グールディング 製作:ジョージ・ジェッセル 原作:ウィリアム・リンゼイ・グレシャム 脚本:ジュールス・ファースマン 出演:タイロン・パワー/ジョーン・ブロンデル/コーリン・グレイ/ヘレン・ウォーカー -
月世界征服(1931)
「鉄仮面」「じゃじゃ馬馴らし(1929)」に次ぐダグラス・フェアバンクス主演映画で、作曲者として有名なアーヴィング・バーリンがストーリーを書き下ろし、作曲し、自ら指揮の任にアたった映画で、脚色並びに監督は「トレスパサー」「悪魔の日曜日」のエドモンド・グールディングが担任し、「紐育の囁き」「コウモリは囁く」のレイ・ジューンとロバート・プランクの両人がクランクした。助演者は「愛の訪れ」「近代エロ双紙」のビービー・ダニエルスが相手役として登場するほか「恋の勝馬」のエドワード・エヴァレット・ホートン、「モンテカルロ」のクロード・アリスター、「殺人犯横行」「ハリウッド盛衰記」のジャック・マルホール、新進ジューン・マックロイ、「スキピイ」のヘレン・ジェローム・エディーの面々である。 -
アンナ・カレーニナ(1927)
「肉体と悪魔」に次ぐグレタ・ガルボとジョン・ギルバートとの共演映画でロシア文豪トルストイの代表作「アンナ・カレーニナ」から「コサック(1928)」「熱砂の舞」のフランセス・マリオンが脚本を手がける。監督は「パリ」「三人の踊子」のエドモンド・グールディング。共演はジョージ・フォーセット氏、エミリー・フィッツローイ、プランドン・ハースト、フィリップ・デラシー等。撮影は「世界に次ぐ」のウィリアム・ダニエルス。 -
ダンテ地獄篇(1924)
イタリアの詩人ダンテの書いた地獄篇を主として、これにサイラス・ウッド氏の現代の物罪を挿入して作られた映画で、「海底の大宮殿」を監督したヘンリー・オットー氏が監督したもの。主役は現代篇では「メールマン」「危険信号」等出演のラルフ・ルイス氏、「驀進列車」「田園懐かし」等出演のポーリン・スタータ嬢、「金色の嵐」等出演のウィリアム・スコット氏等。地獄篇では「漂泊するオランダ人」に主演するローソン・バット氏がダンテに扮し、ハワード・ゲイ氏がヴァージルに扮している。現世の宿業のため地獄に堕ちて悪鬼に虐まれる罪人達のシーンは全裸体の男女が数百人現れ、殊にクレオパトラが淫蕩の罪によって苛責せられる場面等は彼女の全盛時代のシーンを挿入して裸体美を遺憾なく発揮しているが、恐らく検閲の際カットされる事であろう。しかしこの映画そのものはあくまで美術的の立場から撮影されて卑俗のシーンは少しもない。 -
心の青空
「悪魔の日曜日」「トレスパサー」の原作脚色監督者エドモンド・グールディングと「マタ・ハリ」「明暗二人女」のベンジャミン・グレイザーが共同して執筆した原作を「医者の妻」のモーリン・ワトキンスとミルトン・H・グロッパーが共同脚色し「シマロン(1931)」「曳かれゆく男」のウェズリー・ラッグルズが監督に当たったもの。主演者は「自由の魂」「スザン・レノックス」のクラーク・ゲーブルで、「明日は晴れ」「恋を喰べる女」のキャロル・ロンバードと「オフィスワイフ」「大親分」のドロシー・マッケールが相手役を演じ、「恋愛百科全書」のグラント・ミッチェル、「未亡人倶楽部」のジョージ・バービア、「楽園の大河」のエリザベス・パターソン、「暴君ネロ(1932)」のトミイ・コンロン、「蹴球大学」のJ・ファーレル・マクドナルド等が助演している。撮影は「ストリート・ガール」のレオ・トーヴァーの担任。 -
夜の天使(1931)
「踊り子夫人」と同じくナンシー・キャロルとフレデリック・マーチが主演する映画で「悪魔の日曜日」「トレスパサー」のエドモンド・グールディングが原作脚色監督したもの。カメラは「海上ジャズ大学」「喧嘩商会」のウィリアム・スタイナーの担任である。助演者は「心を汚されし女」のフィービー・フォスター「愉快の相棒」「波乗り越えて」のアラン・ヘール「怪紳士」「シンガポール航路」のアリソン・スキップワース及びヒュバート・ドルースの面々である。 -
3つの生霊
昨年ニューヨーク劇界に好評を得たフレデリック・S・アイシャム作の舞台劇を「踊り狂いて」「浮世離れて」「愛する権利(1920)」などと同様ウィーダ・ベルジェールが脚色しジョージ・フィッツモーリスが監督したミステリー・コメディーである。主役はノーマン・ケリー、シリル・チャドウィック、エドモンド・グールディングで、アンナ・Q・ニルソンも一寸出る。ロンドンを背景にした譚りで事実同地に出張して撮影されたものである。 -
偉大な嘘
「愛の勝利(1939)」「或る女」と同じくエドモンド・グールディングが監督したベティー・ディヴィス主演で、ポーラン・バンクスの小説を「三人姉妹(1942)」のレノア・コフィーが脚色したものである。相手役は「愛の勝利(1939)」「三人姉妹(1942)」のジョージ・ブレントと「結婚五年目(パーム・ビーチ・ストーリー)」「旋風」のメイリー・アスターで、「剃刀の刃」のルシル・ワトソン、「キャグニーの新聞記者」のハティー・マクダニエル、グラント・ミッチェル等が助演している。撮影は「ゾラの生涯」のトニイ・ゴーディオが監督し、音楽は「愛の勝利(1939)」「ゾラの生涯」のマックス・スタイナーが作曲した1941年作品である。 -
再生の男(1924)
ジョン・フレミング・ウィルソン氏の小説に基づいたジュールス・エッカート・グッドマン氏の舞台劇をエドモンド・グールディング氏が脚色し「巌窟王(1922)」「愛? 金?」等と同じくエメット・J・フリン氏が監督したもので、主役は「戦禍」「紺碧の空の下に」等出演のジョージ・オブライエン氏で相手役は「剣戟の雄」「琴線の響」等出演のドロシー・マッケール嬢が演じラルフ・ルイス氏、シリル・チャドウィック氏等助演者も良い顔振れである。 -
パラマウント・オン・パレイド
パラマウントの全監督、全俳優を総動員して製作されたレヴュー映画で、エルシー・ジャニス女史指導のもとにドロシー・アーズナー女史、オットー・ブラワー氏、エドモンド・グールディング氏、ヴィクター・ヒアマン氏、エドウィン・ノッフ氏、ローランド・V・リー氏、エルンスト・ルビッチ氏、ロタール・メンデス氏、ヴィクター・シェルツィンゲル氏、エドワード・サザーランド氏、フランク・タトル氏が各分担監督した。ダンス場面はデイヴィッド・ベネット氏が監督した。キャメラはパ社の古参ハリー・フィッシュベック氏とヴィクター・ミルナー氏が担任している。この映画には特に日本版が製作され松井翠聲氏が司会者の役を勤める。 -
暁の偵察(1938)
1930年製作のハワード・ホークス監督の同名映画を、『グランド・ホテル』のエドマンド・グールディング監督がリメイク。第一次大戦中の西部戦線、英国飛行中隊司令官に任命されたコートネーは、無謀な作戦を自ら引き受け、敵地に向かっていった。【スタッフ&キャスト】監督:エドマンド・グールディング 原作:ジョン・モンク・ソーンダース 脚色:シートン・I・ミラー 撮影:トニー・ゴーディオ 出演:エロール・フリン/デヴィッド・ニーブン/ベイジル・ラスボーン/メルヴィル・クーパー -
ブライト・ショール
「乗合馬車」「異郷の露」の原作者なるジョセフ・ハーゲシーマー氏原作の小説に基づき、エドモンド・グールディング氏が脚色し「嵐の国のテス(1922)」「センチメンタル・トミー」等と同じくジョン・S・ロバートソン氏の監督になったもの。主役は「乗合馬車」「激怒(1923)」等出演のリチャード・バーセルメス氏で「激怒(1923)」「嵐の孤児」等出演のドロシー・ギッシュ嬢その他「情夫奮起せば」「ボー・ブラムメル」出演のメアリー・アスター嬢も主要な役を演じている。物語は1874年から7年間続いた米西戦争の起こる少し前、すなわちキューバ島がまだスペインの圧政の下に苦しんでいた頃を時代に取って、愛国志士のロマンスを描いたものである。
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