| 75年の創立以来、撮影所の中にあるという環境を生かした実践的プログラムによる指導を通じて数多くの映画人を輩出してきた日活芸術学院(日活)。映画の入口から出口までの機能を持つ映画製作会社とそこに集うクリエイターたちによる充実のバックアップ体制が魅力だ。
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多くの映画、ドラマ、CMが常時撮影されている撮影所の中にある日活では、入学時からプロの現場の空気を感じながら、第一線で活躍する講師の指導のもと、企画やシナリオを実際に映像化するための手法や、映画・映像業界で生きていくために必要な知識、技術を学ぶことができる。 さらに、2年次からは「現場実習制度」を利用してスタッフ・出演者の一員として実際の撮影現場への参加が可能。年間のべ130名が助監督や照明助手などとして現場での経験を積んでいる。この制度については、日本を代表する美術監督であり、現在、同校の学院長を務める木村威夫氏も「現場を体験する日活の学生はどんどん伸びていきます。就職も有利で、早い段階からスカウトされるケースも珍しくありません」と太鼓判を押している。卒業後、フリーで働くことの多い撮影スタッフ志望の学生は、実習に参加することで貴重な人脈を作ることもできる。 |
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| 30年以上の歴史の中で、常に進化してきた日活。07年度には映像科の中に特殊メイク科特殊メイクコースが新設され、特殊メイク・造型分野のパイオニアであるメイクアップディメンションズ所属のメイクアップアーテイストが直接、指導にあたる。その他、5科9コースの中で、特色のあるコースとしては、スクリプターコースがある。ここ数年、女性スタッフの割合が増えた撮影現場ではあるがスクリプターは、監督をサポートし、準備から仕上げまで関わり、細かい点まで気を配らなければならないという仕事柄、早くから女性専門の職種とされてきた。専門に学んだ卒業生たちは、製作現場からのの需要も高く、卒業後休む間もないほどに活躍している。 |
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多くの卒業生を抱える日活には、現場実習の受け入れ先や、求人といった情報が集まるため、在学中だけでなく、卒業後も仕事に関する相談や紹介などを行っている。また、映像科と同じく実践的なカリキュラムで俳優としてのスキルを身につけることのできる演技科では、舞台公演のほか、卒業前には監督、プロデューサー、演劇関係者などを招いて公開オーディションも行われている。
「多くの人々の共同作業によって成り立つ映画創りの場で何よりも求められるのは、コミュニケーション能力。言葉や身体、映像を通して何かを伝えていくには、先ずは自分の想いを伝えることから始まります」とは事務局長・南島氏からの言葉。 最後に、日活株式会社代表取締役社長であり、芸術学院の理事長でもある佐藤直樹氏からのメッセージ。「映画業界というのは、学歴、偏差値、家柄、まったく関係ないし、ガッツがあれば参加する資格があります。何かやりたい、何かができるはずなんだ、でもその何かがわからない、そんな人にこそ、ぜひ来て欲しいですね」 |
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●主な現場実習作品 「デスノート」金子修介監督、「ハチミツとクローバー」高田雅博監督、「さくらん」蜷川実花監督、「嫌われ松子の一生」中島哲也監督、「小さき勇者たち ガメラ」(特撮班)金子功監督、「紙屋悦子の青春」黒木和雄監督、「明日の記憶」堤幸彦監督、「マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝」谷垣健治監督
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