キネ旬メルマガ バックナンバー

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キネ旬メルマガ

Vol.040

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□┓  メルマガ KINEJUN Vol.040
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こんにちは。メルマガ事務局です。いよいよ秋も深まってきましたね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

こうやって1カ月に2回のメルマガを担当していると、本当に時間が早く過ぎて
いくのが分かります。気がつけば今年もあと3カ月。去年のこの時期のメルマガ
バックナンバーを読むと、キネマ旬報WEBサイトのリニューアルを行なっている
最中でした。

さて。あれから1年経ち、この9月にはキネマ旬報社の1部署である『キネマ旬報
映画総合研究所』のWEBサイトもリニューアルしました。
http://www.kinejun.com/kri/tabid/176/Default.aspx

興行レポートや、折々のトピックを語る『トピック・ジャーナル』など盛りだくさんな
内容を掲載。ぜひ一度のぞいてみてください。

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□┓  目  次
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1.『キネマ旬報』10月下旬号 巻頭特集「ツレがうつになりまして。」

2.『acteur アクチュール』 11月号、表紙・巻頭特集は岡田将生さん

3.エンタメ旬報 ――「お笑いは映画に比べて薄っぺらい」という方へ

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』

5.BOOK REVIEW ――――『のぼうの城』/和田竜・著

6.インフォメーション

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□┓ 1.『キネマ旬報』10月下旬号 巻頭特集「ツレがうつになりまして。」
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「ツレがうつになりまして。」は、細川貂々さんの同名エッセイ・コミックの映画化。
うつという病にかかった夫との日々のあれこれを、妻の目から綴った一作です。
『キネマ旬報』10月下旬号は巻頭から本作を大特集。4年ごしの企画を実現させた
佐々部清監督、主演の宮崎あおいさん、堺雅人さんへのインタビューや、原作者・
細川さんと“ツレ”のモデルである望月昭さんの対談などを通し、病とは、夫婦とは、
家族とは、というテーマに迫ります。

(『キネマ旬報』編集部 島崎奈央)


■あのSF映画の金字塔再び! 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」大特集

SF映画の金字塔ともいえる「猿の惑星」が公開されたのは1968年。
本作はそれまでキワモノ扱いされていたSF映画の地位を一気に引き上げるもの
でした。そして今年、40余年の時を超え、この第1作の謎を解き明かす超大作が
生まれました。――なぜ人類の文明は滅び、猿が支配者となったのか。その起源に
迫る新たな「猿の惑星」を、新鋭ルパート・ワイアット監督のインタビューと映画評論、
そしてウィルス進化論の視点から考察。今年一番の話題作「猿の惑星:創世記」を
お見逃しなく!

(『キネマ旬報』編集部 岡崎優子)

■『キネマ旬報』10月下旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinejun/tabid/62/Default.aspx

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□┓ 2.『acteur アクチュール』 11月号、表紙・巻頭特集は岡田将生さん
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「天然コケッコー」(07)で鮮烈な印象を放ってからわずか4年でめまぐるしい成長を
遂げている岡田将生。特に昨年、「告白」「悪人」「雷桜」(10)と立て続けて出演した
3本で、イケメン俳優などとは軽々しく呼べないような、“本格派”としての頭角を
現してきた岡田は、傍目からは順調そのものに見える一方で、惑いながら、
もがきながら今を生きています――。そんな素直な気持ちを存分に語ってくれた
インタビューは、グラビアと共に必見! 

また、「映画 怪物くん」が話題沸騰中の嵐の大野 智と脚本の西田征史の対談
は本誌独占! よってこちらも必見です!!

他にも、温水洋一、六平直政、渡辺真起子&江口のりこ、ムロツヨシ、六角精児、
新井浩文、村上淳、三谷幸喜など、超個性派と呼ばれる方々の顔を“モノクロ”
写真で見る特集も展開。彼らの特異性は、モノクロでもなお際立ちます。

(『アクチュール』編集部 川村夕祈子)

[お詫び]
9月7日配信のメルマガVol.038で予告しました、「スマグラー おまえの未来を
運べ」に出演の安藤政信さんのインタビューは、諸事情により掲載しておりません。
楽しみにしてくださった読者の皆様には、予告を訂正し、お詫び申し上げます。

■『acteur アクチュール』11月号は本日発売!
http://www.kinejun.com/acteur/tabid/72/Default.aspx

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□┓ 3.エンタメ旬報 ――「お笑いは映画に比べて薄っぺらい」という方へ   
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映画の「報じられ方」が俳優のインタビューばかりだとしたら、映画というジャンルは
とてつもなく一面的で、退屈で、閉じたものになり、進化を止めてしまうでしょう。
その俳優に興味を持つこと以外に、映画にアプローチする術が用意されていない
からです。

お笑いの世界は長らく、映画で言うところの俳優アプローチ、つまり「芸人(演者)
主義」だけで報じられてきました。イケメン芸人のグラビア。ある芸人を狂信的に
全肯定するインタビュー至上主義。特定芸人ファンの声だけを集めた「応援記事」等々。

そんな偏った(薄っぺらい)アプローチを続けているうちに、昨年「お笑いブーム」は
終わりました。「お笑いバブル」は弾けました。現に、芸人をビジュアル中心に紹介
する某お笑い雑誌は、今夏、休刊しました。

だから、9月30日にキネマ旬報社から2号目を発売した『全方位型お笑いマガジン
コメ旬(じゅん)』は、お笑いに対してもっと別のアプローチも仕掛けました。
語弊を恐れず言うなら、有名芸人さんの名前を冠した特集名やインタビューの売り
文句は、読者を、その先にあるまったく新しい場所にいざなうための、いわば「エサ」
なのです。

いま「本当に見るべき」お笑い番組の作り手の声。客寄せパンダ的なネームバリュー
頼みではない、真に作家的文才がある芸人の書き下ろし。芸人監督映画への辛辣な
批評視線。「大喜利」や「女芸人」といったジャンル構造論。現代お笑いの「状況」に
輪郭をつける長文論考――。『コメ旬』には、そんな場所をたくさん用意しました。

「お笑いは映画に比べて薄っぺらくて底が浅い」。そう考えている方にこそ、ぜひ
一度手にとっていただきたい内容です。

(『コメ旬』副編集長 稲田豊史)

●『全方位型お笑いマガジン コメ旬 COMEDY-JUNPO Vol.2』発売中!
http://bit.ly/pinTkA

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□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』      
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知人の若いプロデューサーが200万円以下で映画をつくった。自主映画ではなく、
配給前提の作品だ。この200万円は極端だが、最近は映画の製作費はどんどん
下がり、配給前提でも1000万円を切るのも珍しくない。一方、あるプロデューサーと
話していたとき、こんなことを続けていれば、日本映画の未来はなくなるという結論に
なった。こんな製作費では、スタッフに賃金を払えるわけがない。

実際、現場で働く若い人には、映画館で映画を見るのが大変で、レンタルで済ませ、
話題の新刊書籍を買う余裕はなく、ギリギリの生活をしている人たちも多い。
これでは、豊かな発想は生まれないだろう。 

彼はアメリカのようにユニオンをつくり、最低賃金を決めればいいという。その代わり、
ユニオンに所属するには、技術審査を経なければならない。技術は保証されるわけだ。
ユニオンを実現すれば、製作費が高騰し仕事量が減るのではというと、最低限、
必要な製作本数はあるわけだから、その中でやるしかないという。同時に、今より
高い製作費でも資金を回収できる、企画力のアップも考えなければならない。

日本の映画産業は長い斜陽のなかで、会社組織の組合活動は積極的だったが、
アメリカのような職能のユニオンは前例がないようだ。しかし、映画が好きだからと
いうことで、手弁当でやっていたら、本当に続くわけがない。一方、最近はここ
数年来の邦画バブルがはじけて製作本数が急減しており、何か仕事はないかと
いう話を聞く。まさに悪循環である。

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□┓ 5.BOOK REVIEW ――『のぼうの城』/和田竜・著
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学生時代ラグビーをやっていた。その時の友人Nは何をやらせても1番だった。
日々人一倍努力・精進している節はなかったが、彼は練習にあまり参加しなくても
140人いる部員の1年生からレギュラーだった。

センスはずば抜けてあったが 本人はいつもひょうひょうとしている。
当時は初めて天才を見た気がしていた。天才はいるのだとも思った。

この本を読んだ時、主人公“のぼう様”が彼のイメージだった。いつものらりくらり
しているにも関わらず、奥深く、鋭い判断をし、厳しい戦況を乗りきる。
勝つ見込みのない戦(試合)で勝つ。そんな! と皆を驚かせる。
そして実際にやってのけ、実績をつくる。

この小説に出てくるキャラクターはどれも個性的で魅力的に表現されていて、
読者がキャラクターを愛する事ができたと思う。のぼう様とその仲間、敵方も
申し分ない個性が絡み合うこの小説は、一気に読み進み一日で読めた
痛快時代劇傑作。

2012年に公開される映画「のぼうの城」も期待度大!! の超オススメ作品です。

(広告営業部 前田充穂)

■『のぼうの城』/和田竜・著/小学館
http://amzn.to/olh3Vr

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□┓ 6.インフォメーション
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●『コメ旬』Vol.2刊行記念 おかもとまりに会える!
お笑いトークラリー2011~女芸人と落語家に訊け!~
10月6日(木) 表参道GROUNDにて開催
http://www.kinejun.com/book/komejun_blog/tabid/154/EntryID/246/Default.aspx

●映像業界就職を目指す方へ! 
映画・映像業界就職セミナー2011・秋  11月27日(日)開催
お申込みはこちらから↓↓↓
http://www.kinejun.com/kri/work/seminar/tabid/183/Default.aspx

●10月8日(土)~21日(金)
「片桐はいり×キネカ大森上映会 キネカよ、今夜も有難う」を開催
http://www.kinejun.com/book//tabid/95/Default.aspx?ItemId=201

●大好評! ピース・又吉直樹さんのコラム「確かにお前は大器晩成やけど!!」
http://www.kinejun.com/Portals/0/serial/matayoshi/

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東京国際映画祭の期間中における提携企画として、札幌で行われる
「中国アニメフェスティバル/中国映画・テレビ週間」のオープニング作品
「肩の上の蝶」(10月25日(火)14時 札幌シネマフロンティア)の上映会
およびレセプションパーティーにご招待いたします!

詳細はこちらから
http://bit.ly/pyR0PW

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疑問など……その他なんでもお待ちしております。

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発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

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