キネ旬メルマガ バックナンバー

下へ

キネ旬メルマガ

Vol.038

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓  メルマガ KINEJUN Vol.038
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。メルマガ事務局です。あんなに暑かった夏もだんだん遠ざかり、
涼しい秋の空気になってきましたね。

さて。去年大好評を頂戴した『キネマ旬報定期購読者プレゼントキャンペーン』
(10月5日までに定期購読のお申込みをいただいた方が対象)を今年も行います。

プレゼントの中には、毎年2月に行っている「キネマ旬報ベスト・テン表彰式」への
ご招待も! 今年2月の表彰式では、メルマガ担当も多くの読者の方にお会いしました。

9月20日発売の『キネマ旬報』にて詳細を掲載いたしますので、ぜひふるってご応募を!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓  目  次
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.『キネマ旬報』9月下旬号で追う、原田芳雄氏の軌跡

2.『acteur アクチュール』 11月号、表紙・巻頭特集は岡田将生さん

3.エンタメ旬報 ―『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版』―

4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』

5.BOOK REVIEW ――――『ドキュメント・森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」』

6.インフォメーション

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 1.『キネマ旬報』9月下旬号で追う、原田芳雄氏の軌跡
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ブルーレイ化記念 「スター・ウォーズ」新伝説、始まる

1977年に公開され、それまでのSF映画の概念、映画のあり方を変えた
「スター・ウォーズ」。映画史の伝説でありながら、今なお進化を遂げて
いる本作待望のブルーレイが9月17日、リリースされます。これを記念し、
元FOXのナショナル・マーケティング・ディレクターの古澤利夫氏と、
映画評論家の石上三登志氏に、第1作の公開時、そして公開されるまでの
裏事情を本誌に語っていただきました。

さらに、コスチューム・ファンによって結成されたグローバル組織“501部隊”の
名誉隊員で、今回の特典監修に携わった河原一久さんからは、“進化を続ける
「スター・ウォーズ」の魅力”と注目すべき特典のポイントのご紹介を。40時間を
超える驚愕の特典映像など、発売が楽しみのブルーレイ。「スター・ウォーズ」
の復習とその素晴らしさを再認識するうえでも、ぜひご一読ください。

(『キネマ旬報』編集部 岡崎優子)


■原田芳雄氏の疾走の軌跡

70年「反逆のメロディー」で時代を象徴するアンチヒーローとして登場以来、
ずっとオリジナルであり続けてきた個性。その軌跡を、共に映画史を刷新
してきた澤田幸弘・大森一樹・鈴木清順・森崎東・阪本順治・若松孝二・
望月六郎・是枝裕和監督のことばで追いかけます。そして、原田芳雄が
日本映画史で示した転回を、映画プロデューサー・黒澤満、映画評論家・
山根貞男、映画ジャーナリスト・大高宏雄による鼎談で検証。また、多くの
代表作で現場を共にした鈴木達夫キャメラマン、俳優石橋蓮司・大楠道代が
そのスケールが大きく遊び心に溢れた芝居を語ります。さらに「呼吸した空気」
「歌」にフォーカスしたコラムも掲載。俳優・原田芳雄、その疾走の軌跡を
複眼的に捉える、総力特集です。

(『キネマ旬報』編集部 平嶋洋一)


■取材こぼれ話 宮崎あおいさん「ツレがうつになりまして。」

先日都内某所にて、新作「ツレがうつになりまして。」の公開に合わせ、
宮崎あおいさんにお話をお伺いしました。取材の場に現れた彼女を見て、
その大人っぽい美しさに改めてびっくり。今まで少女のイメージが強かった
宮崎さんですが、とはいえ、彼女も今年でもう26歳。年相応に大人であっても
なんの不思議もないのでした。そんな彼女の魅力が見事に生かされているのが、
「ツレがうつになりまして。」。宮崎さんは等身大でリアルに血の通った奥さん役を
演じています。絵空事でなく夫婦をきちんと描こうとするなら、こうでなくちゃね、
と思います。

(『キネマ旬報』編集部 島崎奈央)

■『キネマ旬報』9月下旬号の詳細はこちらから
http://www.kinejun.com/kinema/tabid/62/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 2.『acteur アクチュール』 11月号、表紙・巻頭特集は岡田将生さん
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

10月5日発売の『acteur アクチュール』は、モントリオール世界映画祭で
イノベーションアワードを受賞した、「アントキノイノチ」に出演の岡田将生さんの
表紙・巻頭特集です。ご期待ください!

さて、第2特集は……。「秋」は、植物が紅葉し、食べ物も美味しくなる実りの季節。
目にうつるものもそうですが、心もなんだか色づく季節ですね。ただ、映画や舞台に
目を向けると、俳優、クリエイターたちは一年中鮮やかで、皆それぞれに色づいて
います。こと、個性派といわれる方々の発色たるや、それは言葉では言い表せない
ほど。ということで、あえてそんな個性豊かな方を“モノクロ写真”で見てみるのは
いかがでしょう。強い色を持つ方々だからこそ、色を排すことによって、より鮮明な
何かが見えるのでは……という試みです。

他には、3D映画「怪物くん」の大野智さんと、ドラマ・映画共に脚本を手がけた
西田征史さん(脚本家)の独占対談! や、「スマグラー」の妻夫木聡さん、
安藤政信さん、好評連載『冒険者たち』では山田孝之さんがご登場です。

(『アクチュール』編集部 川村夕祈子)

■『acteur アクチュール』11月号は10月5日発売
http://www.kinejun.com/acteur/tabid/72/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 3.エンタメ旬報 ―『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版』―    
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2009年6月に公開され、興行収入40億円を記録した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」。
この大ヒットアニメ映画が、『~TV版』と銘打ち8月26日の『金曜ロードショー』
(日本テレビ系)で放送されましたが、皆さんご覧になられましたでしょうか?

この「新劇場版」シリーズは、1995年にTV放送され、97年に2本の劇場版も製作
された『新世紀エヴァンゲリオン』を、新たな設定・ストーリーで「再構築」した作品で、
雅楽や能楽における三段構成「序破急」から採られた「序」「破」「Q」「?」の4部構成が
予定されています。

「再構築」とは言うものの、単なるリメイクでないことは明らかで、随所に旧シリーズとの
繋がりを連想させる様々なネタが仕込まれており、ファンの考察魂に火をつけまくって
います。

「旧シリーズのリメイクに見えるけど、これ、実は続編なのでは?」と。

今回の『破 TV版』ラストで流れた最新の「Q」予告編にも、そんな濃いファンたちを
魅了する新たな仕掛けがありました。旧シリーズ終盤で「左目を負傷し、右腕が裂けた」
ヒロインの一人・アスカの、左目に眼帯、そして右腕部分に明らかな補修を施した
パイロットスーツ姿で活躍する姿が! さらに月面には旧シリーズラストシーンの「宇宙に
かかる長大な血飛沫」と思しき謎の赤い染みが……。

やはり「Q」とはすなわち「旧」、そして「ループ(O)を絶つ(Q)」という意味があるのでは?
などと作品中にちりばめられた謎について邪推するのも伝統ある『エヴァ』の楽しみ方。
2012年秋の「Q」公開が実に楽しみです。

(出版編集部 西崎尚吾)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 4.キネ旬総研 エグゼクティブ・ディレクター 掛尾良夫の『斬る!』      
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

文化庁による国際共同製作に対する補助金についての説明会が6月24日に
開催された。この補助金は、そもそも、日本映画の海外展開を促進したい
経済産業省の発案だったが、産業支援はできても作品支援が出来ない同省が
文化庁に話しをもちかけ実現したものだ。省庁間の連携の悪い日本でこの連携が
実現したのも、国際共同製作を重要な課題と認識しているからだ。当日は、会場に
溢れるほどのプロデューサーたちがつめかけたが、大手映画会社、テレビ局など、
大型企画を扱う会社からの参加はほとんどなかった。『映画・映像産業ビジネス
白書』の取材で大手首脳に共同製作の取組みについて質問しても、多くは消極的だ。
それは、今まで、成功事例がまったくと言っていいほど無いからだ。

KOFIC(韓国映画振興委員会)の知人から、東京国際映画祭で開催予定の日韓
ビジネス・マッチングの日本側参加者について相談を受けた。
韓国は、エンタテインメントを扱える日本の大手企業の参加を希望しているが、私は、
それは難しいのではと答えた。仮に参加しても企画の実現可能性は低く、予算を
消化するためのイヴェントになってしまうと加えた。KOFICも日本側の関心の薄さには
当惑している。

韓国、中国も国をあげて国際共同製作を後押ししているが、大手映画会社も歩調を
合わせている。失敗も重ねているが、経験も蓄積され、実績も生まれはじめている。
今や、国際共同製作についての人材、経験などにおいて、日本は東アジア各国から
数周の周回遅れとなっているという。日本は国内市場が大きく、今のところリスクの
高い国際試合に参加する必要はない。しかし、少子高齢化が加速する現在、国際
共同製作に無関心でいることはできない。大手、テレビ局からも野心的な
プロデューサーの登場を期待したい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         
□┓ 5.BOOK REVIEW ――『ドキュメント・森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」』
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オウム真理教を題材にしたドキュメンタリー映画「A」(1998年)、その続編「A2」
(2001年)が内外で高い評価を得た森達也は、その後、文筆、講演活動を中心に
活動していた。

2006年、テレビ東京で放送されたメディア・リテラシーをテーマにした番組で、森達也
は映像の世界に復帰した。その番組のタイトルは、『森達也の「ドキュメンタリーは
嘘をつく」』。自らの名前をタイトルにした番組? 普通あり得ない。

これは、視聴者が試される番組である。このタイトルからして、すでにトリックが
含まれている。この特異な番組の舞台裏の記録と、ドキュメンタリー、メディアを
論じた本書は、今こそ読んでもらいたい、観てもらいたい(番組DVD付)一冊である。

特に注目してもらいたいのは、登場するドキュメンタリー作家たち、原一男、佐藤真、
緒方明、安岡卓治、綿井健陽、田原総一朗たちへの貴重なインタビューだ。

綿井は言う。「客観的な報道、公正中立な報道など存在しない」

テレビや新聞の報道の質が問われている今こそ、個人の“メディア・リテラシー=情報
を見抜く力、情報に対する心構え”が必要となる。

本書は、その一助になるはずである。

(デジタルメディア事業部 高島正明)

■『ドキュメント・森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」』/番組本編DVD付/小社刊
http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-311-8/catid/5/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□┓ 6.インフォメーション
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●「成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論」トークイベント 9月12日(月)開催!
http://www.kinejun.com/book//tabid/95/Default.aspx?ItemId=185

●映画・映像業界就職セミナー2011・秋  11月27日(日)開催!
毎年多くの方にご参加頂いている就職セミナーを今年も開催
http://www.kinejun.com/book//tabid/95/Default.aspx?ItemId=189

●シアターマガジンキャンペーン2011 実施中!
『acteur』9月号、『acteur』11月号(10/5発売)、『acteur Stage VOL.2』、
『KINEJUN next vol.4』 の4雑誌が対象です。詳しくはコチラ ↓↓↓
http://www.kinejun.com/book//tabid/95/Default.aspx?ItemId=187

●10月5日までに定期購読のお申込みをいただいた方を対象に「定期購読者限定
プレゼントキャンペーン」を行います。今年も「キネマ旬報ベスト・テン」表彰式への
ご招待ほか、充実のラインアップ! 詳細は『キネマ旬報10月上旬号』(9/20発売)にて

●『キネマ旬報』の電子版 『キネマ旬報CORE [コア]』、毎月5日と20日発売
http://www.kinejun.com/kinejun//tabid/170/Default.aspx

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PR:「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」 作品募集中!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」では、2012年度の
開催に向け上映作品を募集中。

対象となる部門は、アカデミー賞につながる“ジャパン部門”、国内初上映を
問わない“NEO JAPAN”(非コンペティション)、旅の魅力を伝える
“旅シヨーット!プロジェクト”、音楽と映像の融合“ミュージックShort部門”、
地球温暖化をテーマにした“ストップ!温暖化部門”、新設となる“CG部門”。

また、ノミネートされた作品は、日本人監督応援プロジェクトとして海外映画祭へ
の出品代行も。詳しくはWEBで。

応募締め切りは2012年1月16日まで!(※部門により異なります)
http://www.shortshorts.org/2012_call_for_entry/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~メルマガスタッフより~
『キネマ旬報』や映画に関するご意見・ご感想、映画業界・パッケージ業界に関する
疑問など……その他なんでもお待ちしております。

メールはこちらから→souken@kinejun.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ KINEJUN は、ご登録いただいた方、及び、お名刺をいただいた方に
お送りしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本メルマガは、キネマ旬報映画総合研究所とキネマ旬報社広報部が共同で発
行しております。キネマ旬報社は出版事業を通じて、90年間「活動写真」のころ
から映画を応援しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ KINEJUN Vol.038 (2011.9.7)
発行元:(株)キネマ旬報社 メルマガ事務局 http://www.kinejun.com/

■個人情報について http://www.kinejun.com/company/privacy/tabid/91/Default.aspx
バックナンバー 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40