2019年3月

『ROMA/ローマ』の衝撃、Netflixは「映画体験」を変えるのか?

『ROMA/ローマ』の衝撃、Netflixは「映画体験」を変えるのか? ついにこの時がきたか―多くの映画ファンはそう思ったかも知れない。 Netflixオリジナル作品『ROMA/ローマ』のヴェネチア国際映画祭での金獅子賞受賞、そして米国アカデミー賞での作品賞をはじめとする10部門ノミネートである。

  • 2019.03.20

手塚眞監督はひと目で「三浦涼介に決めた!」その理由

手塚眞監督はひと目で「三浦涼介に決めた!」その理由 ヴィジュアリスト・手塚眞監督の“ふたつの伝説”―1985年の伝説のカルト・ムービー『星くず兄弟の伝説』、その再来となった2016年の『星くず兄弟の新たな伝説』、まさかのBlu-ray、DVD化を記念したトーク・イベントが3月15日、シネマート新宿で開かれた。 『星くず兄弟の新たな伝説』上映終了後、手塚眞監督、主役のひとり・カンを演じた三浦涼介、月 […]

樹木希林の知られざる家族のこと、幼いころの秘密

「いちばん幼かった頃のこと」 (『いつも心に樹木希林 ひとりの役者の咲きざま、死にざま』より) 3月1日に発表された『第42回 日本アカデミー賞』で最優秀助演女優賞を受賞し、私たちの記憶だけでなく記録にもますます名を残し続けている樹木希林さん。その生きざまや口にしてきた言葉は、世の人を惹きつけ魅了しているが、どのような家庭環境でどのように育ってきたのかは案外知られていないだろう。

『カメ止め』が道を開いた!広がるインディーズ映画の可能性

『カメ止め』が道を開いた!広がるインディーズ映画の可能性 短篇ながら、北は岩手・盛岡、南は大分・別府まで17館で拡大公開したのが、LGBTをテーマにした『カランコエの花』(39分)だ。短篇映画は新人監督の登竜門だが、劇場公開でここまで広がったのは異例。本作は2017年、LGBT映画の祭典「第26回レインボー・リール東京」のグランプリをはじめ、国内13冠を達成。2018年7月、東京・新宿のK’s cinema で、1日1回の1週間限定公開され、連日満席に。さらに、観客たちがSNSで“カランコエの花の上映を止めるな”と作品の素晴らしさを拡散した。

今なぜ“女王映画”が人気なのか? その魅力と注目点

『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 ◎3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて (c)2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED 英国は女王の時代に栄える――それほど英国の歴史に詳しくなくても、この言いまわしは耳にしたことがあるだろう。ここで言う女王とはまさしく“ゴールデン・エイジ”を築いたエリザベ […]

戸田恵梨香、役作りでイメージした昭和の大女優とは?『あの日のオルガン』インタビュー

強い女性を演じさせたら、戸田恵梨香は抜群の威力を発揮する。オフの時に見せるきりりとした眼差しや、はっきりとした物言いも関係しているが、演技に関して言えば、表に見せていた強さを維持できず、その端正な表情が綻んだときの内なる弱さをきちんと演じられるから、強い女の陰影が深まるのだと思う。2018年は日本映画の興行収入第一位となった『劇場版 コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』での緋山美帆子役、そし […]

樹木希林が30代のときに語った”己の死にざま”とは?

<不定期連載1>まだ知られてない樹木希林の魅力 樹木希林が30代のときに語った”己の死にざま”とは?「芸能人のこの世での役は、己の死にざまをお見せすることかもしれません」その死にざまにより、なおいっそう鮮やかにその像を私たちの記憶に刻印した樹木希林さんが、名エッセイストであったということをご存知の方は案外、少ないかもしれない。