2021年8月

  • 2021.08.20

カンヌで4冠受賞!『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介 × 三宅唱 × 三浦哲哉 鼎談

「ドライブ・マイ・カー」の完成を祝し、濱ロ竜介監督をこの2人が囲んだ!「きみの鳥はうたえる」(18年)の三宅唱監督は、たとえば『ユリイカ』18年9月号で濱ロ監督からの「公開質問」に答え、監督同士の緊張感のなかにシンパシーを送り合う仲。そして三浦哲哉は、濱口監督の大作を分析し長篇評論『『ハッヒーアワー』論』(18年、羽鳥書店)を書き上げた同時代の伴走的批評家。3人は「映画演出の勉強会」をともに行う間柄でもある。映画となれば話はどこからでもはじまり千夜一夜は瞬く間、と申しますが3人の映画長話、どこまで転がってゆくでしょう?

【あの頃のロマンポルノ】日本映画批評 「わたしのSEX白書 絶頂度」

2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポルノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。今回は、「キネマ旬報」1976年4月下旬号より、斎藤正治氏による曽根中生監督作品をとりあげた「日本映画批評『わたしのSEX白書 絶頂度』」の記事を転載いたします。1919年に創刊され100年以上の歴史を持つ「キネマ旬報」の過去の記事を読める貴重なこの機会をお見逃しなく!

【後編】こがけん×松崎健夫が語りつくす「死ぬまでにこれは観ろ!2021」

キングレコードの夏、にっぽんの夏……映画ファンにはお馴染み8年目を迎えたキングレコードのブルーレイ&DVDキャンペーン「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズ。2021年はなんと250本(ブルーレイ127、DVD123タイトル)がラインアップ! 恒例となった「死ぬこれ!」対談は映画評論家の松崎健夫氏と、「ハリウッド映画ものまね」でおなじみ、芸人のこがけん氏が本誌初登場! 3本買うと1本もらえる、2021年の激ヤバ・キャンペーンに沿って、各々4タイトルずつセレクトしてもらった。前編に続いて作品への想いや見どころ、結局ブルーレイとDVDが欲しくなるのはなぜか!? をあますところなく語りつくす。

人間の心の深い闇を覗き込むような感覚。衝撃の事件を描く「ファーストラヴ」

トイレに横たわった死体……画面が変わると、血まみれの包丁を持ったリクルートスーツ姿の女子大生が川沿いの道を歩いていく……。そんなショッキングな冒頭から始まるサスペンス・ミステリー映画「ファーストラヴ」(8月13日Blu-ray&DVDリリース)。『ナラタージュ』『Red』などの著書もある島本理生が第159回直木三十五賞を受賞した累計発行部数41万部超えの同名ベストセラー小説を、「TRICK」「20世紀少年」「SPEC」各シリーズなどの堤幸彦監督が映画化している。

第17回「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」

日活ロマンポルノ50年×キネマ旬報100周年特別連載企画『みうらじゅんがロマンポルノ作品を毎回テーマごとに紹介する番組「グレイト余生映画ショーin日活ロマンポルノ」の過去の貴重なアーカイブから、公式書き起こし』今回の特集は「ザ」!

【あの頃のロマンポルノ】プロフェッショナル曽根中生

 2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポルノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。  今回は、「キネマ旬報」1973年6月下旬号より、吉田成己氏による企画特集「プロフェッショナル曽根中生」の記事を転載いた […]

【前編】こがけん×松崎健夫が語りつくす「死ぬまでにこれは観ろ!2021」

キングレコードの夏、にっぽんの夏……映画ファンにはお馴染み8年目を迎えたキングレコードのブルーレイ&DVDキャンペーン「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズ。2021年はなんと250本(ブルーレイ127、DVD123タイトル)がラインアップ! 恒例となった「死ぬこれ!」対談は映画評論家の松崎健夫氏と、「ハリウッド映画ものまね」でおなじみ、芸人のこがけん氏が本誌初登場! 3本買うと1本もらえる、2021年の激ヤバ・キャンペーンに沿って、各々4タイトルずつセレクトしてもらった。作品への想いや見どころ、結局ブルーレイとDVDが欲しくなるのはなぜか!? をあますところなく語りつくす。

夢が叶わなかった人たちのその後の人生の物語「東京バタフライ」。佐近監督がいま伝えたい想いとは―。

人気バンドとして一時は夢を追い求めたものの、結果デビューに至らず後悔の念を抱えたまま大人になったバンドメンバーの4人がその後の人生で直面するものとは―。そんな”夢の残り香”と向き合った若者たちの群像劇を描く「東京バタフライ」で、長篇デビューを果たした佐近圭太郎監督が作品の成り立ち、そしてかつて夢を追い求めたすべての人々に贈るいま伝えたい想いを語る。

青山真治監督作「空に住む」 懸命に生きるひとたちの心に、ほんのりと光を灯す

「Helpless」(96)での鮮烈デビューから、混沌とし続ける家族の在りようを、様々なかたちで掘り下げてきた青山真治監督。田中慎弥氏の芥川賞受賞作に挑んだ「共喰い」(13)以来久々の映画となる今作「空に住む」(8月4日にBlu-ray&DVDリリース)も、〝家庭〟を不意に失い彷徨う女性の喪失と再生を、じっくり腰を据えて見つめている。

黒木瞳監督作「十二単衣を着た悪魔」 女優たちの魅力際立つ女性映画

8月4日にDVDリリースとなる「十二単衣を着た悪魔」は内舘牧子の小説を映画化した、「嫌な女」(16)に続く女優・黒木瞳の劇場長篇監督第2作。就職試験に落ちまくり、出来のいい弟・水と何かと比べられるフリーターの青年・雷(伊藤健太郎)が、『源氏物語』の世界へと異次元スリップ。彼は偶然持っていた『源氏物語』展の冊子から得た知識と薬品会社の試供品を駆使して、この世界で陰陽師として厚遇され、帝の后・弘徽殿女御の相談役として生きていくことになる。

カンヌで14分間のスタンディングオベーション!細田守監督インタビュー

10年の積み重ねがあったからこその新作 そして次の10年に向けた手応え 「時をかける少女」(06)「サマーウォーズ 」(09)「おおかみこどもの雨と雪 (12)「バケモノの子」(15) 「未来のミライ」( 1 8 ) と 、 これまでのスタジオ地図作品すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。「未来のミライ」ではカンヌ国際映画祭「監督週間」で上映。さらにはアニー賞受賞、ゴールデン・ […]

精神科医・名越康文先生が感情労働者に贈る、“心のモヤモヤ”を解消するヒントとは?

テレビやラジオでのコメンテーター、映画評論、マンガ・ゲーム分析など様々な分野での心理分析と悩める人々にアドバイスを発信し続ける精神科医の名越康文氏。 キネマ旬報社から刊行された韓国エッセイ『僕だって、大丈夫じゃない~それでも互いに生かし生かされる、僕とあなたの平凡な日々~』の医師に見る現代労働者のモヤモヤに対してどのように向き合っていくべきか、本書を翻訳した岡崎暢子氏との対談を通して名越先生にヒントを伺った。