ハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディ監督×レア・セドゥ主演。出会った日に結婚した男女の官能的で切ない愛を描き、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」が、8月12日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、ユーロスペースほかで全国公開される。
イルディコー・エニェディ監督は長編デビュー作「私の20世紀」(89)でカンヌ国際映画祭カメラドール、「心と体と」(18)でベルリン国際映画祭金熊賞に輝いた鬼才。
主演のレア・セドゥはカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「アデル、ブルーは熱い色」(13)をはじめ、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(21)や「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(21)など数々の作品でおなじみ。共演は「グッバイ・ゴダール!」(17)や「SAINT LAURENT サンローラン」(14)のルイ・ガレル。
物語は1920年代のマルタ共和国のカフェで、船長のヤコブが友人と「最初に入ってきた女性と結婚する」という賭けをしたことから始まるラブロマンス。豪華絢爛な衣装と美しい風景が、レア・セドゥの小悪魔的な魅力を引き出している。
解禁された場面写真は、レア・セドゥ演じるリジーがヤコブと出会うシーン。リジーのコケティッシュな笑顔は、ヤコブを一瞬で虜にするが……。
Story
1920年のマルタ共和国。船長のヤコブ(ハイス・ナバー)は、カフェに最初に入ってきた女性と結婚するという賭けを友人とする。そこにリジー(レア・セドゥ)という美しい女性が入ってくる。ヤコブは初対面のリジーに結婚を申し込み、その週末、ふたりだけの結婚の儀式を行う。そして幸せな時間を過ごしていたが、リジーの友人デダン(ルイ・ガレル)が現れ、ヤコブは彼らの仲を怪しみ嫉妬するように……。
「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」
出演:レア・セドゥ、ハイス・ナバー、ルイ・ガレル、セルジオ・ルビーニ、ルナ・ウェドラー
監督・脚本:イルディコー・エニェディ
プロデューサー:モニカ・メーチ 原作:ミラン・フスト 撮影:マルツェル・レーブ 音楽:アダム・バラージュ
2021/ハンガリー・ドイツ・フランス・イタリア/英語・フランス語・オランダ語・ドイツ語・イタリア語/シネマスコープ/169分
原題:A feleségem története
配給:彩プロ PG-12
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