岡田准一と坂口健太郎が共演し、原田眞人がメガホンを執ったクライム・エンタテインメント「ヘルドッグス」が9月16日(金)より全国公開。アーティストで俳優のMIYAVIの出演が発表された。
闇堕ちした元警官(岡田准一)× 制御不能のサイコボーイ(坂口健太郎)という相性98%の狂犬コンビが組織でのし上がっていく姿を描く「ヘルドッグス」。MIYAVIが演じるのは、関東最大のヤクザ組織〈東鞘会〉の七代目会長である若きカリスマ、十朱義孝(とあけ・よしたか)だ。容姿端麗でインテリである一方、高い戦闘力と凶暴性も持っている。
MIYAVIのコメントは以下。
十朱は『形でしかない正義や常識』ってものに対して牙を剥き、彼なりの正義を貫き通そうとしている。そこに兼高という自分と同じような匂いのした男が入ってきて、ある種彼に対しての愛が芽生えていく。その中でもちろん疑いもありますし、でも信じたい、愛したいという気持ちと。アンビバレンスな感情の推移というのを描ければ、と思いました。岡田くんは、本当に真面目だし、アクションが好きだなと感じました。音楽番組でしか共演させてもらったことがなかったので、今回改めて作品を通じてやりとりをする中で、あれだけ武術を極め、アクションの振り付けも出演していないシーンにも関わっていたりする。映画人としての心意気と、熱いものを感じさせられました。本当にエキサイティングな現場で、出演できて光栄でした。岡田くんもそうだし、坂口くんも、みんな気を使いながらも和気あいあいと。実際楽しかったです。大変なシーンもたくさんありましたけど、原田監督と岡田くんの映画作りに対する姿勢がキャスト・スタッフにも共鳴して作り上げられたんじゃないかなと思います。
MIYAVI プロフィール
1981年9月14日生まれ、大阪府出身。エレクトリックギターをピックを使わずに指で弾く独自の“スラップ奏法”で注目され、これまで約30カ国350公演以上のライブとともに8度のワールドツアーを成功させている。俳優としてはアンジェリーナ・ジョリー監督の映画「不屈の男 アンブロークン」(16)でハリウッドデビューし、国内では「BLEACH」(18/佐藤信介監督)や「ギャングース」(18/入江悠監督)、国外では「キングコング:髑髏島の巨神」(17/ジョーダン・ボート=ロバーツ監督)や「マレフィセント2」(19/ヨアヒム・ローニング監督)などに出演。
©2022「ヘルドッグス」製作委員会
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント