ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、ブルック・シールズらがコメント。「メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー」

ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、ブルック・シールズらがコメント。「メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー」

多くのスーパーモデルやセレブを虜にしたメイクアップ・アーティスト、ケヴィン・オークインの実像に迫る「メイクアップ・アーティスト:ケヴィン・オークイン・ストーリー」が、10月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイントで先行公開、10月14日(金)よりアップリンク吉祥寺ほかで順次公開される。特報および有名モデル・俳優・デザイナーらのコメントが解禁された。

 

 

 

ケイト・モス(モデル)
魔法がかかるのは舞台じゃなくてケヴィンと鏡に向かう時。小さな楽屋に、とても親密な時間が流れるの。
このドキュメンタリーは、あの驚くべきケヴィンへの完璧なオマージュよ。私の知らなかったケヴィンの側面を知ることができたわ。彼のすべてが描かれていて、今まで以上に好きになったわ。

 

ナオミ・キャンベル(モデル)
髪や顔に触れた人に自信がないと分かる、ダメだなって。ケヴィン以外はお断りだった。彼の前にある椅子にしか座らない。それで通した。
いわば当時のフォトショップよ。ケヴィンの独壇場だった。ベースメークは彼にしかできない。口癖は「のっぺり顔はダメ。」他の人がベースをのっぺり塗るとすごく嫌がった。一流ならそんな塗り方はしない。

 

ポーリーナ・ポリスコワ(モデル)
1983年だったと思うけど…カタログの撮影があった。その現場に背が高いやせた男の子が用具を持って現われた。「ポーリーナ、大ファンです!」「あなたは最高!」。
『GLAMOUR』や『COSMOPOLITAN』等私の仕事を全部知っていた。仕事が終わると彼は「ぜひテスト撮影を」と言い、私は快諾した。衣装の穴あきTシャツを更にボロボロにして、目元にはバーガンディーのシャドウに、たてがみのような髪で、パンクに撮った。

 

イザベラ・ロッセリーニ(俳優&モデル)
彼のメイクは単純に美しいだけじゃない。生きることへの欲望。好奇心と愛なの。
悲しいけど、こんなに注目されてるなんて、短い生涯を超える存在だったと思う。

 

トッド・オールドハム(デザイナー)
彼ほど色彩センスがすごい人はいない。画家を含めてもね。手品師だよ。油絵で必ず下塗りをするように、下地を塗る。そういう知恵をケヴィンは備えてた。わざわざ学ばなくてもね。

トーリ・エイモス(シンガーソングライター)
女性たちは彼を呼び出した。“とにかく今すぐここへ来て” “すごく大切な仕事なの”。そんな時、彼は期待に応えた。もたれあいよ。美しくしてもらう側の依存と、美しくする側の依存。

ブルック・シールズ(俳優&モデル)
まるで画家のように、彼はメイクをしていたわ。彼と過ごした人は誰でも、自分がすごい人のように感じてしまう力が彼にはあったのよ。彼が作り上げるんじゃない。彼はその人が持っている魅力を引き出すのよ。

アイザック・ミズラヒ(デザイナー)
ケヴィンは当時、最も革新的なアーティストだったね。彼は事実上、現在僕らが知っているメイクアップというものを発案した。彼と一緒に仕事をするのが好きだったけど、それ以上に重要なことは、僕は彼を愛していたことだ。

クリスティ・ターリントン・バーンズ(モデル、映画監督)
ケヴィンはアーティストであり、彼のことを知るすべての人を刺激して、大義のために自分たちの有利な立場を使う気にさせた活動家だったわ。
彼はファッションに生き、創造とマジックの世界にいた。その一方でジェドと“家”を築いていたの。そういう部分も大事にしてた。

 

 

©2017 Mr. Valentine LLC
配給・宣伝:アップリンク

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