今年のテーマは熱狂! 心躍る10日間の映画体験「日比谷シネマフェスティバル2022」開催!!

今年のテーマは熱狂! 心躍る10日間の映画体験「日比谷シネマフェスティバル2022」開催!!

日を追うごとに秋の深まりを感じる10月に入り、ゆっくりと文化・芸術に触れ楽しみたいと感じる今日この頃。そんな中、古くから映画の街として多くの映画ファンに親しまれてきた、日比谷を舞台に開催される「HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2022(日比谷シネマフェスティバル2022)」(10月14日~23日)を、“芸術の秋”にピッタリのイベントとしてお薦めしたい。

昨年より本格的に日比谷・有楽町・銀座地区をメイン会場に移した「東京国際映画祭」と共に、映画ファンのみならず多くの街行く人を楽しませた本イベントだが、第5回目を迎える今回のテーマは“熱狂”。普段は静かな屋内の劇場で楽しむ映画を、秋風を感じながら屋外の大型スクリーンで鑑賞するなど、新たな楽しみ方を提案。昼間には、音楽が強く心に刻まれる作品の上映に加え、その幕間に短い時間で世界の映画が楽しめるショートフィルムが上映される「フィーバー・シネマ」、夜になると監督の貴重なトークセッションも注目の「トロント日本映画祭 in 日比谷」、さらに100年以上の歴史のある映画雑誌「キネマ旬報」のポスター展示、そして連携企画としてTOHOシネマズ日比谷では、応援上映「一夜限りのプレミアムシアター」が開催され、映画の魅力を存分に感じられる企画が勢揃い。まさに“心躍る”映画体験が堪能できるだろう。

昼間は家族や仲間とわいわい、ひとりでゆったりと思い思いに外国映画を楽しむ

「日比谷シネマフェスティバル2022」のメイン会場となる「東京ミッドタウン日比谷」の日比谷ステップ広場には、巨大スクリーンとプロジェクターが備えられ、リラックスファニチャー(約30席)、カフェスペースにはテーブルも置かれた4人席(約90席)、さらに今年は、スクリーンを臨める日比谷ステップ広場の大階段をミニオンズがジャックし、記念撮影も楽しめる“映えスポット”として注目を集めそうな“ミニオンズゾーン”など、様々な鑑賞スタイルができるスペースが用意されている。

また、日比谷を代表する老舗洋食店「日比谷松本楼」のキッチンカーが初登場。定番メニューに加え、本イベント限定の旨辛「フィーバーメニュー」が販売される。ヤムニョムチキンやスパイシーポテトなど、ここでしか食べられない限定メニューが“熱狂”を強力に後押ししてくれるだろう。

上映される作品は「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」「レ・ミゼラブル」「ラ・ラ・ランド」など、音楽が非常に印象的な全10作品、計15回上映の「フィーバー・シネマ」がラインナップ。秋の空に名曲の数々が吸い込まれていくような、屋外ならではの映像体験に期待したい。さらに、その幕間には5分から10分のショートフィルム、全8作が上映される。あまり時間がない方でも、良質で個性豊かな作品を気軽に楽しむことができる。

夜は日本映画の気鋭の監督たちのトークセッションを堪能

 
左)是枝裕和監督  ©藤井保  右)藤井道人監督 ©後藤武浩

夜に入ると日比谷ステップ広場では、話題の日本映画を英語字幕付きで無料上映する「第4回 トロント日本映画祭 in 日比谷」が開催。6月にカナダで上映された作品の中から「余命10年」「子供はわかってあげない」などの良作が楽しめる。さらに本編上映前には、各作品の監督によるトークセッションが行われるのが大きな魅力だ。是枝裕和、藤井道人、沖田修一ら7名の気鋭の監督たちによる、ここでしか聞けない貴重な話が聞けるかも? 監督の話と合わせて本編もじっくり楽しもう。(※トークセッションはオンラインでも生配信)
なお、本プログラムでは観覧スペース前方、約30席の「リラックスゾーン(リクライニングチェア)」が事前予約制となっている。10月4日 13:00より受付が開始されているので、トークセッションや本編上映をくつろぎながら楽しみたい方は申し込んでみるのも良いだろう。
〈★事前予約はこちらから

創刊100年を超える「キネマ旬報」の表紙であの映画の“熱狂”を再体験

東京ミッドタウン日比谷のB1フロアの日比谷アーケードでは、歴代の「キネマ旬報」がポスター展示される。100年を超える歴史を持つ映画雑誌「キネマ旬報」(1919年・大正8年創刊)の、時代を彩った名作やスターの表紙から作成されたポスターが並び、眺めるだけでも映画の世界に浸れる。その時代を象徴するような表紙から、その当時に思いを馳せたり、自分の思い出の1作を探してみるなど、様々な楽しみ方ができる展示となっている。

TOHOシネマズ日比谷であの名作が応援上映

「日比谷シネマフェスティバル2022」の連携企画として、東京ミッドタウン日比谷館内のTOHOシネマズ日比谷では、2日間限定で「グレイテスト・ショーマン」「ボヘミアン・ラプソディ」の無発声応援上映も開催。上映中の声出しはNGだが、拍手や手拍子、ペンライトや団扇といった応援グッズの持ち込み、コスプレOKということで、両作品とも“熱狂”必至の上映になること間違いなし。会場となるのは映像、音響など最高水準のプレミアムシアター(スクリーン1)。それぞれ一度だけ上映される「一夜限りのプレミアムシアター」は、ここでしか味わえない貴重な体験ができるに違いない。

さらに、連携企画として東京ミッドタウン日比谷館内の飲食店舗では、子供の頃の“熱狂”を思い出す「大人のおこさまランチ」メニューが提供される。和食からエスニック料理まで、多彩な店舗でおこさまランチのように少しずつ色々な料理を楽しめるメニューがずらりと並び、心もお腹も満たしてくれそう。

  

昨年以上の充実した企画が揃い、文字通り日比谷の街を映画一色に染め上げる「日比谷シネマフェスティバル2022」。秋も深まるこの季節に、是非、新しい映画体験を満喫してみてはいかがだろうか。

 

「HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2022(日比谷シネマフェスティバル2022)」

期間:2022年10月14日(金)~10月23日(日)※雨天決行、荒天中止
時間:12:00-21:00
(フィーバー・シネマ 12:00-18:00/第4回 トロント日本映画祭in日比谷 18:30-21:00)
場所:東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場/B1日比谷アーケード
入場:無料・入退場自由 ※一部エリアは事前予約制
主催:東京ミッドタウン日比谷/一般社団法人日比谷エリアマネジメント

※イベントの詳細・予約は特設サイトへ
URL:https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/hibiya-cinema-festival/

※イベントは、新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み、企画の内容等を変更、または開催を中止する場合があります。最新の状況はイベント特設サイトでご確認ください。

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