安楽死をめぐる父と娘の葛藤劇を涙と笑いで綴り、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたフランソワ・オゾン監督作「すべてうまくいきますように」が、2月3日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほかで全国公開。主演ソフィー・マルソーの誕生日(1966年11月17日生まれ)に合わせ、ティザービジュアル、場面写真、彼女のコメントが到着した。
ソフィー・マルソーのコメントは以下。
これまでにフランソワ・オゾンが私の出演を考えた時は、タイミングが合わなかったか、役柄が合わなかったかのどちらかでした。けれど、一緒に仕事をしたいという希望は持っていましたし、昔からフランソワの映画が大好きなんです。フランソワは折衷主義的な映画監督です。エネルギッシュで好奇心旺盛で、社会とその弱点を観察する鋭い目を持っています。
私は数年ほど演技をしていない状態から撮影現場に戻ってきました。この力強い物語と共演者たち、そしてスタッフと監督に恵まれてとても幸せでした。そして、女優でありたいという思いを新たにしました。(ソフィー・マルソー)
場面写真は、登場人物たちのさまざまな姿を切り取ったもの。フランソワーズ・サガンの『ある微笑』の初版本を手に喜ぶエマニュエル(ソフィー・マルソー)をはじめ、入院中の父アンドレ(アンドレ・デュソリエ)を複雑な表情で見守るエマニュエルとパスカル(ジェラルディーヌ・ペラス)の姉妹、夫のアンドレとは何年も別居中の彫刻家クロード(シャーロット・ランプリング)、安楽死を支援する協会から派遣されたスイス人女性(ハンナ・シグラ)などが確認できる。
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