ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事を描いた同名韓国映画を、岡田准一と綾野剛の共演で、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人のメガホンによりリメイクした「最後まで行く」が5月19日(金)より全国公開。広末涼子、磯村勇斗、杉本哲太、柄本明ら新キャスト10名が発表され、特報映像および岡田准一と綾野剛の新ビジュアルが到着した。
悪運が重なって陰謀に巻き込まれていく刑事・工藤祐司(岡田准一)と、彼を追う監察官・矢崎(綾野剛)による年の瀬の4日間の物語を描く本作。
別居中の夫である工藤との関係に悩みながら一人娘を育てる美沙子を広末涼子、工藤の車に撥ねられる尾田創を磯村勇斗、工藤の上司である刑事課の課長・淡島幹雄を杉本哲太、工藤が関係するヤクザの仙葉組組長・仙葉泰を柄本明が演じる。
さらに、工藤を心配しつつも疑う同僚役で駿河太郎・黒羽麻璃央・駒木根隆介、男を撥ねた工藤に検問所で詰め寄る交通課の警察官役で山中崇、矢崎の婚約者役で山田真歩、尾田の仲間役で清水くるみが脇を固める。
新キャストのコメントは以下。
広末涼子
極寒の中、スタッフキャスト一同全力で挑んだ撮影。その迫力と熱気が伝わる作品になっているはずです。スピード感緊張感ある最強の映画を皆さまに堪能していただける公開日を、私も心から楽しみにしています。
磯村勇斗
本作で、藤井道人監督と綾野剛さんと再びご一緒できたこと、また岡田准一さんとご一緒できたことがとても嬉しかったです。
今回の役柄では、アドレナリンが溢れ出るシーンが多かったので、いつもより心拍数が高かったです。
とどまるところを知らない藤井組の勢いあるエキサイティングな映画を是非、お楽しみ下さい。
駿河太郎
ただのサスペンスアクション映画ではない事を現場にて痛感しました。
そこにスパイスとして参加出来る事が何より嬉しかったです。
気がつけば藤井監督との付き合いも長くなりましたが、藤井組はいつもいい緊張感を与えてくれて俳優として、楽しさと難しさを教えてもらえる現場です。
そこに絶対的座長の岡田准一君、綾野剛君を筆頭に俳優陣や各部署のスタッフとの化学反応が確実に起こります。藤井作品で僕はいつも殺されてますが、今回はどうなるか楽しみにしといてください。
山中崇
凍るかと思いました。
相手の顔が見えないほどにずぶ濡れでしたので、すべてが靄がかってまるで撮影の日々は夢だったかのようです。
でもあの日々を懐かしんでいる、どこかでまた求めている自分もいます。
どうぞ“最後まで”お楽しみください。
黒羽麻璃央
念願の藤井監督の映画に出演させて頂けた事、偉大なる先輩方と一緒に作品を作れた事嬉しくもあり幸せな気持ちです。
まずい男VSやばい男 結末がどうなるのか是非、最後まで作品の世界に浸かって観ていただければと思います。
駒木根隆介
韓国オリジナル版公開時、一観客として観ていた作品にまさかこんな形で参加できるとは!
現場では岡田准一さん、綾野剛さんのマズい部分とヤバい部分の片鱗は間近で目撃させていただきましたが、2人がどんな風に「最後まで行く」のか、再び一観客に戻ってワクワクしています。
山田真歩
『最後まで行く』の脚本を初めて読んだ時、加速していくスリルとユーモアに最後までわくわくしっぱなしでした。
「祭り」が影を潜めて久しいですが、この映画が観る人の心の憂さを晴らし、爽快感とともに劇場を出て行くものになりますように。
清水くるみ
「青の帰り道」から藤井監督とは出会って6年目。
常に新しいことに挑戦している監督にまた呼んでいただけたこと、とても光栄に思います。
今作はノンストップエンターテインメントということですが、中でもわたしが演じた真由子は登場人物の中でもエンタメ要素の強い役になっているかと思います。
わたし自身、あらゆる面で、すごく刺激をいただいた現場です。是非劇場で観ていただきたいです。
杉本哲太
今回、定年前という年齢的にも等身大の刑事を演じさせていただきました。藤井組初参加で緊張もしましたが、初共演の方も多く新鮮な気持ちで撮影に参加することができました。
どうぞ“最後まで”お楽しみください!
柄本明
最後まで一生懸命に演りました。
仙葉がどのように物語に関わっていくのか楽しんで観て頂ければ幸いです。
特報映像は、焦って車を飛ばす工藤が、突如目の前に現れた男を撥ねてしまうシーンから開始。彼に次々と降りかかる悪運とともに、冷徹な矢崎、悲しげな美沙子、怪しく笑う仙葉が映し出される。最低な男の最悪な4日間の結末やいかに?
© 2023映画「最後まで行く」製作委員会
配給:東宝