鬼才イエジー・スコリモフスキが旅するロバの物語を描き、第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞と作曲賞を受賞、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされた「EO イーオー」が、5月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開。予告編が到着した。
ロバのEOは、サーカス団で心優しいパートナーのカサンドラと生活していたが、ある日、何者かに連れ出される。トラックで運ばれたEOは、サッカーチームや馬の群れ、踊り騒ぐ人々に直面しながら、ある時は立ち尽くし、ある時は疾走する。無垢な瞳には、人間社会の不条理と自然の驚異が映る──。
予告編からは、鮮烈なタッチと物語が窺える。New York Timesは2022年のNo.1ムービーに選出し、「ムーンライト」のバリー・ジェンキンスは「“EO”がどれだけ素晴らしいか。昨日観てから、一切頭から離れない」とSNSに投稿するなど、すでに世界は熱狂中。日本公開を心待ちにしたい。
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配給:ファインフィルムズ
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