豊臣秀吉が朝鮮半島に出兵した〈文禄・慶長の役〉で、日本と朝鮮の両軍にとって分岐点となった〈閑山島海戦〉を映画化した「ハンサン ―龍の出現―」が、3月17日（金）よりシネマート新宿ほかで全国順次公開。2PMメンバーのオク・テギョンが演じる間者に危機が迫る本編シーンが解禁された。
朝鮮軍の冷静沈着な将軍イ・スンシン（李舜臣）を「別れる決心」のパク・ヘイル、日本軍の勇猛果敢な脇坂安治を「声／姿なき犯罪者」のピョン・ヨハンが熱演（ピョン・ヨハンは青龍映画賞と大鍾賞映画祭で助演男優賞を受賞）。実力を認め合う両雄の大海戦を、「バトル・オーシャン 海上決戦」のキム・ハンミン監督が描き出したのが本作だ。
今回の解禁シーンは、朝鮮軍の間者イム・ジュニョン（オク・テギョン）が、潜入した日本陣営で危うく見つかりそうになったところを、同じく間者のチョン・ボルム（キム・ヒャンギ）に助けられるシーンから開始。「もう大丈夫です」というチョン・ボルムの声に、隠れ場所から出てきたイム・ジュニョンだったが、そこへ日本軍が現れる……。
オク・テギョンは韓国での制作報告会で、演技のポイントを「眼差しです。イ・スンシン将軍に信頼してもらえるように忠誠心が感じられる眼差しを見せようとしました」と語っている。その眼差し、スクリーンで堪能したい。
「ハンサン ―龍の出現―」
出演：パク・ヘイル、ピョン・ヨハン、アン・ソンギ、オク・テギョン（2PM）
監督：キム・ハンミン
2022年／韓国／韓国語、一部日本語吹替／130分／シネスコ/5.1ch／原題：한산 : 용의 출현／字幕翻訳：福留友子 R-15
配給：ツイン
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