「AIR/エア」は共にアカデミー賞受賞経験があり実生活でも長年の大親友というベン・アフレックが監督しマット・デイモンが主演する実話を基にした感動作で、世界中で劇場公開され、観客からも評論家からも絶賛された映画です。当時まだ新人だったマイケル・ジョーダンと、設立間もないナイキバスケットボール部門との信じられないようなパートナーシップで、エア ジョーダンというブランドでスポーツ界と現代のカルチャーに革命を起こした様子を描いています。この感動的な物語は、ナイキの型破りなチームの今後のキャリアの全てをかけた挑戦、そして息子の計り知れない才能を信じる母親の妥協のないビジョン、さらに、史上最高の選手になる天才的なバスケットボール選手を描いています。

“オポチュニティ”はNASA（アメリカ航空宇宙局）が開発して2004年に打ち上げた火星探査車の名前です。予定では90日間の任務だったはずが、過酷な気象条件の火星でなんと15年間もの長い間、貴重なデータを地球に送り続けました。NASAのスタッフは徐々にオポチュニティと家族の一員のように接するようになり、朝にはお目覚めの音楽を地球から送ったり、頻繁に話しかけたり、どこか故障が起きた時にはケガをしたわが子を介抱するように親身になってオポチュニティの面倒を見るようになります。当時アメリカではこのことが大きく報道され、その報道からNASAで働くことを夢見て、実現させた高校生も映画の中に登場します。生徒の皆さんにも是非ご覧いただきたい映画です。