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残酷な記念日 [DVD]

3.8 5つ星のうち3.8 11個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,780 ¥2,685
DVD 通常版
¥3,574
フォーマット 色, ワイドスクリーン
コントリビュータ クリスチャン・ロバーツ, ベティ・デイビス, ロイ・ウォード・ベイカー, シーラ・ハンコック, ジェームズ・コシンズ, ジャック・ヘドレー, エレン・テイラー
言語 英語
稼働時間 1 時間 35 分

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商品の説明

隻眼の母親と問題だらけの3兄弟
婚約者の家に招かれた美女が体験する不思議な一夜


<キャスト&スタッフ>
タガート夫人…ベティ・デイビス
シャーリー…エレン・テイラー
トム…クリスチャン・ロバーツ
ヘンリー…ジェームズ・コシンズ
テリー…ジャック・ヘドレー
カレン…シーラ・ハンコック

監督:ロイ・ウォード・ベイカー
製作・脚本:ジミー・サングスター
撮影:ハリー・ワックスマン
音楽:フィリップ・マーテル

●字幕翻訳:村田 恵

<ストーリー>
建設業を営む裕福なタガート家では、毎年両親の結婚記念日に行われる一風変わった趣向があった。今日は末っ子のトムが婚約者のシャーリーを連れてきた。美人だが気の強いシャーリーは、女王のように振舞うわがままで口の悪い女主人タガート夫人と激突する……。

<ポイント>
●アカデミー賞(R)女優ベティ・デイビスが『妖婆の家』に続いてイギリスで主演したブラックなスリラー。監督は英ハマー・プロで活躍した『ドラゴンVS 7人の吸血鬼』『黒い狼』などのロイ・ウォード・ベイカー。ビル・マッキルレースが書いた舞台劇を脚色、『妖婆の家』に続いて製作も担当したのは『吸血鬼ドラキュラ』の脚本家ジミー・サングスター。撮影は『妖婆の家』『ウィッカーマン』のハリー・ワックスマン。音楽はイギリス映画界で長く映画音楽の監修・指揮を務めたフィリップ・マーテル。
共演は、『いつも心に太陽を』のクリスチャン・ロバーツ、ブロードウェイで活躍していた『スリーメン&リトルレディ』のシーラ・ハンコック、『魔獣大陸』『小さな恋のメロディ』のジェームズ・コシンズ、『チップス先生さようなら』やテレビシリーズ『コルディッツ大脱走』のジャック・ヘドレーなど。

<特典>
●オリジナル劇場予告編

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988142401625
  • 監督 ‏ : ‎ ロイ・ウォード・ベイカー
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 35 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/13
  • 出演 ‏ : ‎ ベティ・デイビス, エレン・テイラー, クリスチャン・ロバーツ, ジェームズ・コシンズ, ジャック・ヘドレー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 販売元 ‏ : ‎ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B000H1RGOU
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 11個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
11グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ハマーフィルム製のいかにも英国らしいブラックコメディです。
 この映画の近作では精神的に壊れた老婆の役が多かったデイビス嬢ですが、ここでは揺ぎ無い自信に溢れたサティスティックな女家長を流石の貫禄で演じています。
 齢を取って体力は衰えても子供達を精神的財力的に完璧に縛り付けて自立を拒む様子は爽快ですらあります。
 お洒落な眼帯を付けて2階の自室から芝居っ気たっぷりに自分のテーマ曲「ドナウ川のさざなみ」のレコードに合わせて下りてくる登場シーンから実に好調で、本作の6年前に封切られた「何がジェーンに起ったか」よりも若返って見え、今年こそはデイビス母のクビキから逃れ様とあがく子供達とその配偶者達は役者が違いすぎて気の毒になります。
 子供達では母親に完全に屈服した倒錯者の長男を演じたJames Cossins(「小さな恋のメロディー」の校長先生)が面白くも憐れな迷演技を披露しています。
 一部の方は居た堪れなくなるかもしれない毒が有りますが、私は楽しめました。お薦めです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後のどんでん返しが、まさかの二重になっており、かつ舞台劇が原作ならではの閉塞感や会話の多さ。しかし怪優ベティデイビスのゴッドマザー対兄嫁の対決はおもしろかったです。ふぬけな息子三人もいい味だしている。これがブラック「コメディ」になるイギリス文化にびっくりですが、なかなか楽しめました。そのため、後味はあまりよくはありませんが。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ベット・デイビスしかできない
アルドリッチの名作を超えるブラックコメディー
リアルに怖いかも
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意外にもデイビスのお気に入りであるこの作品。『何がジェーンが起こったか?』以来ホラー的なイメージがこびりついてしまったデイビスがいかにコメディーをやりたがっていたかは、Youtubeにアップされている『The Decorater』などを観てもよくわかるのですが、この作品は彼女のホラー的なイメージとコメディーの妥協点であり、人によっては笑うに笑えないシリアスさを湛えてています。この作品がキツいジョークを好むイギリスで製作されたのも頷けますし、アメリカのアカデミックな筋からは思いっきり無視されているようです。しかし果たしてこんな恥も外聞もないような役柄(笑)をこれだけ強烈に演じ切ることができる女優が他にいるでしょうか。すでに大女優というステイタスを得ていたにもかかわらず、アンチ・プレステージともいえるこのような作品にも好んで出演する。しかしそれでこそベティ・デイビスであり、単なる大女優や名女優とは大きく異なる点ではないかと思います。小便小僧のミニチュアを弄んで高笑いする(しかもあの声で!)ラストはトラウマになりそうなほどのド迫力です。ただ悪趣味が嫌いなお上品で健全な人には向かないでしょう、きっと。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでとは全く異なる異色のホラードラマ(何がジェーンに起こったか)で名演技を魅せつけ大成功を収めた事により、彼女は似た様な映画に主演し続けました、(震えて眠れ)での演技も素晴らしく大成功、お勧めです、続いて(妖婆の家)では精神のバランスを失う女中役を好演、そして次に製作をさらたのがこの(残酷な記念日)でした、これまでのホラードラマという枠を超え、異色な現代版のブラックユーモア溢れる作品に仕上がっています、3人の息子を持つ義眼の強欲で恐ろしい程に存在感溢れる異色な母親役を新感覚満載で彼女は好演をしています、嫁姑戦争とも自立をしようとする息子とそれを阻止しようとする母親の画策合戦とも見れるブラックユーモア溢れる新感覚ムービーをどうぞ、お楽しみ下さいませ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年12月22日に日本でレビュー済み
監督は『ノックは無用』のロイ・ウォード・ベイカー、1968年の作品です。
 独眼のタガート夫人(ベティ・デイヴィス)は建設業の夫を亡くしているのですが、毎年恒例の結婚記念日を開催します。その日、三人の息子たちがお祝いに集まります。長男のヘンリー(ジェームズ・コシンズ)は女装趣味の下着泥棒(もちろん本職ではありませんが)、次男のテリー(ジャックへドレー)は気の強い妻のカレン(シーラ・ハンコック)と5人の子供とタガート夫人の呪縛から逃れるためにカナダへ移住しようとしています。そして一番下のトム(クリスチャン・ロバーツ)は女たらしで今までの彼女とは母親に別れさせられ、今年は美人で気の強いシャーリー(エレイン・テイラー) を連れてやってきます。
 タガート夫人は完膚なきまでに息子たちを精神的にも金銭的にも支配し、誰が支配者であるかを強烈な言葉と態度で常に思い知らせます。その独裁者としての強烈さが見ものです。テーマ曲の『ドナウ川のさざなみ』がピッタリなのもおかしいです。
 ベティ・デイヴィス60歳の時の作品、相変わらず怖いです(笑)
2012年1月17日に日本でレビュー済み
大女優B・デイビスの貫禄たっぷりの一人芝居に、引き込まれた作品。
笑顔で毒舌と嫌みを繰り出す、ゴッド・マザーは、もう誰も止められない。
「毒には毒を」で応戦する息子や嫁を、悠然と交わして常にリードする猛烈・意地悪ばあさんの魅力に降参。

建設会社のオーナーの母(B・デイビス)が主人公。
長男は妙齢を過ぎているが、人には言えない性癖をもつ男、次男は恐妻家でマザコン、優柔不断で5人の子持ち、三男は猛母に一人盾をつき、婚約者を「大切な記念日」に連れてくる。
B・デイビスの登場を、「今か今か?」と待ちわびていると、テーマ曲に乗せて優雅に登場。カラフルな眼帯が、いかにも妖しくて艶やか。
デイビスが登場してからは、もうひたすら「デイビスの世界」。
「男性は自分の母親と似た女性を好きになる」〜という言葉があるが、3人の息子はゴッド・マザーの手の平で遊ばされているだけ。
嫁と姑の確執、母と息子の恋人との言い争いが、はっきりと言いたい放題だから、陰湿ではなくてカラッとして、なぜか後味さわやか。
母親のズル賢さに乾杯!「小芝居」もなんのその、残酷で滑稽な記念日。
この母が生きている限り、息子達に自由はないが安心?
老人が元気で言いたい事が言える社会と家庭は、平和なのかもしれない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月28日に日本でレビュー済み
ホラーやサスペンスなどで安定感のある職人芸を披露してきたロイ・ワード・ベーカー作品です。職人監督らしく手馴れた手法で、全体の構成としてはそつなく効果的で危なげがありません。

ホラー映画に出てくる館よろしく、そこに住む変わり者の女主と息子たちとの奇妙な祝宴。ベーカー監督は登場人物すべてをうまくクローズアップしながら、家庭内のどろどろと、女主人の偏執的な異常さ、息子たちのだらしなさ情けなさを可笑しく不気味にかもし出すことに成功しています。そうしたブラックユーモア的面白さも名女優ベティ・ディヴィスのエキセントリックかつ説得力ある演技によるところ大。力量のない俳優が演じればただの悪役に成り下がってしまう役柄をディヴィスはミステリアスかつ、ある意味魅力的に演じて強いインパクトをフィルムに与えています。またジミー・サングスターによるダークなウィットに富んだ脚本も極めて滑らかであり、観る者を飽きさせません。

俳優の台詞や動作が主体となった舞台劇を思わせる本編ですが(もともとの素材が舞台劇だからでしょう)映画的にはそのあたりがすこし物足りない感じもします。もう少し映画ならではの屋敷の不気味な雰囲気作り、可笑しさや恐ろしさをいっそう感じさせる奇抜なギミックがあってもよかったように思えます。が、しかし、舞台喜劇を映画としてうまくまとめあげたことは大いに評価できる残酷さ際立つドラマであることは確かです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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