ときは1870年の、ニューヨーク社交界に生きる男の叶わぬ恋の話。デコラティブなセットや衣装や人々の静かな話し方やオペラから、当時の社交界が感じられるように作られているのだけれど、そしてそれはお金のかかった絵のようだけれど、全てにリアリティを与えているのは主人公を演じるダニエル・ディ=ルイスである。静かな情熱や心の節度が感じられる演技。心憎いほどうまい俳優だと思った。
ナレーターはなんとポール・ニューマンの奥さん、ジョアン・ウッドワードである、これも素晴らしい。
エイジ・オブ・イノセンス [DVD]
フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | ダニエル・デイ・ルイス, ウィノナ・ライダー, ジェラルディン・チャップリン, ミシェル・ファイファー, マーティン・スコセッシ, リチャード・E・グラント |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 18 分 |
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商品の説明
Amazonより
1870年代のニューヨーク。上流階級の弁護士ニューランド(ダニエル・デイ・ルイス)は幼なじみのエレン(ミシェル・ファイファー)と再会し、次第に心惹かれていく。しかしニューランドには婚約者(ウィノナ・ライダー)が、エレンには離婚を承知してくれない夫がいた…。
『タクシー・ドライバー』や『ギャング・オブ・ニューヨーク』などニューヨークにこだわり続ける問題作を連打してきた名匠マーティン・スコセッシ監督が、前世紀のNYを舞台に、まるで男女の思いが渦を巻くかのようなラブストーリーを麗しく奏でていく秀作。実にオーソドックスなドラマ展開などは、まさに監督の意図するところで、ここではクラシックなるものへの回帰と再発見にこそテーマがあるといえよう。オールスター・キャストの端正な魅力、流麗なキャメラ・ワークなど、ロマンティックなひと時に酔いしれる愛の軌跡、そして奇跡の映画である。(増當竜也)
レビュー
製作: バーバラ・デ・フィーナ 監督・脚本: マーティン・スコセッシ 共同脚本: ジェイ・コックス 撮影: ミヒャエル・バルハウス 音楽: エルマー・バーンスタイン 出演: ダニエル・デイ・ルイス/ミシェル・ファイファー/ウィノナ・ライダー/リチャード・E.グラント/ジェラルディン・チャップリン
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4547462000088
- 監督 : マーティン・スコセッシ
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 2 時間 18 分
- 発売日 : 2002/10/23
- 出演 : ダニエル・デイ・ルイス, ミシェル・ファイファー, ウィノナ・ライダー, リチャード・E・グラント, ジェラルディン・チャップリン
- 字幕: : 英語, 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
- 販売元 : ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- ASIN : B00006JOK8
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 149,994位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,751位外国のラブロマンス映画
- - 14,652位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月21日に日本でレビュー済み
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2024年1月13日に日本でレビュー済み
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名優が出演しているので視聴しましたが、ジョアン・ウッドワードがナレーターでの出演でしたのでガッカリしました。ストーリーは重厚で大人の映画。
2015年6月30日に日本でレビュー済み
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「レディホーク」のミシェル・ファイファーが大好きで購入しましたが、う~ん、おばさん。ウィノナ・ライダーももっと華やかな魅力が欲しかった。
2020年5月8日に日本でレビュー済み
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ヨーロッパの貴族社会物の映画を目にすることは多かったものの、覚えている範囲だと初めてアメリカの貴族社会物の映画を見ることができた。ヨーロッパとの違いであったり、ナレーションみたいな語り手風にタブーであることや風習を語ってくれていたのでわかりやすかった。
いとことの不倫は奥さんが気づかないわけがなかったのにのめりこんでしまった主人公。
遠まわしに離すところが少し怖かったがそれも一種の優しさなのかとそこの上流社会では感じた。さらに、なくなる前に息子に伝えて後から知り、罪深く生きていただろう夫のことを許すかのような行動が衝撃であった。
いとことの不倫は奥さんが気づかないわけがなかったのにのめりこんでしまった主人公。
遠まわしに離すところが少し怖かったがそれも一種の優しさなのかとそこの上流社会では感じた。さらに、なくなる前に息子に伝えて後から知り、罪深く生きていただろう夫のことを許すかのような行動が衝撃であった。
2014年2月23日に日本でレビュー済み
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過去に観た映画でしたから再度確認出来て満足でした。
有難うございました。
有難うございました。
2020年5月11日に日本でレビュー済み
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19世紀のNY社交界が舞台でアカデミー賞受賞の衣装、美術、調度品が大変美しい作品。晩餐会のお料理や食器を俯瞰で撮影したり時代考証に基づいた徹底的な本物感。室内装飾と人物との色彩の調和もまた素晴らしい。
2017年5月4日に日本でレビュー済み
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BSで放送された際はカットされていたので完全盤が観たくて購入しました。
激情に走らない理知的な紳士淑女の恋。悲恋に終わりますが、余韻に浸れます。
激情に走らない理知的な紳士淑女の恋。悲恋に終わりますが、余韻に浸れます。
2014年5月1日に日本でレビュー済み
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1870年代のニューヨーク。メイ(ウィノナ・ライダー)と婚約中のニューランド(ダニエル・デイ・ルイス)は、パリから帰国した幼なじみのオレンスカ伯爵夫人エレン(ミシェル・ファイファー)と出会い、心惹かれる。
ニューランドには、社交界の掟に捕われない奔放で臈長けたエレンの魅力に逆らう術はなかった。ニューランドがメイと結婚した後も、二人は逢瀬を重ねる。しかしエレンは、メイが妊娠したことを知り、パリに去っていく。メイとの結婚生活を送るニューランドは、エレンへの想いを心の底に封印する。時が流れ、ニューランドにエレンと再開する機会が訪れる…。
19世紀後半のニューヨーク市街、近郊避暑地、上流社会の優雅な生活、ヨーロッパ製の高級食器が並ぶ豪華な食卓などを背景として進行する、半生にわたる恋の物語。ピューリッツアー賞を受賞したイーディス・ウォートンの原作 The Age of Innocence にふさわしい重厚で優美な傑作。
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