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今宵、フィッツジェラルド劇場で [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 16個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,036
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ ロバート・アルトマン
言語 英語, 日本語
稼働時間 1 時間 45 分

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商品の説明

商品紹介

【解説】
●2006年ベルリン映画祭公式出品作品。世界3大映画祭最高賞を制覇した第78回アカデミー賞名誉賞受賞監督、巨匠ロバート・アルトマンが贈るシニカルでハートウォーミングなアンサンブルドラマ。豪華なライブショウの人間味あふれる舞台裏、そしてその先に待つ第2の人生の舞台裏を見事に描く。無類の才能が描き出す一夜限りの人生最高のラストステージ!!
●メリル・ストリープ、 ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズ、ケヴィン・クライン、リンジー・ローハンほかハリウッド最高のキャスト&スタッフがロバート・アルトマン最後の作品に集結!ステージはオールスターキャストによる全て吹替えなしの熱唱ライブ!!
●4300万人が聴く米人気ラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」をモチーフに、番組の名物司会者ギャリソン・キーラー本人が手がけた脚本を映画化。

【CAST】
メリル・ストリープ/ウディ・ハレルソン/トミー・リー・ジョーンズ/ギャリソン・キーラー/ケヴィン・クライン/リンジー・ローハン/ヴァージニア・マドセン/ジョン・C・ライリー/マヤ・ルドルフ/リリー・トムリン

【STAFF】
監督:ロバート・アルトマン/脚本:ギャリソン・キーラー/原案:ギャリソン・キーラー&ケン・ラズブニク

【本編ディスク】
カラー/16:9シネスコサイズ/スクィーズ/片面2層/本編:105分/2006年度/ピクチャーレーベル
【音声】
15.1chドルビーデジタルサラウンド(オリジナル英語)
25.1chドルビーデジタルサラウンド(日本語吹替)
32.0chドルビーデジタルステレオ(オーディオコメンタリー・英語)
字幕:1日本語字幕 2日本語吹替用字幕 3オーディオコメンタリー用字幕
【映像特典】■オリジナル劇場予告 ■デジタル・パンフレット(静止画・スタッフ・キャスト紹介)
【音声特典】:オーディオコメンタリー(ロバート・アルトマン監督/ケヴィン・クライン)

【特典ディスク】
片面1層/ピクチャーレーベル
■”Come Play With US”(原題)
≪スタッフ・キャストのコメントや撮影現場の風景からなるドキュメント≫
■オンステージ at フィッツジェラルド劇場
≪ミュージカル・パフォーマンス&ギャリソン・キーラーによる架空のCMノーカットバージョン映像集≫

【STORY】
ミネソタ州セントポールの雨の土曜日、ダイナーで夕食を終えた男ガイ・ノワール(ケヴィン・クライン)が仕事場のフィッツジェラルド劇場へと向かっていた。彼は、公開録音されるラジオショウ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の保安係だが、テキサスの大企業がその町のラジオ局WLTを買収したため、今夜の放送が最後の仕事になるはずだった。楽屋ではその夜のゲストミュージシャンたちがリラックスムードで出番を待ち、別の楽屋では司会者のギャリソン・キーラー(本人)が本番の準備を進めている。ギャリソンがやっと重い腰を上げてステージへ向かうとき、いよいよ最後のショウの幕が上がろうとしていた。そして、彼らの新しい人生の幕も開けようとしていた・・・・・。

Amazonより

巨匠ロバート・アルトマン監督の遺作。まるで予感されたように「最後」がキーワードになる作品となった。ミネソタ州セントポールのフィッツジェラルド劇場で、30年もの間、ラジオの公開生番組として続いてきた音楽バラエティショー。番組が打ち切りになりことが決まり、「最後」のショーとなる一夜が描かれていく。
メリル・ストリープ、リンジー・ローハンらキャストが軽妙かつ巧みなボーカルを披露。舞台がアメリカ中西部なのでカントリーの曲が中心だが、歌詞がユニークなので、なじみのない人にも十分楽しめる。アルトマンらしいのは、舞台裏での複雑な人間関係。これを歌の合間に織り込んでいく手法は、さすが老練の域である。
さまざまな笑いにあふれつつも、全編に静かに漂うのは「死」の香り。死神のような女性の存在に、消えていく劇場中継へのノスタルジーが重なるが、ラストは、その「死」さえも幸福感で包んでしまう。アルトマン自身は、まだ映画を撮り続けるつもりだったろうが、偶然にしても、美しい遺書のようになった本作の結末は、胸に迫るものがある。巨匠というのは、人生自体も演出してしまうのか。(斉藤博昭)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.4 x 13.6 x 1.6 cm; 181.44 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988104042897
  • 監督 ‏ : ‎ ロバート・アルトマン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 45 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/7/27
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ 東宝
  • ASIN ‏ : ‎ B000O4Y22E
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 16個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
16グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古ぼけた劇場を守るために様ざまな人達が人生をささげる姿は圧巻。裏切りなども描かれていますが、やはり興行界の運営の難しさは何処も同じ様です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月16日に日本でレビュー済み
全米で放送されているラジオ番組『A PRAIRIE HOME COMPANION』を
司会者でもあるギャリソン・キーラーの脚本で映画化したものです。
実際にこの番組の視聴者と一度も聴いたことがない方では楽しみが
違ってくるでしょう。

日本でもAFN TOKYO(在日米軍向けのラジオ、テレビ局)810AMで
毎週日曜日16時から放送しているので聴いてみてから、この作品を
観ることをお勧めします。

フィッツジェラルド劇場はセントポール市最古の劇場で2010年に100周年を迎えます。
観光スポットにもなっており、人気の高い劇場です。

番組としては、カントリーはもちろん、ブルーグラス、フォーク、
ゴスペルなどが好きな方には楽しい番組で、その合間にジョークを
ふんだんに盛り込んでいる。特にキリスト教の方にはパワーが感じられる内容です。

さて、この映画に関しては、劇場のバックステージでは様々なドラマが
次々展開していく中、全45曲がほぼノンストップで演奏され、ミュージカル
ではないが、歌を聴きながら映画を観ているといった感じです。

大女優メリル・ストリープはなかなかの演技で歌も大したもんです。
それに引き換え、トミー・リー・ジョーンズはほとんど脇役程度でしか出演していません。

なんといってもガリソン・キーラーの演技に注目するべきでしょう。
映画初出演とは思えない演技でした。アメリカの穀倉地帯である中央部に
広がるプレーりーから発信するこの番組は、いわばアメリカ人の心の拠り所となっている。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月29日に日本でレビュー済み
劇場の舞台上とその裏側を描いた作品。
チャックの死から所々登場する、死に関わる天使の女性などにより、
前編幸福感やユーモアにあふれた作りながら「死」について考えてしまう映画でした。

後で知ったんですが、監督の遺作ともなっていたようで、それを思えば、
監督自身のメッセージ溢れる作品となっているように思います。
私には、「人生は素晴らしい。」と伝わりました。

しかし、素敵な作品なんですが、個人的にあまり馴染めなかった作品です。
歌などメッセージ性の感じられる作品ですが、字幕のため、字を追わなければならない事がマイナスになってしまっているように思います。
缶コーヒーBOSSのCMの方(おじさん)も出演していますよ。

10点中6点!!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月29日に日本でレビュー済み
舞台はアメリカの中西部、30年以上続いてきた観客を入れての生放送ラジオ番組が大企業の買収により最終回を迎えようとしていた。
そんな最後のステージをそれぞれのミュージシャンが歌い、演奏するシーンをふんだんに映し出しながら、そこで起こるちょっとしたドラマ。
演奏される音楽は、カントリー、ブルーグラス、ゴスペル、フォークなどで、僕の大好きなアメリカン・ミュージックなのでご機嫌だ。
登場人物は多数出てくるが、その中でもメリル・ストリープが歌い意外と上手いのにはビックリ。
映画としては、時代の移り変わりの中で一つの良きアメリカの伝統文化が無くなっていく様を描いているのだが、そこに悲壮感はない。
人の死があったりと暗い一面もあるが、登場人物が皆前向きで元気だ。
そして、架空のエンジェルなんかも出てきてちょっとしたメルヘン・ドラマ的な作りとしているのもミソ。
だから観ている間もハッピーだし、終わってからもちょっとした幸福感みたいな感じに浸らしてくれる。
この2006年の「今宵、フィッツジェラルド劇場で」は、ロバート・アルトマン監督の遺作だそうで、もっと早くに観るべきだった。
僕にとっては、愛する映画の1本となったし、つくづく惜しい人を亡くしたものだと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月25日に日本でレビュー済み
この映画には、なんども噛みしめては味わい、
心に住みついてしまった素敵な台詞があります。

「老人の死は悲劇ではない」

老いて、自分の死を受け入れる日がきたら、
ああ、そうよねぇと、思い出すかもしれません。

ロバート・アルトマン監督の遺作だそうですが、
人生を感じさせる映画で、とても良かった。

味わいある役者さんばかりで雰囲気もいいし、
何か起こるわけでないのに心に残りました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月13日に日本でレビュー済み
実に面白い作品でした。
ロバート・アルトマン監督の遺作ということもありますが、シリアスさとジョークとファンタジーが溶けあった素晴らしい映画です。
30年以上続いた(実際は今も続いている)ラジオの公開番組『プレーリー・ホーム・コンパニオン』がいよいよ最後の日を迎えた、という設定です。
実在するラジオ番組です。
この番組の収録会場がフィッツジェラルド劇場で、その昔スコット・フィッツジェラルドが通っていたことから命名されたようです。

ラジオ公開番組の作りが興味深かったですね。
司会のギャリソン・キーラーさん(映画では自分が自分を演じています)が歌って喋ってコーラスに入ってCMまでこなすという八面六臂のエンターテナーなんですね。
そして、導入部がアメリカのハードボイルド小説を匂わせた作りになっています。
私立探偵が眠れない夜の話を語り始めます。
お好きな方は、ここで二ヤリとさせられます。
そして白いトレンチコートを着た美女の天使が最後のフィッツジェラルド劇場を訪れます。
アメリカには、もしかすると本当にこんなファンタジーがあるかもしれない、気にさせられます。

素晴らしい映画です。お見逃しなく。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月12日に日本でレビュー済み
巨匠の監督作品ということで見ました。
群集心理を描くのが得意な監督で「ゴスフォードパーク」は非常に感動しました。
しかし今回の映画は「いやおうが無くも迫りくり終わりに対峙した人々」という物語のテーマとしては悲喜こもごもの非常に面白いものがベースにあるですが、いかんせん役者が揃いすぎていてキャラクターに目がいき過ぎてしまって物語に大きな感動をするまではいきませんでした。
役者も巨匠アルトマン監督を尊敬していて仕事が出来て大満足だったのでしょう。
2008年1月5日に日本でレビュー済み
 とても重い映画でした。ライブ・オン(オフ)・ステージはもちろん見所いっぱいでしたが、トレンチ・コートの天使が気になってしかたがなかった。
おそらく死を覚悟したアルトマン監督の遺言、必ずしもスタイリッシュではない男の生きざま、男がこだわるべきものとそうでないもの、
そして死にざま、そんなものたちを彼の美学に沿って見せてくれたのがこの映画だと思います。
 
 映画の中でとは言え30年も続いている実在のラジオ番組を自分の人生の幕引きに使ってしまう強引さは相変わらずですが、
つくづくアルトマンの懐の深さを思い知らされました。
彼の域に達しないまでも、死ぬときには従容として、男(ガイ)として死にたい。そんな思いが残りました。
アルトマン監督に合掌。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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