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木下惠介 DVD-BOX 第一集

4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

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木下惠介生誕100年 木下惠介DVD-BOX 第一集
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フォーマット ドルビー, ブラック&ホワイト
コントリビュータ 杉村春子, 原保美, 高峰秀子, 東野英治郎, 木下惠介, 上原謙, 田中絹代
稼働時間 13 時間 41 分

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登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 20.2 x 14.4 x 8.4 cm; 762.04 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988105052994
  • 監督 ‏ : ‎ 木下惠介
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 13 時間 41 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/6/27
  • 出演 ‏ : ‎ 高峰秀子, 上原謙, 東野英治郎, 田中絹代, 杉村春子
  • 販売元 ‏ : ‎ 松竹ホームビデオ
  • ASIN ‏ : ‎ B000OYC42O
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 10
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2005年9月18日に日本でレビュー済み
 木下恵介監督作品といえば名画ぞろいです。一度は見たい映画がたくさんあります。
 でも,なんといっても,この価格でドンと出されては,ちょっと手が出ません。
 映像業界の事情というものはよくわかりませんが,こうした販売形式は何とかしてほしいと思うのは,わたしだけでしょうか?
47人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年11月7日に日本でレビュー済み
『花咲く港』 次第に明かされるストーリーや登場人物、その人間関係。戦争が影を落とす。瓢箪から駒のような展開の一方、日本による大東亜戦争開戦が、ナショナリズムを惹起する様を描いた稀有な作品。同調と排除によって強化されていくナショナリズム。

『生きてゐる孫六』 製作当時の時代に縛られた「君のため、国のため」、戦時中の国威発揚映画。だが、いま視直すべきはそこではない。
 木下恵介監督映画を20数作視聴。合戦シーンは本作が初めて。当時これ程のスケール感で撮影されたことに驚く。真剣のような刀さばきの斬り合い演出は比類ない。
 家や土地にまつわる過去からの伝承が、生きている人々を苦しめる。その苦しみを解放するには、より強固な精神性が求められる。その精神性は、当時の時代が求めたローカルなもの。戦争を経た今では別のユニバーサルなものが求められるだろう。

『歓呼の街』 戦時中の市井の等身大の日本人を描いている。「国への礼儀」「国旗の下にひとつに成る」等、戦争を経た今では、擦り切れてしまって分からなくなった感性もある。
 戦闘機の試験飛行士という特異な職業の主人公。どしゃぶりの雨がもたらす湿気は「歓呼の街」という題名を裏切るかのようだ。小津安二郎監督は、縁談話を繰り返し撮ったが、木下恵介監督は本作で縁談話はそれだけに留まらず、周りの様々な話と関連していることを見事に描いた。

上記2作品の、場面展開におけるカメラワークや台詞つなぎは卓越している。特に『生きてゐる孫六』でカメラを移動させて家屋内の広がりを見せる技法は、後の『香華』でも発揮される。

『大曾根家の朝』 戦後第一作。主演の杉浦春子の母親役が素晴らしい。嫁ぎ先の大曾根家。夫亡き後、富裕家の因習で親戚つきあいをしていたが、息子たちが戦争にとられ戦死し呆然となる。戦後の市井の人々の苦渋、困窮に触れ、その元凶である日本軍、そして息子を奪った、同居する親戚の陸軍大佐に、娘が反旗を翻す。それを見て、耐えに耐えていた母親は静かにそして毅然と大佐夫婦に引導を渡す・・・
ラストは、敗戦が、戦時下の独裁政治が抑圧していた文化や人間性の復興、ルネッサンスであり、大きな転機、言わば革命であったことを表している。戦時下で国威発揚映画の製作を木下監督に強いて来た軍部への反発と重なる。

『結婚』 脚本新藤兼人に嫌な予感は的中。戦後の闇取引を嫌悪し拒絶する厳格な父親。父親がボトルネックの一家の去就がテーマだが、娘の許嫁方の母親危篤に便乗した、父親の態度豹変の動機が全く分からない。何が哀しゅうて、人の不幸を好機と喜ぶ不届き千万な家族像を新藤兼人は書き、木下恵介監督は映画化したのか。

『不死鳥』 良家の娘で、相思相愛の仲でありながら相手男性の父親が結婚を認めない、不遇な女性の役柄の年齢に対して、田中絹代の実年齢は相当上回りそぐわない。田中絹代は『陸軍』で息子を出征に送り出すが、本作では相手男性を送り出す。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松竹の名匠の作品は、最初にDVD−BOXで出して、そのあと廉価版で分離販売するパターンが多い。それはそれでよいのだが、待てど暮らせど「陸軍」が分離されないのはどういうことか?本作はチャップリンの「独裁者」と並べても全く見劣りしない魂の傑作である。戦後に作られた「日本はこんなに悪いことをした」「アメリカは原爆を落とした」「ナチスはむごい」という数多の作品群には見事なものもあるが、結局は「回顧録」の域を出ない。対して上記の2本は、まさに命懸けで作られた点で大きく異なる。「陸軍」は陸軍省後援の国策映画なのに、なぜあのラストシーンが許可されたのか。今もって謎ではあるが、木下監督は憲兵隊から睨まれる事態となり、本当に命も危なかったのだ。田中絹代が出兵する息子をどこまでもどこまでも涙ながらに追いかけていく衝撃のラストシーンは、地球儀をもてあそぶ「独裁者」のシーンとともに、映画界に燦然と輝く歴史的なものだろう。まさにカツドウ屋の魂がそこにある。今のVFX全盛をお嘆きの方はぜひとも本作を「体験」してほしい。1944年のその日に戻ることができるから。本当の戦争の意味がわかるから。必見です。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦闘シーンはありません。せいぜい軍隊の行進や日本刀がでてくるくらいです。映画の中ではだれも戦争批判はしません。しかし、戦争の悲劇が生き残った人たちから強烈に伝わってきます。戦前、戦中の日本の社会が良くわかります。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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