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舞台恐怖症 特別版 [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 30個の評価

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フォーマット ドルビー, ブラック&ホワイト
コントリビュータ リチャード・トッド, ジェーン・ワイマン, マレーネ・デートリッヒ, ウィットフィールド・クック, アルフレッド・ヒッチコック, セルウィン・ジェプソン
言語 英語, 日本語
稼働時間 1 時間 50 分

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登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988135589279
  • 監督 ‏ : ‎ アルフレッド・ヒッチコック
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 50 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/10/12
  • 出演 ‏ : ‎ ジェーン・ワイマン, マレーネ・デートリッヒ, リチャード・トッド
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, スペイン語, 英語, ポルトガル語, 中国語, 韓国語, タイ語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Mono), 英語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ ワーナー・ホーム・ビデオ
  • ASIN ‏ : ‎ B000OIOK1I
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 30個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 なぜかヒッチコックを語るときに、あまり話題にのぼることがない作品だが、これが実に面白い。自分の恋する男が、レビュー劇場の人気女優がからむ殺人事件の犯人として追われる身となり、その無実をはらそうとする娘が主人公。この娘が駆け出しの女優(まだ演劇学校の研修生くらいか)であるところがミソで、人気女優のメイドに化けたり、情報を得ようとして若い警部に接近したり、恋愛模様があったりで、真相究明のために役を演じ分けるところにハラハラドキドキのサスペンスが生まれる。この娘と、ゲームを楽しんでいるようなちょっととぼけた感じの父親の素人探偵ぶりが楽しい。後半のクライマックスも女優志願という主人公の役柄がうまく生かされている。娘を演じるジェーン・ワイマンと父親役の俳優(好演!!)のユーモラスなキャラクターのせいか、ちょっとのんびりしたムードがあり、サスペンスのキレが悪いように思われてしまうのかもしれないが、これがなかなか、ストーリーも登場人物たちのキャラもよく作りこまれている。じつにおもしろく出来上がっていると思う。はじめは端役かと思った若い警部の扱いなんかも面白い。ディートリッヒは、もう彼女のための役といっていいくらいのハマリ役。ステージシーンで歌うところもあり、彼女ならではの魅力が光る。彼女がいるから、このミステリーサスペンスが成り立っているようなところもある。最後のほうの、彼女の顔のアップの妖しい美しさはヒッチコックならではと思った。ストーリーだけでも、結構楽しめると思うが、そこにヒッチコックの話芸が加わり面白い作品に仕上がっている。ヒッチコックの中では地味な印象の作品だが、見逃さないほうがいい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『舞台恐怖症』(Stage Fright)('50)
出演∶ジェーン・ワイマン、マレーネ・ディートリッヒ、マイケル・ワイルディング、 リチャード・トッド、アラステア・シム、シビル・ソーンダイク、 ケイ・ウォルシュ

監督∶アルフレッド・ヒッチコック

スリラーの名匠、サスペンスの巨匠と言われるアルフレッド·ヒッチコックは、戦前イギリスでブレイクしたあと、1940年頃からアメリカに渡って世界的な有名作品を30本ほど撮った。中·高·大学生の頃、TVの吹替え洋画劇場や映画館(名画座)で、そのうち八割方は見たが、日本では劇場未公開だった『舞台恐怖症』は見逃していて、今回DVDで初鑑賞でした。

[物語] イギリス、ロンドン。女優の卵イヴ(ワイマン)は、好意を抱く友人ジョナサン"ジョニー"·クーパーと共に、彼女の運転する車で疾走していた。とんでもない危機に陥ったと泣きついてきた彼の相談に乗ったのだが……。

その日、ジョニーと愛人関係にある人気舞台女優シャーロット(ディートリッヒ)が、血まみれの服で彼の家に現れ、不仲の夫を殺してしまったと言う。ジョニーは、彼女のアリバイ作りと強盗の仕業に見せる工作のため、殺人現場に忍び入る。ところが、留守で不在のはずの女中ネリー(ウォルシュ)に遭遇し、殺人犯と間違われて逃走してきたのだった。

イヴは、父(シム)の家に彼を匿う。聡明な父と事件を推理したイヴは、シャーロットがジョニーをハメて、犯人に仕立てようとしたのでは?と考える。イヴは現場に赴き、情報収集のため青年刑事スミス(ワイルディング)に接近。さらに記者に化け、女中ネリー近づいて買収し、ネリーの従妹としてシャーロットの臨時家政婦になりすまして独自捜査を開始。

ところが、シャーロットを信じ切っているジョニーが、勝手に人前に現れて事態を混乱させる。さらにスミス刑事が本気でイヴに惚れてしまって、イヴの気持ちも激しく揺れ動いたり、ニセ家政婦がバレそうになったりで危機また危機! 果たして、事件の真相は……!?

この作品が、なぜ日本で劇場公開されなかったのか理由はわからない。アブラの乗り切った時期の『裏窓』『知りすぎていた男』『めまい』『北北西に進路を取れ』『サイコ』 『鳥』などと比べると、イギリス·ロンドンが舞台の白黒作品ということもあって、小粒感は否めないが、巨匠ヒッチコックの作品だけにハズレはない。

例えば、イヴの父がパーティで射的ゲームをやる何気ないシーンなどでも、ウィットに富んだ不思議なサスペンスを醸し出しており、いつもの"ヒッチコック·タッチ"で細部まで飽きさせない。ただ、本筋の謎解きに関しては、賛否両論割れそうである。

※以下、読む人によってはネタバレになるかもしれないので、未見の方は読まない方がいいかも……。

この映画のドンデン返しは、かなり昔から本格推理小説の世界で、アッと驚く鮮やかな(逆転)謎解きか、それとも大いなる反則か……"アリかナシか"的な議論のマトになっていた類のものだと思う。例えば……と本格推理小説の某有名作品を例に挙げようと思ったが、やめておきましょう……。

[余談] 主演のジェーン·ワイマンは、この2年前に『ジョニー·ベリンダ』という映画で、アカデミー主演女優賞を獲った人。あのロナルド·レーガン大統領が政治家になる前の俳優時代に、彼女と結婚していたんですよね。(日本では、俳優時代の彼の名を"ロナルド·リーガン"と表記してましたね。大統領になるまで、名前の読み方の間違いを正さなかった日本のマスコミって……)
2020年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シナリオが惜しい感じ。後半のほうがちょっと良かった。
2016年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は1950年に制作されたヒッチコックのイギリス時代の作品で、何故か日本未公開作。マレーネ・デートリッヒの円熟した演技にジェーン・ワイマンの若々しくかわいらしい演技が見事にぶつかった傑作だと思う。
イヴ(ジェーン・ワイマン)のもとに彼女が気になっているジョナサン(リチャード・トッド)が、シャーロット(マレーネ・デートリッヒ)が犯した殺人の容疑者となっていることを告げ、イヴが真相究明に奔走するストーリー。イヴがシャーロットの家政婦ドリスになり一人二役でスミス刑事(マイケル・ワイルディング)に絡んでいくところはヒッチコックのお得意とするハラハラする展開が楽しめる。
ジョナサンとスミス刑事との間に揺れるイヴの恋心を軽妙なタッチで描いているところもヒッチコック作品としては珍しく素敵な感じ。イヴの父親の優しい眼差しと事件に積極的な姿勢も何故かほほえましい。

吹替え版は20分ぐらいがカットされていて、字幕となる。その部分はほとんどがスミス刑事との恋愛関係の醸成を描いているところ。TV放映版はスミスとイヴの関係は普通の刑事と主人公の関係に編集されていたらしい。吹替えと字幕が頻繁に変わるので、本当の面白さを堪能するには字幕で観る方が良いと思う。スミスのことを「オーディナリースミス」という表現をする面白さも字幕で堪能できる。
リチャード・トッドは「生きていた男」でもストーリーをグイグイ引っ張る役をやっていたが、本作でもかなり個性が強い役で惹きつけてくれるところも魅力。
冒頭から騙されるヒッチコック作品で恋愛ドラマとしても楽しめるお気に入りの作品だ。
作品としては★5つなのだが、吹替え部分を考えるとDVD仕様は★4つか。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後のはどんでん返しで悲しすぎる‼
 クーパーこそが殺人鬼だとは、思ってもみなかった。でも、最後に冒頭の「SAFETY CURTAIN (劇場の防火幕) 」に押しつぶされて死ぬところは呆気ない感じだった。それじゃ、何のためにドリスは彼を匿っていたんだよ、彼女が可哀想だぜ! (ちなみに、あの悪女、シャーロット、あの後共犯の疑いで逮捕されたんだろうか?そうであればいいのだけれど)
 それにしても、ドリスの父親は本当に娘に対して優しすぎ、気まずい状況でありながらもわざわざ娘を助けているしさ。人形のドレスに自分の血で汚してそれをシャーロットに見せるという方法は見事だったな。彼女、すっかりビビっていたし (だから映画の英語のタイトルが「STAGE FRIGHT」なのか)。後、スミス刑事補も本当にお手柄だったけど、あの事件の後でドリスとの恋はどうなったんだろう。
 ちなみに、今回のサスペンス映画「舞台恐怖症」にも、ヒッチコック本人がカメオ出演しています。ヒントは、ドリスだけのシーンですが、気になる方は是非ご視聴を‼

追伸:ヒッチコック大好きな息子が書いたレビューです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月27日に日本でレビュー済み
日本で劇場未公開だったのが不思議なくらい面白い作品。主人公の素性が今にもバレそうでハラハラさせてくれるし、親父のキャラもユーモアがあって良い。パブリックドメイン版DVDの吹替で観たが吹替の出来も悪くなかった。若い女性が活躍する物語でロマンスも有るし2時間ドラマとかでリメイク出来そう。
2020年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マレーネ・デートリッヒみたいと思ったら本当にそうだった。顔は藤田弓子(若い時)時々二階堂ふみが入ってくるヒロイン。見せ場も多く、射的場やお茶のシーンで遊びも挟んで、二転三転最後まで持っていくヒッチコックさすが。

女優ふたりの恋の行方と殺人の犯人の行方と、タクシー内の会話なんてすべてダブルミーニング。邦題がもう一工夫欲しかったのと、謎解きとサスペンスがいかにもの作り物なところで-1。それ以外はほぼ完璧だと。
2022年3月24日に日本でレビュー済み
う~ん、ほぼ戦前の英国作品から見てるが。どんでん返しは素晴らしいが心地良くない。でも演出の美しさ、絵画を見る様な構図・音楽、そして役者。ジェーンワイマンは勿論、お父さん役のアラステア・シム、甘い二枚目マイケル・ワイルディング等々絶品。マイケル・トッドは当時のジャニーズってとこか。DVD持ってても2回も観ないだろうな。最後にディートリッヒは大々々スター、人間じゃない女神。ちな彼女の衣装はディオールとか。月並みは役者じゃ似合わんよ~、ヒッチも全く俗っぽく撮ってない。彼がいかに一目も二目も置いてるかが判る。ディートリッヒ見るだけでも一見か。