このシリーズもこの7作目で完結となる。
全体を通して見て,結構オリジナルな部分が
多いなぁ,と思っていたが,原作の漫画を
読み返してみると意外と漫画のシーンを忠実に
再現していたりしていてなかなかあなどれない。
さて,いよいよ750億をかけた裏競馬対決の
火ぶたが切って落とされるわけだが,前作で
成長した良平と総裁の息子ケンスケが好演技を
見せてくれる。原作ではこの2人はろくな役回りも
ないのだが,(というか息子は登場すらしない)
嬉しい追加演出である。中尾彬もさすがの貫禄だ。
銀さん役の中条きよしも板についてハマっている。
原作よりヒューマンドラマ的だが,かなり楽しめる
内容である。