この映画は、20年前に友人宅でみせてもらったのですが、また観たいなと思い、6年前に購入し、最近、この映画を観たことがないという人にあげてしまったので、また購入しなくては、と、思っているところです。
20年前は、独身で女子会みたいな感じで、「子どもの映画っていいね!」というノリで観ました。
それから、6年前。
赤ちゃんの柔軟力って凄いなあと、マンションから転げ落ちるシーンをみて感動したことしか覚えてなかったのですが、それでも、いい映画だったという記憶を頼りに購入しました。
その時、20年前にこの映画を観せてくれた友人は国際結婚をして海外で二児の母になり、私もまた二児の母になっていました。
友人はお母さんを病気で亡くしたときいていました。
トリュフォーをみる子どもをみるまなざしがとても優しく、母の愛について考えた時に、こんな映画だったのか……!と、泣きました。
映画は変わってなくても、人生で出会う自分の見方によって、映画から受け取るメッセージが変わっていました。
名画は人生で何度も出会うことで、自分の感性に気づかせてくれるのかもしれません。
オススメです。