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トリュフォーの思春期 [DVD]

3.6 5つ星のうち3.6 14個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥7,980 ¥1,413
DVD 1枚組
¥598
フォーマット 色, 字幕付き, レターボックス化
コントリビュータ ジョルジュ・デムソー, エヴァ・トリュフォー, フィリップ・ゴールドマン, ニコル・フェリックス, ヴィルジニー・テヴネ, ジャン=フランソワ・ステヴナン, シャンタル・メルシエ, フランソワ・トリュフォー 表示を増やす
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 46 分

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商品の説明

日曜日、子供たちは退屈する──。
子供たちへのあふれる愛を映像化した永遠の名作

ワールド・シネマ・コレクション 第1弾
“芸術の都パリとローマが生んだ映画たち―。トリュフォーが描く愛、フェリーニが描く幻想。”
リニューアル・ジャケットで新登場!


<キャスト&スタッフ>
赤ん坊から12才までの250人の子供たち
パトリック…ジョリー・デムソー
ジュリアン…フィリップ・ゴールドマン
リシャール…リシャール・ゴルフィエ
シルヴィー…シルヴィー・グレゼル

監督・脚本:フランソワ・トリュフォー
共同脚本:シュザンヌ・シフマン
撮影:ピエール=ウィリアム・グレン
音楽:モーリス・ジョーベール
挿入歌:シャルル・トレネ『日曜日子どもは退屈』

●字幕翻訳:山田宏一

<ストーリー>
フランス中部の町、ティエール。夏休みを前にした日々をさまざまな年代の子供たちが駆け抜ける。10階の窓から落っこちても傷ひとつなかったグレゴリー坊や。家に置いてきぼりにされたシルヴィーが拡声器を使って「おなかがすいた!」と近所に実況中継。散髪代をお小遣いにしてしまおうと、友達の頭をめちゃくちゃに刈ってしまったドリュカ兄弟。そんなとき、一人の少年が母親に虐待されていたことが発覚する……。夏休みが始まり、林間学校で奥手のパトリックはマルチーヌと出逢い、初めてのキスをする。

<ポイント>
●76年度キネマ旬報ベスト10の第3位。
●子供達への限りない愛情が現れたトリュフォーの代表作。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988142633323
  • 監督 ‏ : ‎ フランソワ・トリュフォー
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, 字幕付き, レターボックス化
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 46 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/2/22
  • 出演 ‏ : ‎ フィリップ・ゴールドマン, ジョルジュ・デムソー, ニコル・フェリックス, ジャン=フランソワ・ステヴナン, ヴィルジニー・テヴネ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語, フランス語
  • 販売元 ‏ : ‎ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0011GIEKA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 14個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
14グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画は、20年前に友人宅でみせてもらったのですが、また観たいなと思い、6年前に購入し、最近、この映画を観たことがないという人にあげてしまったので、また購入しなくては、と、思っているところです。

20年前は、独身で女子会みたいな感じで、「子どもの映画っていいね!」というノリで観ました。

それから、6年前。
赤ちゃんの柔軟力って凄いなあと、マンションから転げ落ちるシーンをみて感動したことしか覚えてなかったのですが、それでも、いい映画だったという記憶を頼りに購入しました。

その時、20年前にこの映画を観せてくれた友人は国際結婚をして海外で二児の母になり、私もまた二児の母になっていました。

友人はお母さんを病気で亡くしたときいていました。

トリュフォーをみる子どもをみるまなざしがとても優しく、母の愛について考えた時に、こんな映画だったのか……!と、泣きました。

映画は変わってなくても、人生で出会う自分の見方によって、映画から受け取るメッセージが変わっていました。

名画は人生で何度も出会うことで、自分の感性に気づかせてくれるのかもしれません。

オススメです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フランスの子供はかなり昔でも体がゴツイですねー。
でも演技は自然で、個性豊かで、元気いっぱい!
走って走って走ってのオープニングから最後まで子供達の魅力いっぱいです。

ただパッケージから二人の子供の恋愛モノを想像して観てしまうと
肩透かしを食うかもです。
ハリウッド映画のようなものともまるで違います。

公園で子供達を見て幸せな気分になる延長線上で考えると
楽しめるのではないでしょうか。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どもの頃のことを思い出すと、変なあだ名をつけられて学校に行くのが憂鬱になったこととか、友達の悪口を言って後悔したこととか、親に叱られて夜に部屋で泣いたこととか、明るいことばかりではないと思います。子供のころは、無邪気な分、残酷で、ナイーブな分、傷付きやすかったと思います。
大人になってから、自分が抱える葛藤のもとをたどると、子供の頃の記憶に行きついたりしませんか。映画のなかで子供たちは、一見すると何の変哲もない毎日を送っています。でも、よく見ていると、一人一人が、後でその子の人生に決定的な影響を与えるかもしれないような瞬間を経験していると思いました。人格が未形成の間にした経験は、何らかの形で私たちのなかに大人になるまで痕を残すことがあると思います。
トリュフォー監督が、悩める大人たちに、映像で語りかけてくれているような感じのする優しい作品でした。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月4日に日本でレビュー済み
これには星を五つ差し上げたい。すばらしい映画。
セリフ(もちろん日本語版の字幕を読んだのだが)
これがいい。小学校の先生が夏休み直前の
あるクラスで子供たちに語りかける内容。
日本の小学生にこんなふうに自らのことから始めて
「きかせる」話をしてくれる先生はいるのかな。

肉親によるいじめにあっている不思議な児童が転校してくる。
結局体罰であざだらけのからだであることが身体検査の日に
わかり、あばらや(自宅)が捜索され、その貧しい家庭の
母親祖母(父不在のようだ)ともに逮捕され、
養家庭にうつされることになるということを皆が知る。

金銭的にはめぐまれている或るワルガキ兄弟。
なんとクラスメート全員にモデルガンを配って
教室で回収されることとなる。

フランスのその地方では、翌年から共学になるとかで、
その年までは男子は男子だけの(小)学校で勉強していた
という、そういう時代。来学期のことを考えるとルンルンだ。
 
そういうエピソードがそれぞれ語りかけてくる。

子役たちがみんな自然、それでいて芸達者で、身体検査の日の下着姿までおしゃれ。

シングルマザーが目を離したすきに、アパートの10Fから転落して幸運にも助かる3歳児。
さすがにあのころはCGなどなかったから、
途中一瞬 落ちる「人形」が目にとまった(笑)

そして、半身不随で車いす生活の父と二人暮らしの少年の優しさ、
おくゆかしさ。上のDVDケースの 青シャツ、ブロンド頭の少年。
彼はおこずかいをためて、なにくれとなく目をかけてくれる
近所の高級理美容室の粋なマダム(同級生のおかあさんでもある)
にバラの花束を贈る。花屋で彼がこころをこめて選んだ花束。それなのに
「パパにお礼を・・・」といわれて、目を丸くし、言葉もない。

きりがないのでこのへんで。

多彩なエピソードがなめらかにつらなって、流れが中断しないし、
あれはどうなったんだろうと、ハラハラドキドキもするという、
ストーリー展開。さすが、トリュフォーだ。
映画ファンのみならず、子育てにいき詰まってしまったママ、パパ。
これから親になる予備軍。みんなみたらそれぞれぐっとくるものが
あるのではないかと、おもう。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月15日に日本でレビュー済み
子ども達の、我れ先にと怒涛の坂下りから始まる。欧州だからだろうか、その競い合う勢いやカメラ視点に、どこかサッカーを感じさせる。
何と言うことのない映像だが、それを何と言うこともない程、自然に撮ったことが凄い。
個人的には、女の子っぽい風貌のジュリアンが気になった。歩き方からして周りの子とは全然違って光るものがある。ジュリアンの設定はジプシーの子だろうか。

邦題の「思春期」は、映画の内容とイメージが合わない。原題直訳の「おこづかい」も変だけど。トリュフォーは誰に視てもらいたいのだろうか。子ども達よりも、大人達? だとしたら、大人達、むかし子どもだった大人達への「おこづかい」なのだろうか。
1976年。
2021年10月5日に日本でレビュー済み
校庭で遊んでるとき、友達に肩車してもらって、隣の家の2階でシャワーのあと体を拭いている女の人を見ちゃう男の子、友達のうちにご馳走に呼ばれたら、そのお母さんが美人なのでぼーっとなる男の子、上級生の男の子と女の子に向かって、なんともかわいい「わい談」をする男の子・・・そんなシーンを思い出しては楽しめる映画ですが、圧倒的に素晴らしかったのは、一番最後、同級生の死をクラスのみんなが考えてるときに、男の先生が、どうしてこんなことが起こるのか、子どもは権利を認められていないからだ、と熱弁を揮うシーンです。大げさでなく、その後のぼくの人生で、子どもと向き合うとき、背中を押してくれてたんだなあと思います。当時は子どもの権利条約なんてなかった。条約ができ、加入しても、自民党の国会は条約にそった国内制度の整備は不必要として批准したのでした。なんたる嘘つきの威張ったオトナたちか!!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年11月30日に日本でレビュー済み
女性、子供からの視点で数々の秀作を発表したフランソワ・トリュフォー監督の児童賛歌ともいえる作品です。

舞台はとある男子学校。特定の主人公は設定せずに、様々な状況に置かれた男子児童の生活を通して70年代フランスの少年像が浮かび上がってきます。少年たちの家族や教師もゆるやかな関係を持っていて、それがさりげなく上手につながっていくところにうまさを感じます。

家族から虐待を受けるジュリアン、恋に不器用でうぶなパトリック、要領がいいませたクラスメート、いたずら好きの兄弟らの動向から、子供たちの扱いに困り果てる女性教師、第一子が誕生して父親になった喜びを噛締める男性教師までのさりげなくきめ細かな描写が一つの潮流となり、トリュフォー監督の主張であると思われる幼い生命の尊さ、たくましさが染み入るように伝わってくるあたりがこのフィルムの醍醐味です。

作品の性格上、子供たちの日常を淡々と描いているので時にシネマに必要とされる大幅にドラマティックな展開は望めませんし、映像的にはおとなしめの描写に終始しています。しかし、様々な子供の人間模様と大人たちの子供に対する愛情がリアルかつ緻密に構成されているあたりに確かに観る者を惹きこむ力が存ずる、これはフランソワ・トリュフォーらしい麗しい児童賛歌。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年9月30日に日本でレビュー済み
子どもを撮るときこの監督はなぜこんなに上手いのでしょうか。
きわめて自然にさりげなく子どもたちの等身大の姿を描いています。
いくつかのエピソードが挿入されていますが、
深刻な虐待問題も提起されていて、
その描き方も節度があっていいと思いました。
思春期以前の子どもたちの話なので、
日本のタイトルは少し安易な気がしますね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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