日本では劇場未公開作品なので、ソフトのない時代は存在すら知らなかった。映画の本でこのタイトルを見たときは『サボテュール(逃走迷路)』の誤植だと思っていました。
タイトルがらみでいえば、前作『間諜最後の日』の原題と、この映画の原作は同じ『シークレットエージェント』なんです。偶然にも二作続いたのでしょうかね?
タイトルバックにウォルトディズニーの名前が出てくるところも興味深い(舞台が映画館なので、映画中映画にディズニー作品が使われている)。
サボタージュ [DVD]
フォーマット | ドルビー, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | シルヴィア・シドニー, オスカー・ホモルカ, デズモンド・テスター, アルフレッド・ヒッチコック, ジョゼフ・コンラッド |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 16 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語
- EAN : 4960469041678
- 監督 : アルフレッド・ヒッチコック
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 16 分
- 発売日 : 2008/4/24
- 出演 : シルヴィア・シドニー, オスカー・ホモルカ, デズモンド・テスター
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Mono)
- 販売元 : トーン
- ASIN : B002D7E61W
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒッチコックファンには有名な、子供が爆弾をはこぶサスペンスシーンを見ることができるのが、この作品。なかなか、ハラハラドキドキさせられる。その顛末に至るまでは、ヒッチコックの思惑どおりなのだが、なるほどトリュフォーに語っていたような観客の心理を読み違えた最後は失敗か。たぶん、あえて常道の裏をかいてみたのでしょう。ジェームズ・メイソンをさらに暗くしたような顔つきのオスカー・ホモルカの映画館主が、ロンドンの街をかく乱するようなサボタージュを仕掛けていく。その大義が語られることもないので、悪人なんだかよくわからいようなところが怖い。その夫の素顔を知らない妻、シルビア・シドニーが実は主人公。彼女、童顔で可愛らしいので、はじめはホモルカの娘役なのかと思った。初めて出てきたときにセーラー服姿だったし、可愛いんですよね。シルビア・シドニー、個性的な魅力ある女優さんです。それまで信頼していた人物に、疑惑を感じはじめて・・・という女性像は、後年のヒッチコック映画のパターンのひとつ。「疑惑の影」「断崖」なんかを思い出した。ホモルカとシドニーの不釣り合いに見える夫婦生活、シドニーの弟の少年との同居など、結構リアルにロンドン下町の生活が描かれているのかなと思った(わたしには、そんな風に感じられた)。生活のために結婚したのかな?とか、いろいろ勝手に想像してしまった。それは、3人目の主要人物である、彼女に好意を寄せる刑事の視点になるのでしょうけど。いろいろと興味深く、面白い作品だった。シドニーが、映画館の中で、ふとディズニーの短編アニメを観るシーンが心に残った。
2020年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い映画だからと言う事を考慮しても、「目に見える危機」や「切迫した事態」が少ないせいか、全体に冗漫な印象は免れません。
ヒッチコックらしい小ワザで繋いでいなければ退屈とすら感じていたかも知れません。
また、ヒロインと悪役ヴァーロックがどんな夫妻だったのかについて観客に一任されている部分が多く、観終えた後で作中の台詞やエピソードを頼りに脳内補完しなければならないあたりはちょっともどかしい気もします。
個人的にはそんなにワルい旦那さんじゃなかったとも思えるんですけど、そこはまあ個々人の解釈と言う事で。
最も意見が割れるだろうと思えるのはエンディング。
「あなたはこの結末をどう受け止めましたか?」と心理テストに出て来そうなくらい色々と考えずにはいられない終わり方をやってのけて下さいます。
ここでいきなり大減点をかます方々も多々おありかと思われますが、私はこの幕の引き方で星を一つ足しました。
多くは語れませんが、好きです、この終わり方。
あと、完全に余談ですが、米国が不況で英国に渡ってきたと言うヒロインの台詞で「ああ、世界中が大変だった時期なんだ…」と感じたり、『迫る刻限』のシーンでロンドンのあちこちの街頭大時計が次々に映って行ったり(日本でも昔の方が街頭時計は多かったですよね)、ピカデリー・サーカスへの道すがらの露店や人波、白衣の制服で勤務する果物屋さん、映画館のレトロな構造…なんか本筋と無関係な所が楽しくて仕方なくて昔の映画がやめられません。
ヒッチコックらしい小ワザで繋いでいなければ退屈とすら感じていたかも知れません。
また、ヒロインと悪役ヴァーロックがどんな夫妻だったのかについて観客に一任されている部分が多く、観終えた後で作中の台詞やエピソードを頼りに脳内補完しなければならないあたりはちょっともどかしい気もします。
個人的にはそんなにワルい旦那さんじゃなかったとも思えるんですけど、そこはまあ個々人の解釈と言う事で。
最も意見が割れるだろうと思えるのはエンディング。
「あなたはこの結末をどう受け止めましたか?」と心理テストに出て来そうなくらい色々と考えずにはいられない終わり方をやってのけて下さいます。
ここでいきなり大減点をかます方々も多々おありかと思われますが、私はこの幕の引き方で星を一つ足しました。
多くは語れませんが、好きです、この終わり方。
あと、完全に余談ですが、米国が不況で英国に渡ってきたと言うヒロインの台詞で「ああ、世界中が大変だった時期なんだ…」と感じたり、『迫る刻限』のシーンでロンドンのあちこちの街頭大時計が次々に映って行ったり(日本でも昔の方が街頭時計は多かったですよね)、ピカデリー・サーカスへの道すがらの露店や人波、白衣の制服で勤務する果物屋さん、映画館のレトロな構造…なんか本筋と無関係な所が楽しくて仕方なくて昔の映画がやめられません。
2021年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評価が低いようですがヒッチコックお得意の演出も多々見られ十分楽しめました。
夫婦がどのように出会い結婚し生活を送ってきたのかに時間を割いて描いていればもっと評価の上がった映画なんでしょうね。
夫婦がどのように出会い結婚し生活を送ってきたのかに時間を割いて描いていればもっと評価の上がった映画なんでしょうね。
2013年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり知られていない作品ですが、見る価値は十分にあります。一般に前年の「三十九夜」(原題はThe 39 steps)の方が評価が高いようですが、私はこちらの方が好みです。
パッケージ、およびそれを転記したアマゾンの内容紹介は完全なネタバレになっているので、お読みにならない方がいいでしょう。
(以下、ネタバレを含むのでご注意。)
・音が異常に小さいのはなぜ?(最大音量にしてちょうどいいくらい。)
・字幕に誤りがあります。(例:ラスト近くでヴァーロックの妻が、"He killed Stevie."(「あの人がスティーヴィーを殺したの。」)と言っているのに、字幕は「(私が)夫を殺したわ。」になっている。)
・内容紹介に「復讐に燃える妻は、 夫殺しの完全犯罪をもくろむが…。」とありますが、完全な間違いです。
パッケージ、およびそれを転記したアマゾンの内容紹介は完全なネタバレになっているので、お読みにならない方がいいでしょう。
(以下、ネタバレを含むのでご注意。)
・音が異常に小さいのはなぜ?(最大音量にしてちょうどいいくらい。)
・字幕に誤りがあります。(例:ラスト近くでヴァーロックの妻が、"He killed Stevie."(「あの人がスティーヴィーを殺したの。」)と言っているのに、字幕は「(私が)夫を殺したわ。」になっている。)
・内容紹介に「復讐に燃える妻は、 夫殺しの完全犯罪をもくろむが…。」とありますが、完全な間違いです。
2017年5月15日に日本でレビュー済み
犯人の妻に恋して一緒に逃げようとする刑事。ヒッチコックらしい警官の描き方ですね。しかし最後の爆発で全てチャラ。エンド・マーク。この強引さが気に入りました。
トリビアを少々。
シルヴィア・シドニーが浅丘ルリ子によく似ていました。
鳥を売るペットショップが実は・・・・後年の名作『知りすぎていた男』『鳥』とつながるような気がしました。
ディズニーのアニメが使われてましたね。舞台はイギリス・ロンドン。何か不思議な気がしました。映画の中の映画。ヒッチコックはこれが好きなんですよね。
ヒッチコックはどこに出ていたのか、分かりませんでした。出てないのか?
トリビアを少々。
シルヴィア・シドニーが浅丘ルリ子によく似ていました。
鳥を売るペットショップが実は・・・・後年の名作『知りすぎていた男』『鳥』とつながるような気がしました。
ディズニーのアニメが使われてましたね。舞台はイギリス・ロンドン。何か不思議な気がしました。映画の中の映画。ヒッチコックはこれが好きなんですよね。
ヒッチコックはどこに出ていたのか、分かりませんでした。出てないのか?
2014年8月9日に日本でレビュー済み
イギリス時代の作品で1936年作。
ストーリーは、映画館を経営する破壊工作員が、見張りの刑事がいるために身動きが取れなくなり、妻の弟を使い、事件爆弾を町外れまで届けさせようとするが、バスに乗っている最中に,事件爆弾の時間切れでバスが木っ端微塵に吹っ飛び、弟は死んでしまう。
弟の死の原因が、夫である事を知った妻は、夕食の時に夫をナイフで殺してしまう。
その後、仲間の破壊工作員が殺害された夫がいる映画館とも爆破してしまう為、妻の犯行はばれずにすむといった話。
妻の弟が事件爆弾を持っているとは知らずに寄り道し、徐々に爆発する時間が近づくまでの演出は緊張感があってはらはらドキドキさせられる。
しかし、けなげな弟が爆破されてしまう話にはちょっと興ざめした。
また、人の良さそうな主人公が自分のせいで妻の弟が死んでしまったにもかかわらず、悲しむわけでもなく、ちょっとしっくりこない。
ヒッチコック特有のラブロマンスも盛り込んでいるのだが、刑事が破壊工作員の妻に恋を寄せる演出にもちょっと無理があるようにも思えた。
映画自体のトーンは暗くて不気味な雰囲気を良く出しており、後はシナリオさえもっとしっかり出来ていれば、素晴らしいサスペンス映画になりえた残念な作品だと思った。
ストーリーは、映画館を経営する破壊工作員が、見張りの刑事がいるために身動きが取れなくなり、妻の弟を使い、事件爆弾を町外れまで届けさせようとするが、バスに乗っている最中に,事件爆弾の時間切れでバスが木っ端微塵に吹っ飛び、弟は死んでしまう。
弟の死の原因が、夫である事を知った妻は、夕食の時に夫をナイフで殺してしまう。
その後、仲間の破壊工作員が殺害された夫がいる映画館とも爆破してしまう為、妻の犯行はばれずにすむといった話。
妻の弟が事件爆弾を持っているとは知らずに寄り道し、徐々に爆発する時間が近づくまでの演出は緊張感があってはらはらドキドキさせられる。
しかし、けなげな弟が爆破されてしまう話にはちょっと興ざめした。
また、人の良さそうな主人公が自分のせいで妻の弟が死んでしまったにもかかわらず、悲しむわけでもなく、ちょっとしっくりこない。
ヒッチコック特有のラブロマンスも盛り込んでいるのだが、刑事が破壊工作員の妻に恋を寄せる演出にもちょっと無理があるようにも思えた。
映画自体のトーンは暗くて不気味な雰囲気を良く出しており、後はシナリオさえもっとしっかり出来ていれば、素晴らしいサスペンス映画になりえた残念な作品だと思った。
2020年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラストの警察のポンコツっぷり(あるいはワザと?)が面白い。