ロシア革命とそれに影響されたアメリカにおける労働者運動を縦糸に、ジョン・リード(ウオーレン・ベイティ)とその妻となったルイーズ・ブライアント(ダイアン・キートン)の恋愛と対立を横糸に、二人を知る撮影当時すでに高齢であった知人たちのインタビューを交えた伝記映画。アメリカ合衆国というと、戦後のレッド・パージによって「共産主義=悪」という図式がメディアや映像作家に刷り込まれているのかと思いきや、画期的作品となった。コミンテルンの議長だったジェノビエフ(ジャージ・コジンスキー!)との議論など、その後のロシア革命の孤立やスターリンを生み出す予兆も描かれている。
伊藤野枝らに影響を与えたとされるアナキストのエマ・ゴールドマン(モーリス・ステイプルトン)のロシア滞在とボルシェビキ革命への批判的視点なども描きこむ。ステイプルトンはアカデミー助演女優賞受賞。
レッズ 劇場公開25周年 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
¥2,980 ¥2,980 税込
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
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"もう一度試してください。" | コレクターズ・エディション | ¥1,059 | ¥780 |
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フォーマット | ドルビー, 字幕付き, 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | エドワード・ハーマン, ウォーレン・べイティ, ウォーレン・べイティ、ダイアン・キートン, ポール・ソルヴィーノ, ジャック・ニコルソン, モーリン・ステイプルトン, イエールジ・コジンスキー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 3 時間 15 分 |
【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら
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メーカーによる説明
レッズ | レッズ 劇場公開25周年記念 スペシャル・コレクターズ・エディション | レッズ 劇場公開25周年 スペシャル・コレクターズ・エディション | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
67
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価格 | ¥1,400¥1,400 | ¥1,312¥1,312 | ¥2,980¥2,980 |
製品仕様 | Blu-ray | DVD | DVD |
発売日 | 2013/2/8 | 2017/9/21 | 2008/6/20 |
商品の説明
"パラマウントが誇る、時代を超えた名作・傑作をお求めやすい価格で!!
ロシアとアメリカを舞台に、激動の時代をダイナミックに駆け抜けた実在のジャーナリストを描く迫真のストーリーが、見る者の心を激しく揺るがす。
ウォーレン・ベイティがアカデミー賞で監督賞を受賞!
【映像特典】
■Disc1
(1)REDS DVD用予告編
■Disc2
(1)レッズを目撃する: 決起
(2)レッズを目撃する: 同志たち
(3)レッズを目撃する: 証言者たち
(4)レッズを目撃する: 行進
(5)レッズを目撃する: 革命 パート1
(6)レッズを目撃する: 革命 パート2
(7)レッズを目撃する: プロパガンダ
※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。 "
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- EAN : 4988113758178
- 監督 : ウォーレン・べイティ
- メディア形式 : ドルビー, 字幕付き, 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 3 時間 15 分
- 発売日 : 2008/6/20
- 出演 : ウォーレン・べイティ、ダイアン・キートン, エドワード・ハーマン, イエールジ・コジンスキー, ジャック・ニコルソン, ポール・ソルヴィーノ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Mono)
- 販売元 : パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- ASIN : B0017VG6HC
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 124,757位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月18日に日本でレビュー済み
2022年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは中学のころ封切り時に観たっきりの映画。再見して当時のイメージとかなり違うのに驚いた。
一般的にはロシア革命を描いた西側資本の映画としてはドクトル・ジバゴと並ぶ大作、と思われているようだが(観た自分でさえそんな印象だった)、じつはそうではなくむしろ主眼は10年代20年代のアメリカの若き左翼文化人たちの生態を描くことに置かれている。レッズの意味も、ソヴィエトロシアではなく、アメリカではアカと呼ばれていたこれら左派文化人の意味ではないか?とやっと気づいた次第。
子供だったので最初観たときは映画の筋をよくわかっていなかったのだろう。
再見すると、大半のシーンはアメリカ国内でロシア革命のシーンはさほど多くない。話のメインはアメリカ共産党とアメリカ社会党の分派闘争であり、ソヴィエトロシアからの承認を争って主人公のジョン・リードが再度ロシアへ行き、病に倒れそこで幕となる。
アメリカの左派リベラルには二つの系統があり、一つは10年代20年代のインテリ知識人たちで、ハーヴァード大学を中心とするジョン・リードなど実際に共産党や社会党などの政治活動にかかわった人たちである。エドマンド・ウィルソンなんかもこっちのタイプだろう。これらは日本やヨーロッパの左翼などとあまり変わらない。
もうひとつは50年代にトルーマン政権による低所得層への教育扶助により、それまで高等教育を受けていなかった層が奨学金をもらって大挙して大学行った連中である。彼らは民主党支持の中核を担い、革命などには向かわないで様々な社会改革を実践することに情熱を傾ける人たちである。こちらはアメリカに特有の集団といっていい。しかしこの流れが現在のアメリカにおける主流的な左派であり、前者はアカとか呼ばれてはぼ変人扱いされてきた。
ヨーロッパや日本のように社会党とか共産党が政治的に重要な役割を演じたという歴史をもたないお国柄なのである。
インタビューに登場する80代90代の元左翼たちは、当時の流行の先端を疾走していたエリートたちで、以後、文化人や政治家として相当な影響力を持ちながら、個人としては当時も今も変人視されてきた人たちである。
つまり映画のような大衆芸術では従来あまり顧みなかった人たちを、製作費80億の大作で描いた点こそが、この作品の興味深いところなのである。(ただ主人公とダイアン・キートンとの恋愛を中心に置いたため、これらの青春群像が今一つ描写しきれなかった恨みは残る)
この時分は映画がまだやる気のあった最後の時代で、なぜかアメリカ人があまり触れたがらなかった部分を、超大作の予算で映画化するという企画が目立った。前年の1980年には「天国の門」が公開されているし、その前にも「地獄の黙示録」や「ディアハンター」があった
個人的にはストラロのカメラを確認するためにDVDを買ったのだが、彼にしてはやや控えめな抑えた表現に感じた。
一般的にはロシア革命を描いた西側資本の映画としてはドクトル・ジバゴと並ぶ大作、と思われているようだが(観た自分でさえそんな印象だった)、じつはそうではなくむしろ主眼は10年代20年代のアメリカの若き左翼文化人たちの生態を描くことに置かれている。レッズの意味も、ソヴィエトロシアではなく、アメリカではアカと呼ばれていたこれら左派文化人の意味ではないか?とやっと気づいた次第。
子供だったので最初観たときは映画の筋をよくわかっていなかったのだろう。
再見すると、大半のシーンはアメリカ国内でロシア革命のシーンはさほど多くない。話のメインはアメリカ共産党とアメリカ社会党の分派闘争であり、ソヴィエトロシアからの承認を争って主人公のジョン・リードが再度ロシアへ行き、病に倒れそこで幕となる。
アメリカの左派リベラルには二つの系統があり、一つは10年代20年代のインテリ知識人たちで、ハーヴァード大学を中心とするジョン・リードなど実際に共産党や社会党などの政治活動にかかわった人たちである。エドマンド・ウィルソンなんかもこっちのタイプだろう。これらは日本やヨーロッパの左翼などとあまり変わらない。
もうひとつは50年代にトルーマン政権による低所得層への教育扶助により、それまで高等教育を受けていなかった層が奨学金をもらって大挙して大学行った連中である。彼らは民主党支持の中核を担い、革命などには向かわないで様々な社会改革を実践することに情熱を傾ける人たちである。こちらはアメリカに特有の集団といっていい。しかしこの流れが現在のアメリカにおける主流的な左派であり、前者はアカとか呼ばれてはぼ変人扱いされてきた。
ヨーロッパや日本のように社会党とか共産党が政治的に重要な役割を演じたという歴史をもたないお国柄なのである。
インタビューに登場する80代90代の元左翼たちは、当時の流行の先端を疾走していたエリートたちで、以後、文化人や政治家として相当な影響力を持ちながら、個人としては当時も今も変人視されてきた人たちである。
つまり映画のような大衆芸術では従来あまり顧みなかった人たちを、製作費80億の大作で描いた点こそが、この作品の興味深いところなのである。(ただ主人公とダイアン・キートンとの恋愛を中心に置いたため、これらの青春群像が今一つ描写しきれなかった恨みは残る)
この時分は映画がまだやる気のあった最後の時代で、なぜかアメリカ人があまり触れたがらなかった部分を、超大作の予算で映画化するという企画が目立った。前年の1980年には「天国の門」が公開されているし、その前にも「地獄の黙示録」や「ディアハンター」があった
個人的にはストラロのカメラを確認するためにDVDを買ったのだが、彼にしてはやや控えめな抑えた表現に感じた。
2021年6月26日に日本でレビュー済み
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アメリカが共産主義に惹かれるは、国是の民主主義から言って理解できる。日本でも大正時代から昭和にかけて、同じように多くの作品を生んだ社会主義者事件があった。この作品はロシア革命の実態も含めて映像化されていて、しかも、その時代を直接経験した人々の証言と「ロマンス」が巧みにないまぜになっている。アメリカ映画の奥の深さも感じさせる異色の大作である。
2021年4月21日に日本でレビュー済み
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ロシア革命の世界的なレポートをもとに,映画化した.主人公の革命に期待する思いと現実の落差が良く書かれている.アメリカ共産党の成立に至る葛藤も書かれ,善意と野心で,命がけで活動する中で,時代に翻弄される人々が良く描かれている.ボルシェビキ,パルチザン,白軍,労働組合と,日本人には遠い世界がわかりやすく提示されている.
2013年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
DVDに収録されていた映像特典が入っていない。画質、音質は流石、ブルーレイ!
映像特 典無しだから星2つ。 それくらいDVDの特典は充実していた。
映像特 典無しだから星2つ。 それくらいDVDの特典は充実していた。
2019年6月25日に日本でレビュー済み
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どうしても、ブルーレイで手に入れたかったので購入しました(DVD所持済)。ただ。映像特典が無かったのがマイナス点です。
2020年10月1日に日本でレビュー済み
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1918年のロシア10月革命の内容が理解することができたことです。