紳士協定 [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ドロシー・マクガイア, グレゴリー・ペック, エリア・カザン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
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商品の説明
商品紹介
アカデミー賞作品賞受賞!
差別・偏見──人間社会の抱える問題を鋭く見つめた社会派傑作ドラマ!
<キャスト&スタッフ>
フィリップ…グレゴリー・ペック(城 達也)
キャシー…ドロシー・マクガイヤー(平井道子)
デイビッド…ジョン・ガーフィルド(田中信夫)
監督:エリア・カザン
製作:ダリル・F・ザナック
原作:ローラ・Z・ホブスン
脚本:モス・ハート
●字幕翻訳:金田文夫
<ストーリー>
ユダヤ人問題の記事を書くため、ユダヤ人と名乗って体験取材をはじめた人気記者。彼が直面したのは『反ユダヤ主義を黙認する愚かなルール』──紳士協定だった……。「エデンの東」のエリア・カザンが、名優グレゴリー・ペックを配し、人間社会の差別・偏見問題に真っ向から取り組んだ問題作。タブーに挑戦したその姿勢、鋭い社会描写が絶賛され、見事アカデミー賞3部門に輝いた。
<ポイント>
●1947年度アカデミー賞主要3部門受賞(作品賞/監督賞/助演女優賞[セレスト・ホーム])
●日本語吹替音声収録(※現存するTV放送当時のものを収録しております。一部吹替の音源がない部分は字幕スーパーとなっております。)
●ピクチャーディスク仕様
<特典>
●オリジナル劇場予告編集
●キャスト・ギャラリー
Amazonより
アカデミー賞作品 / 監督 / 助演女優(新聞社ファッション係役のセレスト・ホルム)賞を受賞したエリア・カザン監督の意欲的社会派映画。人気ライターのフィル(グレゴリー・ペック)は、反ユダヤ主義についての記事を書くことになり、自分がユダヤ人になりすまして調査を進めることに。すると、途端に周囲の者がよそよそしくなり、ついには記事の発案者である恋人キャシー(ドロシー・マクガイア)婚約者にまで拒絶されてしまう…。
当時のアメリカを覆っていた半ユダヤ主義への批判を込めた作品で、ユダヤ系アメリカ人の多いハリウッドで受け入れられオスカー獲得まで至ったのは、当然の帰結だったかもしれない。しかしその後、カザン監督はハリウッド赤狩りの急先鋒となり、多くの同胞を糾弾。それからおよそ半世紀が過ぎ、第71回(1998年度)アカデミー賞授賞式で彼が名誉賞受賞のため壇上に立ったとき、場内はスタンディング・オベーションとはならず、拍手もまばらだった。(的田也寸志)
レビュー
監督: エリア・カザン 出演: グレゴリー・ペック/ドロシー・マクガイヤー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988142123329
- 監督 : エリア・カザン
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2003/3/7
- 出演 : グレゴリー・ペック, ドロシー・マクガイア
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000087EOR
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,159位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 20,831位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
主演のペックが格好良く、相手役のマクガイアの惹かれてゆく過程もいいですね。
早急なお手配を頂き、大変幸甚です。
ライターの主人公は反ユダヤ主義についての執筆を依頼される。非常に難しいテーマであり、思い悩む。
そこで彼は周囲もあっと驚く斬新な行動に出る・・・。
差別・偏見を前にして人間はどういう行動に出るのか。理想と現実。
とにかく考えさせられすぎます。結局自分もそういう人間なんだと。
まさにこの映画は人間の本質を突いた勇気ある傑作です。
ユダヤ人の差別をテーマに描いた本作品は、公開から40年後の1987年に日本公開となっています。
グレゴリー・ペック演ずるフィル・グリーンは雑誌記者。
幼い息子と老いた母親とともに、カリフォルニアからニューヨークに引っ越した彼は、雑誌編集長から、反ユダヤ主義に関する記事の執筆を依頼される。
彼が執った方法は、ユダヤ人になりすまして取材を進めるというものであった…。
ユダヤ人への差別、と言うとホロコーストが思い浮かびますが、この作品の舞台は、第二次大戦後のアメリカで、「露骨な差別」は描かれていません。
一部、過激なユダヤ人排斥主義者はいるものの、多くの国民は、ユダヤ人に「普通に接している」という社会。
でも、心の中には、「差別意識」というものはあり、そのことがユダヤ人の雇用や進学に影響し、社会にひずみをきたしている。
そして、「差別意識はない」はずの、フィルやその恋人も、「差別を積極的に排除」することはできないでいた…。
「ユダヤ人の差別」は、日本では身近なものではなく、そのため、制作から40年経っての日本公開であったと思われます。
しかし、「露骨な差別」はないものの、人種以外を含めて、「差別」問題と日本人が決して無縁ではない、ということは、社会に関心のある方の多くが認識していると思います。
その意味で、制作後60年以上経っても、本作品は一見の価値のある映画だと感じています。
私自身は偏見を持っていないつもりですが、偏見を持っている人に対して面と向かって強い気持ちで批判することが出来ないです。
この強く批判、抗議しない行動(紳士協定)が偏見をなくせない大きな要因だと、この映画では訴えています。
そして、後半にいくにつれて映画のテーマ「ユダヤ人に対する偏見」がいかに社会に根深いものであるかが浮き彫りにされていきます。
恋愛模様も織り交ぜられて、最初から最後まで心地よく観ることのできる映画です。