フレンチ・コネクション [DVD]
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フォーマット | ドルビー, 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ロイ・シャイダー, ウィリアム・フリードキン, ジーン・ハックマン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 44 分 |
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商品の説明
商品紹介
米国史上最大級、麻薬密輸組織の逮捕劇!
──実話を基に、衝撃のドキュメンタリー・タッチと名カーチェイス、
迫真のアクションで描く刑事ドラマの最高峰!
<キャスト&スタッフ>
ジミー・ドイル…ジーン・ハックマン(小池朝雄)
バディ・ラソー…ロイ・シャイダー(羽佐間道夫)
アラン・シャルニエ…フェルナンド・レイ(大平 透)
ピエール・ニコリ…マルセル・ボサッフィ(渡部 猛)
アンリ・デブロー…フレデリック・ド・パスカル(柴田秀勝)
サル・ボカ…トニー・ロー・ビアンコ(山田康雄)
監督:ウィリアム・フリードキン
製作:フィリップ・ダントニ
脚本:アーネスト・タイディマン
編集:ジェリー・グリーンバーグ
●字幕翻訳:佐藤一公 ●吹替翻訳:山田 実
<ストーリー>
"フレンチ・コネクション"、それはフランスとアメリカを結ぶ麻薬密輸ルート。マルセイユからニューヨークへ密輸される3200万ドルのヘロインをめぐって、NY市警の敏腕刑事ポパイこと、ドイル刑事と相棒ラソー刑事が、国際麻薬シンジケートの黒幕を追い詰める!
<ポイント>
◎1971年度アカデミー賞5部門受賞作(作品賞/監督賞/主演男優賞[ジーン・ハックマン]/脚色賞/編集賞)
●アメリカ史上最大級と言われた麻薬密輸組織の逮捕劇を実話をベースに映画化。迫真のカー・チェイスシーンは映画史上に残る名シーンだ。ファンに不滅の人気を誇る刑事ドラマの最高傑作!
●5.1ch音声やスクイーズ収録で迫力倍増!
●日本語吹替音声収録(※現存するTV放送当時のものを収録しております。一部吹替の音源がない部分は字幕スーパーとなっております。)
<特典>
●音声解説(1)(ウィリアム・フリードキン監督)
●音声解説(2)(ジーン・ハックマン&ロイ・シャイダー)
●オリジナル劇場予告編
Amazonより
マルセイユからニューヨークへ密輸される3200万ドルのヘロインをめぐって、NY市警のジミー・ドイル刑事、通称“ポパイ”(ジーン・ハックマン)とその相棒ラソー(ロイ・シャイダー)が国際麻薬シンジケートの黒幕を追いつめていく。
フランスとアメリカを結ぶ麻薬密売ルート“フレンチ・コネクション”をめぐって、リアリズム重視のドキュメンタリー・タッチで繰り広げられる骨太の刑事ドラマ。高架鉄道の上下での直線を大いに意識したカーチェイスなど、息をもつかせぬスリルとサスペンスが観る者を圧倒する。アカデミー賞作品賞をはじめ監督賞(ウィリアム・フリードキン)、主演男優、脚色、編集の5部門を制覇した名作中の名作である。(的田也寸志)
レビュー
監督: ウィリアム・フリードキン 出演: ジーン・ハックマン/ロイ・シャイダー/フェルナンド・レイ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988142124227
- 監督 : ウィリアム・フリードキン
- メディア形式 : ドルビー, 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 44 分
- 発売日 : 2003/3/7
- 出演 : ジーン・ハックマン, ロイ・シャイダー
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000087EOT
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 182,825位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,031位外国の犯罪・ギャング映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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監督自身が公言している通り、本作は「勝手にしやがれ」や「Z」などのフランス映画に大きな影響を受けて作られているようだ。つまり、ノアールの影響が濃い。だから、単純にスカッとはさせてくれない。一風変わった色彩や、独特の苦みとドロッとした味つけが目や舌をざらつかせる。ジーン・ハックマンとロイ・シャイダーが演じるニューヨーク市警察本部薬物対策課で“ポパイ”とアダ名されるドイル刑事と相棒のルソーの背景は描かれないが、彼らは日夜麻薬の臭いに異常に敏感な“犬”のように働きづめだ。ほとんど動物的直観だけで動いているようで、街の暗がりに生息するチンピラやダニどもに対する強権ぶりが凄まじい。殴る蹴るは当たり前。ニガーもイタリア人もおかまいなしに差別しまくる。ともかく麻薬組織のルートを探索することを至上の職務と考えており、そのためには、ヘロイン運搬の容疑者のものとはいえ、リンカーン・コンチネンタルを解体する勢いで剥いで剥いで剥ぎまくるし、一市民の車を拝借してボコボコにするのもいとわず、交通ルールを破りまくりながら犯人を追いつめることのみに没頭できるのだ。ポパイはこのとき、図らずもエクスタシーに達していたのでは、と疑いたくなるほどの我武者羅ぶりを見せる。いや、そもそもポパイは警官という職務など非番には忘れてしまうらしく、一般市民であろうと自転車に乗っているちょっとイカス女の子ならナンパして自宅でチョメチョメしちゃうような野生の徒である。
熱血漢の彼らに敵対するマルセル・ボズフィ(「Z」に出演)の殺し屋ニコリとフェルナンド・レイの黒幕アラン・シャルニエのコンビはいたって冷静沈着。尾行されていても、戸外で寒さに震えるポパイ・コンビと違ってあったかい高級レストランで優雅に豪奢なランチなど頬張っている。地下鉄でのまるで奇術師のような黒幕の乗降の手際の良さに地団太踏むポパイ、それでも差し向けられた殺し屋を追って高架下をフルスピードで暴走するボンティアック・ルマンの驚異的な撮影…。
音楽の良さも特筆ものだ。冒頭の「コパカバーナ」のシーンでのスリー・ディグリーズ登場がまず目を引く!ジム・ウェッブの"Everybody Gets To Go The Moon"は、69年の月面着陸以降のポップスとして出色だ。それに、全篇の随所に炸裂するドン・エリスの重厚なジャズがすこぶるそそる。明らかに通常の映画音楽とは一線を画すようにサウンドとヴィジョンが一体となって観るものを煽る。わが国の西村潔の試みにも通じるようなムーヴィーと真っ向から勝負を挑んでいるような音楽といっていい。それにしてもサントラ盤の高騰ぶりにはうんざりするけれど。
出演∶ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイ、トニー・ロー・ ビアンコ、フレデリック・ド・パスカル、マルセル・ボズフィ、ハロルド・ゲイリー、エディ・イーガン、ソニー・グロッソ、ビル・ヒックマン、アーリーン・ファーバー
監督∶ウィリアム・フリードキン
アメリカ最大の都市ニューヨーク。ブルックリンの町の昼の顔、夜の顔、早朝の顔を現場感覚豊かに描きつつ、その裏の麻薬犯罪の温床で泥臭い取締りに従事する刑事たちを活写する。『ダーティハリー』と同じ年に大ヒットし、ハリウッドにおいてポリス・アクションを人気ジャンルに定着させたエポックメイキングな作品だ。
『ダーティハリー』は、一匹狼のハミダシ刑事が上層部の圧力やマスコミの批判を無視して暴走捜査する話だった。一方、本作は映画史に残る超スリリングなカーアクション・シーンがクローズアップされることも多いが、基本的に実話ベースの話なので、麻薬組織や売人を相手に、タレ込み、ガサ入れ、張込み、尾行、監視、盗聴……と、(ちょっと荒っぽいが)等身大の刑事たちの地道な捜査が丁寧に描かれる。
ハリウッドのポリス・アクションもの流行の礎になったのは、間違いなく『フレンチ・コネクション』『ダーティハリー』と、スティーヴ・マックィーン主演の『ブリット』('68)の3本だ(と思う)。本作主演のジーン・ハックマンは、お世辞にも二枚目とは言えないが、他の2本の大物スター、クリント・イーストウッドとマックイーンと同い年らしい(笑) しかも、その二人がついに獲れなかったアカデミー主演男優賞を本作で受賞してしまった(笑)
[物語] フランス、マルセイユ。ある紳士の動向を見張っている刑事らしき男が、自宅アパートの入口で殺し屋ニコリ(ボズフィ)に射殺される。刑事が見張っていた紳士シャルニエ(レイ)は、通称フレンチ・コネクションと呼ばれる麻薬密輸組織のボスで、近々ニューヨークへの大量密輸を企てていた。
ニューヨーク市警・薬物対策課には、“ポパイ”の仇名を持つジミー・ドイル刑事(ハックマン)と相棒のクラウディ・ルソー刑事(シャイダー)がいた。売人を一人挙げた夜、二人がナイトクラブで飲んでいると、裏社会の大物たちと共にテーブルを囲む見知らぬ若夫婦が、派手に札ビラを切る様子を目撃する。刑事のカンで、重要犯罪の臭いを嗅ぎ取った二人は、若夫婦を尾行することに……。
明け方、高級車に乗り店を出た若夫婦は途中、路上駐車してあったボロ車に乗り換えると、小さな飲食店に"帰宅"する。二人の正体は前科持ちの小悪党サル・ボカ(ビアンコ)と妻アンジー(ファーバー)だった。変装して夫婦を監視するポパイらは、サルが麻薬の元締めワインストック(ゲイリー)と繋がっていることを知る。上司のシモンソン(イーガン )に掛け合い、サルを盗聴する許可を得たポパイらは、フランス訛りの男からサルへの電話に色めき立つ。FBIとの合同捜査が始まる。
サルが某ホテルでシャルニエとニコリに接触するのを確認したポパイらは、手分けして尾行を開始し、取引きの詳細を探る。船便で訪米したフランスの人気俳優デヴロー(パスカル)の自家用車リンカーンに隠して大量の麻薬を持ち込んだシャルニエらだが、ポパイ、クラウディ、FBIらの執拗な尾行に取引き相手が及び腰になる。苛立つシャルニエは、特にしつこいポパイを"排除"しようと、殺し屋ニコリを差し向けた……!!
のちにハリウッド娯楽映画の人気ジャンルとなるポリス・アクション路線の諸作品(『リーサル・ウェポン』『ダイ・ハード』etc.)に比べると地味かもしれない。しかし、丁寧でリアルな描写が生む緊迫感は凄い。刑事たちの連携プレイや地下鉄を駆け引きに使った尾行シーン。化学者が薬品やアルコールランプを使って麻薬の純度を正確に測定するシーン。どこかに隠してあるはずの麻薬を求めて、高級車リンカーンを何百(何千!?)の部品まで徹底的に解体するシーンなどは圧巻である。
昔、初めて劇場で鑑賞した時は気づかなかったが、犯罪や犯罪捜査のプロフェッショナルな描き方は、ジャン=ピエール・メルヴィル監督、アラン・ドロン主演の傑作ノワール『サムライ』('67)を彷彿とさせる。とくに尾行シーンは、殺し屋ドロンが刑事の尾行を撒くシーンとよく似ている。
最近DVDで見た旧作で、アンソニー・マン監督の『サイド・ストリート』('50)という映画がある。マン監督が名作『ウィンチェスター銃 '73』と同じ頃に作った作品だ。これもニューヨーク市街を舞台とする犯罪サスペンス映画で、クライマックスでは、この当時の映画では画期的な、摩天楼の谷間の市街での激しいカーチェイスが繰り広げられる。フリードキン監督、少年時代に見たのではないでしょうか?
『フレンチ・コネクション』は、セミ・ドキュメンタリー風ポリス・ストーリーの元祖と言われるジュールス・ダッシン監督『裸の町』('48)も想起させる。ニューヨークでオールロケを敢行した初の作品で、大都市の息吹を見事に捉えていた。フリードキン少年は、これも見たに違いない(笑)
実を言うと刑事であるジーン・ハックマンのゴリゴリした捜査への動機はあまり明確ではないように感じるのですが、ヘロインのアメリカ社会への侵食はヴェトナム戦争と不可分だと言われます。そうした、アメリカの保守層の焦りの様なものをハックマンが代行しているわけではないと感じます。では何が犯人の背中を撃ち、共同捜査をしていた役人を撃っても振り返らせないのは何か。ニューヨーク市警の刑事のハックマンは地方公務員であり、捜査上財務省の担当官と共同捜査を行いますが、国家公務員との意識の違いを口にします。役人に対し労働者的な、国家に対し下級兵士の様な、最前線で手を汚して敵の侵入を食い止めていると言う意識を。
同時に過去に同僚を死なせている事が示唆されます。やはりアメリカの保守層、ニクソン政権下にある、失敗や負けを認めない、認めることが出来ない意識付けが働いているのでしょうか。ヘロインのインプット側はフランスですが、窓口はイタリア人で、受け皿は黒人層の様に見せています。ギリギリのところで白人がそれを防いでいる様に。そこでハックマンはヒーローとなる事をあえて回避すると言う事なのかも。
何年か後の「L.A.大捜査線/狼たちの街」と言う作品ではこの映画の反復的意味合いが有ると感じます。
そこではハックマンに当たる刑事は失敗を重ね死んでしまいます。ヴェトナムの記憶の薄れた時代の刑事はヒーローたらんとして失敗する、この時代感の反映と言うものがフリードキンの特色なのかも。
この映画はロケーション、それもゲリラ的な撮影が多用されているみたいで、街頭や地下鉄の駅で、カメラを見る人物が多く収められています。大衆の前で犯人を取り逃がし、廃墟で見失う、この頭に血が昇る感覚が共感可能かでこの映画の面白さは変わってくのかもと思いました。
よく出来ている反面あまり新味も感じないが、
それもその筈でこの映画は「元祖」。
ここからあまたの刑事ドラマが生まれ、ああそういうイメージねと普遍化・陳腐化されていったのだ。
それでも黒人バーでの情報屋との接触方法であるとか、
車体から執念で薬を探し出すくだりであるとか、
よくこういう面白味を作れたもんだと関心する事しきり。
ラストの廃屋での追跡は「刑事ドラマ」の枠を超えた深みと不気味さがあって秀逸。
凡百の刑事ドラマでは扱いかねて真似されなかったあの部分こそこの映画の真髄だろう。
死が充満し、すべてを闇に帰す深淵への誘いの感覚。
犯罪の本質を見事に視覚化し提示していると思う。
他の国からのトップレビュー
OK. I must admit. I am biased because I'm a right sucker for this type of film. To begin with it's a true film, and stars one of my all time favorite actors, Gene Hackman.
Take it's infamous car chase scene for example. You can seldom watch a movie made nowadays which hasn't tried to emulate a like-minded high octane pursuit between two opposing parties. Heck, even Spiderman 2 paid homage to it.
What's more, I best mention that its overall tone is another landmark standard.
what I loved about this movie the most relied heavily on four key factors. Firstly, most of the actors in it were great to watch -- especially Gene and Roy -- because they were able to give their respective roles some depth of realism. Secondly, conceptually the tale is based on a real event -- about a bunch of cops who try to stop drugs coming into the country -- thus portrayed in that seventies style which is both earthy and evolving at the same time. Thirdly, I thought the chase sequences elevated it's wider-ranging pretext to such a degree, they actually added a suspenseful value to the plot. And fourthly the music! Just like those chase scenes I previously mentioned, the rhapsodic melodies heard throughout actually added a captivating value to the general ambiance.
The French Connection is classic and multi-award winning cinema, garnering the Oscar wins. It's a precise and deliberate picture that is far from glamorous; instead, the film enjoys a gritty, in-your-face look and feel that conveys every theme of the film nicely, including the seedy underbelly of civilization, the monotony of police work, and the dangers of the chase.
The blu-ray package is nicely supported by an array of bonus materials. Highly recommended.