アビス 完全版〈プレミアム・エディション〉 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, レターボックス化 |
コントリビュータ | エド・ハリス, メアリー・エリザベス・マストラントニオ, マイケル・ビーン, ジェームズ・キャメロン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 51 分 |
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商品の説明
商品紹介
「タイタニック」の原点というべき
ジェームズ・キャメロン入魂の深海大作!
豪華特典付き2枚組DVD!
<キャスト&スタッフ>
バッド・ブリッグマン…エド・ハリス(仲村秀生)
リンジー…メアリー・エリザベス・マストラントニオ(高島雅羅)
コフィ大尉…マイケル・ビーン(千田光男)
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ゲイル・アン・ハード
撮影:マイケル・サロモン
音楽:アラン・シルベストリ
●字幕翻訳:戸田奈津子
●吹替翻訳:木原たけし/佐藤真紀(完全版追加シーン)
<ストーリー>
暗黒と寒冷と恐るべき水圧で人類を拒むアビス<海溝>。行方不明になった米・原子力潜水艦救出指令を受けた深海油田発掘基地"ディープ・コア"のクルーと海軍ダイバー・チーム"シール"は、その地球上の未知なる場所へと足を踏み入れた……。
<ポイント>
●アカデミー視覚効果賞に輝く徹底した映像美、そして音質クオリティをDVDで!
●ボーナスディスクに豪華特典が満載!「アビス」完全版ができるまでの道のりや、あの"水の精"のマルチ・アングル映像などを収めた「アンダープレッシャー」、シナリオ、フォトギャラリーなど盛りだくさんの資料集ほか、必見のデータを凝縮した充実特典!
<特典>
【Disc-1】
●完全版プロダクション・ノート(監督による全編字幕解説)
【Disc-2】
●オリジナル劇場予告編
●ドキュメンタリー「アンダープレッシャー/アビス完全版のできるまで」(字幕付き)
●メイキング(字幕付き)
●最終スクリプト(英文)
●イメージ台本(英文)
●メイキング映像集
●"水の精"SFXマルチ・アングル映像
●フォトギャラリー
●ストーリーボード集
●キャスト・スタッフ・バイオグラフィ
Amazonより
89年製作の深海SF映画の傑作である。海底油田発掘基地の近くで、米軍原子力潜水艦が謎の座礁をした。そこで、発掘クルーがアメリカ特殊部隊とともに、潜水艦の捜索を開始した。ハリケーン、兵士との確執、機器の故障など、数々の困難のなかで捜索が続く。そして、未知の生命体の存在が浮かびあがった。
『アポロ13』などのエド・ハリスが主演し、名演を見せる。監督は『タイタニック』など、数々の大作を世に送り出したジェームズ・キャメロン。劇場公開から時が流れた今もその特撮技術はすばらしく、迫力には息が詰まるほどだ。
人類にとって深海とは宇宙と同じ、あるいはそれ以上に未知の世界であり、驚異なのだと痛感させられる作品。89年度アカデミー賞視覚効果賞を受賞。なお、完全版ではさらに30分の映像が追加されている。(大石みちひろ)
レビュー
製作: ゲイル・アン・ハード 監督・脚本: ジェイムズ・キャメロン 撮影: マイケル・サロモン 音楽: アラン・シルヴェストリ 出演: エド・ハリス/メアリー・エリザベス・マストラントニオ/マイケル・ビーン
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- EAN : 4988142125323
- 監督 : ジェームズ・キャメロン
- メディア形式 : 色, ドルビー, レターボックス化
- 時間 : 2 時間 51 分
- 発売日 : 2003/3/7
- 出演 : エド・ハリス, メアリー・エリザベス・マストラントニオ, マイケル・ビーン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000087EP4
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 164,776位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,572位外国のアドベンチャー映画
- - 3,031位外国のSF映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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初めてみたのは30年以上前の大学生時代。今観返しても新たな発見があります。
禿げた海の親父エド・ハリスがカッコいい。以後、ブルース・ウィルスやショーン・コネリーの禿げ具合も
カッコいいと思いようになりました。
海洋学の視点から未知の深海の畏怖や恐怖が、エンターテインメントとして昇華された作品だと思います。
安全が確保された空間から殻一枚隔てれば生存不可、という条件は似ているものの、宇宙空間は外へ拡がる
恐ろしさを備えるのに対し、海中は締め付けられるような閉所的恐怖が支配します。
この作品はさらに冷戦当時の状況が描かれていることで、その緊張もストーリーを外側から一段締め付けて
いるといえるでしょう。
いま思えば冷戦構造を題材とするのはその時代のSFが持たされた使命でもあったように思います。
物語は陰謀サスペンス的な導入からパニック・シチュエーションも見せ場となり、さらにSFが持つ常道の
ひとつである接近遭遇が本流となっていきます。
そしてこれは局所的視点になるのですが、この映画、公開当時CGを本格的に使用したという事でその映像が
トピックになっていました。
この頃はまだ濫用される事なくこの作品でも効果的に使用されているように思います。
まだVFXという言葉は生まれておらず、SFXでミニチュアや光学合成なども当然使用されているのですが、
ちょっと驚いたのがモデルアニメーションも一部使われている事です。
現在ではCGとの共存は考えられませんが、視覚効果過渡期の作品であるこの映画は希少な存在といえるの
ではないでしょうか。
そういえばキャメロン監督、特撮に造詣があったようにも記憶していますのでそれが現れているのかも
しれません。
この監督はあまり信用できない面もあるのですが、やはり流石というべきなのか映画としてもいろいろと
飽きさせず楽しませてくれます。
難解でもなく、深海を舞台とする珍しさもあり、いいSF映画だと思います。
以下、ネタバレに触れます。
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「彼等」の存在に言及する部分がいくつかありますが、あまり限定してしまうのは個人的に好みではあり
ません。
で、字幕の訳がそういった面でちょっと残念なのです。
''A non-terrestrial intelligence.'' が「地球のものではない」とされるのですが、これだと宇宙人という
印象しか与えません。
''terrestrial''には「陸上の」という意味もあり、これだと「海中」が対になり得ます。
字幕は宇宙人の方向で統一されているようで、他の台詞にも同傾向が見られます。
''Someplace with similar conditions.
Cold, intense pressure.''
「海底に似て低温で高圧の星」
''Guess they've been here a while.''
「宇宙からの移住者だ」
元の台詞には「星」や「宇宙」といった語はなく解釈には余裕がありますし、''I think…''や''Guess…''
といった前置きがあり、発言者の推測が前提です。
また、''a while''は時期を表すのではなく、期間を表すのではないでしょうか。
それは人類と重なるものなのかもしれませんが、彼等にとっての''a while''は我々が考えも及ばない長さ
なのかもしれません。
で、「しばらくの間ここにいる」というだけで「移住してきた」のを明示する語もありません。
ですので、「移住者」というより、人類にとって「先住者」という可能性もあり得るでしょう。
ワン・ナイトがリンジーに問います。
''So you think they're from down there originally? Or from…you know.''
で、リンジーは
''I think they're from ''you know''.''
と答えます。
''you know''は「わかんだろ、その、宇宙とか」といったニュアンスでしょうが、ひょっとしたらワン・
ナイトの前者の解釈が正しいのかもしれない。
吹き替えはやや弱いものの字幕と同じ傾向で、「星」という語が出て来てしまいます。
''Someplace''を他天体と言い切らず単に、「どこか」でもよかったのではないでしょうか。
私は英語に明るいわけではないので文脈から示されたニュアンスなどを汲み取れていないのかもしれません
し、またキャメロンの本意も知り得ません。
でもこういったSFには、曖昧な点も残された方がそれらしいと思うのです。
4:3のレターボックスなんて、アナログテレビ時代の売れ残りかと思わせる商品です。吹き替えもまるで違う。ブルーレイが出ていないので購入しましたがお金の無駄です。1000円なので返品はしませんが。