最強ウィルス・H5N1型新型インフルエンザ、アウトブレイクの脅威!
世界を震撼させているH5N1型新型インフルエンザ。専門家たちは、すでに世界的な流行は秒読み段階に入ったと警告を発し、死者数は日本だけでも200万人、世界中で1億人になるともいわれる。
もしも今、日本で感染爆発が始まったら、医療現場をはじめ社会の様々な機能は大混乱に陥ることが危惧されている。果たして私たちの備えは十分なのか、ドラマとドキュメンタリーという2つの手法から現状の日本に残された課題や進むべき道を提示していく。
NHK特集・NHKスペシャルの名作をリリースする「NHKは何を伝えてきたか」シリーズ。
○2008年1月12・13日 NHK総合テレビで放送
<収録内容>
新型インフルエンザ発生!そのとき、何が起こるのか?
2008年11月。日本海にある寒村で「H5N1型新型インフルエンザ」の患者が相次いで確認された。医師・田嶋哲夫(三浦友和)は、そのニュースを食い入るように見つめていた。その村は田嶋の故郷だったのだ。
画面には訣別した父・石五郎(佐藤慶)が村の医師として必死に診察にあたる姿が写っていた。感染症予防研究所の奥村薫(麻生祐未)は現地で感染源を発見し、。政府は村を封じ込め、根絶を図る。しかし、予想もしない形で包囲網は破られ、ついに東京で爆発的に蔓延していく。