告発のとき [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo |
コントリビュータ | ポール・ハギス, シャーリーズ・セロン, ジョナサン・タッカー, ジェームズ・フランコ, スーザン・サランドン, トミー・リー・ジョーンズ |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 1 分 |
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商品の説明
トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン主演
全世界注目の監督・脚本家、ポール・ハギス(「ミリオンダラー・ベイビー」「クラッシュ」)渾身の最新作!
◆注目度NO.1! 今、世界が最も注目する監督・脚本家ポール・ハギス監督の最新作!
◆トミー・リー・ジョーンズ アカデミー賞主演男優賞ノミネート作
アカデミー賞常連の演技派キャストによる夢の共演!
◆アメリカが目を背けた衝撃作!米・プレイボーイ誌に掲載された実在の事件の映画化をクリント・イーストウッドの支援により実現!
[内容解説]
失踪した息子の行方を捜す父親を通して、過酷な真実が明らかになる
2004年11月1日、ハンク・ディアフィールドの元に、息子のマイク・ディアフィールドが軍から姿を消したという不穏なニュースが告げられる。軍人一家で育った息子に限って、無許可離隊などあり得ないと思ったハンクは妻のジョアンを残し、息子を探すために帰還したはずのフォート・ラッドへ向かう。地元警察の女刑事エミリー・サンダースが彼の捜索を手伝い、一歩一歩真実を解き明かしていくのだが、そこには父親の知らない息子の"心の闇"が隠されていた。そしてこの事件に裏に潜む真実は、ハンクがこれまで信じてきていた全世界を揺がすほどの衝撃的な事実となる。疑うことなく抱き続けた自らの信念を根底から覆される時、人はどう真実と向き合い、どう答えを出すことができるのか…。
「クラッシュ」「ミリオンダラー・ベイビー」「父親たちの星条旗」「007カジノ・ロワイヤル」の脚本家としても有名なポール・ハギスが手掛ける、迫真のサスペンス作品!
メイキング
未公開シーン集
インタビュー
予告編集
など
[スタッフキャスト]
監督・脚本・製作:ポール・ハギス
『ミリオンダラー・ベイビー』(脚本・アカデミー賞受賞作)
『クラッシュ』(監督/脚本・アカデミー賞受賞作)
『父親たちの星条旗』(脚本・日本アカデミー賞最優秀外国語作品
出演
ハンク・ディアフィールド:トミー・リー・ジョーンズ 『ノーカントリー』
エミリー・サンダース:シャーリーズ・セロン 『ハンコック』『モンスター』
ジョーン・ディアフィールド:スーザン・サランドン 『デッドマン・ウォーキング』
カーネリー軍曹:ジェームズ・フランコ 『スパイダーマン』シリーズ
マイク・ディアフィールド:ジョナサン・タッカー 『NARCナーク』
(C)2006 Elah Finance V.O.F.
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.4 cm; 99.79 g
- EAN : 4988013683044
- 監督 : ポール・ハギス
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo
- 時間 : 2 時間 1 分
- 発売日 : 2009/1/7
- 出演 : トミー・リー・ジョーンズ, シャーリーズ・セロン, スーザン・サランドン, ジェームズ・フランコ, ジョナサン・タッカー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B001GXG83I
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 77,527位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,562位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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トミー・リー・ジョーンズは怒りを抑えた渋い演技です。コロンボ並みの推理力で息子に何が起こったのかを解き明かして行きます。アクションは少ないですが、考えさせられる事の多い映画でした。
データが壊れ不連続な画面に映っているのは、イラクの街中を行く軍用車の内部と道路沿いのガレキの街。緊迫感と兵士の動揺、恐怖の叫びが不連続に流れる。
黒転すると「ダディ」の声。それを電話で聞く父トミー・リー・ジョーンズ。
04年イラクのタイトル文字。壊れた画像は何度も挿入されるが、まるでイラクの現実の混乱状態とそれを隠蔽するかのような乱れた画、切り裂かれたような画だが後に重要な意味を持つ。
父トミー・リー・ジョーンズは退役軍人だが帰還しているはずの息子が行方不明になっていることを知る。調査のため米軍基地へ向かう途中で、アメリカ国旗が天地逆に掲げられているのに気付く。「逆さまに掲揚するのは大事が起きた時だけだ。」と正しく直させるが物語は不吉な方向へ向かうことが暗示される。
ロジャー・ディーキンスのキャメラは「バーバー」「ノーカントリー」と同様、暗鬱な現実を映し出すかのように曇天、無彩色でグレーな背景、室内では窓の外は白くとばす色のないルックで統一している。
警察に捜査を依頼するが、軍管轄地域では警察は手を出せないと責任逃れをする。担当女性警察官も署内でセクハラに近いいやがらせを受けていて、ここでも組織内の腐敗が描かれる。
基地の境界線付近で、焼殺されたバラバラ死体が発見され、父ジョーンズは事件を徹底的に追及していく。
軍内部の息子の私室で残された写真、携帯を持ち出し秘密が漏れないように闇組織で携帯のデータ復元を依頼する。スナップショットのような写真の中に、頭の片隅にひっかかる写真がある。修復された携帯画像の中には車中で混乱する兵士たち、捕虜を拷問するような叫び声。父ジョーンズは息子とともに帰還した兵士グループを追求していく。全員が嘘をついている。
何故息子は殺されたのか。何故軍はこれを隠してきたのか。
軍内部の蛮行、若年で兵士としてしか働き口のない男たちがイラクで何をしたのか。ドラッグ、アルコール、恐怖、トラウマにおかされてしまうのか。
壊れた携帯画像に残された映像には「イラクでは何があっても進め、立ち止まるな。」という軍の命令で運転する息子。軍用車はイラク民間人の子供をひき殺した映像が残っていた。プロローグの「ダディ・・・」という電話は「とんでもない事をしてしまった。」という息子の叫びだったのだ。
ラストショットの軍病院でブラインド越しに、息子の惨い姿を見て床に崩れ落ちる父トミー・リー・ジョーンズの顔が目に焼き付く。長い廊下を帰る父の後ろ姿の長回しが印象的だ。
息子からの荷物を開くと、中には「ダディありがとう。」の手紙とボロボロになったアメリカ国旗がでてくる。父はズタズタになったアメリカの象徴を天地逆さまに掲揚する。
暗転して長いクレジットロールが流れる中、突然「すべての子供のために」の文字と実写であろう死体にしか見えない、ボロクズが丸まったような写真が映し出される。
今までウソで固められた事実を暴く物語、事実でありそうな映画、作られた映像。
我々はそれをフィクションとして観る。しかしラストの人間にはみえない丸くころがっているモノが子供の現実の死体ではないかと考えてしまった時、物語は何もなしえないのを知る。
ポール・ハギスは静かではあるが、強い口調でアメリカ内部を告発している。
芸達者な俳優たちの競演ですが、とくにトミー・リー・ジョーンズは枯れた魅力が全開で、彼のベストアクトと言っても過言ではないでしょう。
タイトルは原題のほうがはるかに良い。ラストの母子の会話は何度見ても涙がこぼれます。
クリントイーストウッドがサポートし、脚本・監督・制作がポール・ハギス。
この方、カナダ生まれなのですがテレビのLAW・7人の弁護士などを手掛けた後、ミリオンダラベイビーで世に出、
監督したクラッシュで2年連続でアカデミー作品賞を受賞、1953年3月生まれです。
さて本作は、トミーリージョーンズ、スーザン沙ランドン そしてシャリーズセロン、ジェームスフランコでがっちり構成された名作です。
イラク戦争を題材にアメリカが持つ影の部分を描いています。戦火の勇気、アメリカンスナイパーなどがありますが
緻密さと納得性では本作が、秀逸です。この脚本とトミーとスーザンが居ればこのような上質な作品が撮れることが良く解ります。
小さなSOSから大きなSOS。
大きなSOSは流石に一人では解決するには限界がある。
そこでこの映画の登場になる。この映画を作る事で少しでも
その大きなSOSの手助けになる様な方向に存在している。
この映画は見る事が一番の意味に繋がる事になるんだろう。
にしてもトミーリージョーンズの演者としての素晴らしさも光っていた映画にも思える。
他の国からのトップレビュー
Tommy Lee Jones turns on his usual brilliant performance as does Charlize Theron. Susan Sarandon and the other supporting actors turn in excellent performances as well.
There is no happy ending. The film shows how men affected by war view as humorous what the average person would see as horrific. Recommended viewing.
Disk is region free.
The scenes in the hospital where the Deerfields view the body parts of their dead son are brilliantly conveyed by Jones and Sarandon and they start to believe that local drug pushers carried out the crime because their son had fallen in with them when he sought illicit drugs but later investigations reveal that what happened was infinitely more terrifying and unexpected and those responsible for the soldier's death were much closer to home. They also find out what took place in Iraq and how the horrific experiences of the soldiers there affected their behaviour when they returned home.
Paul Haggis's film is an intelligent, sensitive and moving reconstruction of what war can do to some young men who go on active service in our names to places like Iraq. It is a fictionalised account of a real case where a soldier committed suicide shortly after returning from Iraq. In an excellent extra feature on the DVD that is well worth watching Haggis tells of when he went to a showing of his film to veterans and their families three women in the space of a few minutes told him that their husband or son had killed themselves not long after their return home. Veterans also told Haggis that his film mirrored what they experienced as a result of the post traumatic stress disorder they suffered because of their service in Iraq and that very little was being done for them by the military or anyone else to treat a serious psychological disorder than can have very severe consequences for them and others. It is apparent therefore that there must be many men who are walking time bombs waiting to explode if certain circumstances trigger this disorder who commit horrific acts of violence. Not surprisingly the US military did not exactly rush forward to help Haggis make the film and he expereinced considerable resistance when he asked them for assistance.
The main players, Tommy Lee Jones, Charlize Theron and Susan Sarandon are outstanding in their roles and Haggis has made a memorable film that stays in the mind for a long while. It is a film that should be compulsory viewing by politicians who readily go to war without having the least idea of what physical and psychological damage it does to those who have to risk their lives for their country. Soldiers, sailors and airmen do not have a choice as to whether they should fight, who they should fight and how they should fight. They are just required to do as they are told and obey orders.
Für mich war die große Überraschung dieses Filmes Charlize Theron, die ich als letztes in dem völlig oberflächlichen Aeon Flux gesehen hatte: Welcher Kontrast! Ihr Mut, hier nicht bildschön, wenn auch bei weitem nicht hässlich auszusehen und nervös-aggressiv zu agieren, beeindruckt: Sie kann durchaus neben Tommy Lee Jones und S. Sarandon bestehen, was alles sagt. Mutig fand ich auch, dass sie neben dem Jones.-Charakter eine eher überforderte und weniger scharf denkende Polizistin gibt.
Der Film stellt sicherlich eine Bereicherung dar; es ist aber kein Streifen, den man sich mehrmals ansieht: harte Kost eben!