未来の世界は文明が滅びて温暖化で水没して人は海上で暮らす世界になっていた。
貴重品は「真水」「土」「食料」。
世界を放浪する主人公が海上にある町を訪問した時に海賊の襲撃を受ける。
その町にいた少女の背中に伝説の宝の在り処が描かれた地図があった。
脱出するドサクサでその少女と保護者の母親を連れての珍道中が始まる。
勿論、海賊たちも少女を得ようと追って来ていた。
基本的に陸地がない世界の話なので大海原でのやり取りなんだが、同じく漂流しているかのような他の船の連中はロクデナシの悪党ばっかりで、「女を寄こせ」とか言い出して肉体関係結ぼうとするような場面が出てくるし、町に行ったら「娘に種付けしてくれ」とか言ってくる親がいるわで何かケビン・コスナー主演の映画って「ポストマン」もそうなんですが、卑猥な場面がちょこちょこ入ってくるのは何なんですかね?入れる必要性あるのかなって思います。
敵の襲撃との間の場面が逆に大海原なので何もすることがないような場面になってしまい、緩急があるというより緩の時「緩過ぎる」みたいな印象がしてしまうのも良くないですね。