30話はウルトラ警備隊の野戦訓練に自信満々で栄光を欲しがるアオキ隊員がやってくるという話です。アオキ隊員は野戦訓練場で宇宙人の乗り物をみつけるが、手柄を独り占めしたいために、このことを報告しませんでした。結果として、野戦訓練中に宇宙人にマグマライザーを乗っ取られ、多数の死者がでてしまうという話です。
31話はある少女の体内に宇宙細菌ダリーが侵入し、その結果、その少女は吸血鬼になるという話です。ウルトラセブンがミクロ化して体内に侵入して、ダリーを退治し、その少女は健康を取り戻します。この元ネタとなった映画があるそうですが、巨大怪獣だけでなく、小さな怪獣と戦うという話に多様性があるところが、ウルトラセブンのすごいところです。
32話は宇宙人が怪獣と時限爆弾を積んだ小惑星を地球防衛軍基地へ送り込むという話です。最初に小惑星を調査にいったダン、フルハシ、アマギはウルトラホークに乗った状態で小惑星に吸い込まれて不時着します。小惑星は強力な電磁波を出しているため、ウルトラホークは動かず、ダンもウルトラセブンに変身できません。地球防衛軍基地でもやはり電磁波のためにほとんどの兵器が使用できません。唯一使用できるのはミサイルキリーです。しかし、小惑星には3隊員がいます。これ以上近づくと、3隊員がいてもミサイルキリーを発射しなくてはならないという時が近づいてきました。さあどうするという話です。
33話は死んでいるはずの人が動いて地球防衛軍の機密を奪い取ろうとした話です。調べてみると死体は何者かによって遠隔操作されていることがわかりました。さらに調べてみると宇宙人によって宇宙から遠隔操作されていることがわかり、ウルトラ警備隊は宇宙へ向かいます。その話は宇宙人や怪獣がでてこないので、地味な話です。