太平洋戦争前後の日本に関する本を読んでいて、昔映画館でこの映画を見たことを思い出してDVDを購入しました。
篠田監督の最後の映画になっており、ロケ風景を撮影したおまけのDVDもついていました。このゾルゲは戦争がないと学者になっていただろうと言われるくらい、よく日本の歴史、日本政府を観察してソ連に報告していました。
凄いスパイがいたものです。逮捕後の報道は機密とされ戦後になって、GHQの指示により事件の詳細が公表されたそうです。
国際スパイ・ゾルゲ [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | イアン・グレン |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 27 分 |
【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
商品紹介
開戦前夜、日独の最高機密をつかんだソ連のスパイ、ゾルゲ。第一級の資料をもとに、事件の全貌に迫るドキュメンタリー!
◆ストーリー
第二次大戦前夜、日本を舞台に国際的な諜報活動を行っていたソ連のスパイ、リヒャルト・ゾルゲ。これまでモスクワのKGBの公文書館にあって公開されなかったゾルゲ活動の記録を、グラスノスチ(情報公開)により入手。その第一級の資料と当時の関係者の証言をもとに“ゾルゲ事件”の全貌に迫る完全ドキュメント。
◆スタッフ
語り:山崎努、濱中博久
*特典内容・仕様などは変更する可能性もございます。ご了承下さい。
レビュー
ナレーション: 山崎努/末田正雄
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
- EAN : 4988126201326
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 27 分
- 発売日 : 2003/5/21
- 出演 : イアン・グレン
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 角川書店
- ASIN : B00008Z6UC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 80,828位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 403位日本のドキュメンタリー映画
- - 1,421位ドキュメンタリー (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
共産主義になんの魅力も感じませんが、日本の近現代史を齧っている人間として面白いです
2004年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画「スパイ・ゾルゲ」で気になったので、みてみました。
NHKで2回に分けて放送されたものを、1枚にまとめたものですね。1枚で、内容は前後編に分かれています。
戦時中のゾルゲ達のおかれてた状況がよく分かります。スパイってスゴイですね。捕まっても誰も助けてくれない。孤独です。
NHKで2回に分けて放送されたものを、1枚にまとめたものですね。1枚で、内容は前後編に分かれています。
戦時中のゾルゲ達のおかれてた状況がよく分かります。スパイってスゴイですね。捕まっても誰も助けてくれない。孤独です。
2021年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直、思った以上に見入りました。購入は間違っていませんでした。
2022年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦前が舞台であるだけに、意図的に古色蒼然と描いたCGによる街並みには力が入っています。
3時間の長編はこれと言った山場もなく淡々と進みますが、近代史に興味のある方ならそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
西園寺公一、牛場友彦、そして公爵・近衛公磨。リヒャルト・ゾルゲや尾崎秀実を核とする「諜報団」の協力者、周辺人物である彼らが登場する「朝飯会」の場面には、強い興味を持ちました。
但し「事件」について少なくとも否定的には描いていませんので、その点には違和感を覚える方も少なからずいらっしゃると推察します。
主人公の一人である尾崎は東大法学部在学時から共産主義者でした。
また、朝日新聞社入社後も国内および赴任先の上海において共産主義者と交流、活動していました。
本作では彼のそうしたバックグラウンドが何故か省かれているため、大陸における日本軍の軍事行動に反感を抱いていた尾崎が、あたかも偶然に、リヒャルト・ゾルゲの正体を知らずに協力するに至ったかのごとく描かれています。
これは彼を好意的に描くための印象操作と感じられます。
「公平の政治表現である共産主義は 人々に希望を与え 平等を約束した」
本作冒頭ではゾルゲの台詞としてその様に語られていますが、史実はどうだったのでしょうか。
旧ソ連ではスターリンの大粛清によって約200万人が虐殺されたと言われています。(説によっては2,000万人とも)
中国では毛沢東の大躍進政策と文化大革命によって約3,000万人が…。
ポル・ポト独裁政権時代のカンボジアは当時の人口が約800万人でしたが、少なくとも100万人以上が殺戮されました。
いずれもがヒトラーによるユダヤ人虐殺にも匹敵する悪行と言わざるを得ません。
そこには、「公平」も「希望」も「平等」も存在しませんでした。
「仮に私が国に背くことになったとしても、日本国民に背くことは断じてしない」
作中後半における尾崎の言葉ですが、これまた史実はどうだったのでしょうか。
ゾルゲと尾崎を中心とする謀議によって、北進政策を破棄した当時の日本は南進への道を選択するに至りました。
それは英米蘭との対立を深めると同時に、極東における旧ソ連の軍事力を欧州へ振り向ける事を可能としました。
私はナチスドイツの蛮行を全面的に否定する立場ですが、それとは別に、当時防共協定を結んでいた日独が旧ソ連を挟撃する機会を失った事が、先の大戦の勝機を逸した、すなわち民間人80万人を含む310万人もの同胞が失われる悲劇を招いた大きな要因であると、改めて指摘したいと思います。
因みに歴史家の林千勝氏が動画サイト等で解説されている尾崎の「言論工作活動」について、その一部を引用させて頂きます。
「日本が支那と始めたこの民族戦の結末をつけるためには、軍事的能力をあく迄発揮して敵の指導部の中枢を殲滅する以外にない」
「支那事変は『民族戦争』であり『敵の王を殺すまで40年以上を覚悟して聖戦を完遂せよ』」
(1938年(昭和13年)4月、雑誌「改造」への尾崎寄稿より)
「当局は日本国民を率いて第二次世界大戦を戦い切る、勝ち抜けるという大きな目標に沿うて動揺することなからんことである」
「この最終戦を戦い抜くために国民を領導することこそ、今日以後の戦国政治家の任務であれねばならない」
(1941年(昭和16年)10月、雑誌「改造」への尾崎寄稿より)
日本の共産化と旧ソ連の防衛を実現するために行った一連の「扇動」「プロパガンダ」戦略は、正に「革命戦士」としての本懐でしょう。
本作ではこれら偽りの国粋主義者としての彼の主張も、何故か省かれています。
特に疑問を覚えるのは、国家と共産主義に身を捧げながらも祖国に残した家族に思いを馳せ苦悩するゾルゲと比べて、本作で描かれる尾崎からはその内面の有り様が伝わってこない点です。
「日本国民に背くことは断じてしない」と語りつつ、その目的のためならば家族や親しい人々を塗炭の苦しみに晒す行いに葛藤を感じない「冷血漢」だったのか。
若しくは、それさえも覆い隠せる強靱な精神を備えた「鉄の男」だったのか。
彼をそこまで駆り立てたものは、生い立ちや学生時代に関わる何かだったのか。
それらを掘り下げてこそ、本作が意味あるものになったと思うのですが。
国防保安法、治安維持法、特高警察。そして、高圧的な軍人像。
お定まりの文脈や表現で描かれる「戦前」。
引き倒されるレーニン像、ベルリンの壁の崩壊。そして、「イマジン」。
安直以外に形容の仕方が見付からない「平和」。
これら表面をなぞらえただけの描写と同様に、本作における尾崎像はまるでCGによる戦前の風景の如く、「作り物感」「嘘くささ」が否めない事を強く感じた映画でした。
それは同時に、この稀代の事件の真実を覆い隠す意図が働いた結果でもある気がします。
翻って現在、新疆ウイグルでチベットで内モンゴルで、上述の人権弾圧に匹敵する共産主義による非道が繰り返されています。
日頃人権には極めて敏感な反応を見せる既存メディアや野党が何等の抗議も示さず、自民党政権は相手を特定しての非難決議も採択出来ない。
「どこにでもコミュニストはいる」
令和の時代にも、「尾崎秀実」やその「協力者」はそこかしこに存在していると思います。
今を生きる私たちにとっても看過出来ない、80年前の重大事件です。
3時間の長編はこれと言った山場もなく淡々と進みますが、近代史に興味のある方ならそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
西園寺公一、牛場友彦、そして公爵・近衛公磨。リヒャルト・ゾルゲや尾崎秀実を核とする「諜報団」の協力者、周辺人物である彼らが登場する「朝飯会」の場面には、強い興味を持ちました。
但し「事件」について少なくとも否定的には描いていませんので、その点には違和感を覚える方も少なからずいらっしゃると推察します。
主人公の一人である尾崎は東大法学部在学時から共産主義者でした。
また、朝日新聞社入社後も国内および赴任先の上海において共産主義者と交流、活動していました。
本作では彼のそうしたバックグラウンドが何故か省かれているため、大陸における日本軍の軍事行動に反感を抱いていた尾崎が、あたかも偶然に、リヒャルト・ゾルゲの正体を知らずに協力するに至ったかのごとく描かれています。
これは彼を好意的に描くための印象操作と感じられます。
「公平の政治表現である共産主義は 人々に希望を与え 平等を約束した」
本作冒頭ではゾルゲの台詞としてその様に語られていますが、史実はどうだったのでしょうか。
旧ソ連ではスターリンの大粛清によって約200万人が虐殺されたと言われています。(説によっては2,000万人とも)
中国では毛沢東の大躍進政策と文化大革命によって約3,000万人が…。
ポル・ポト独裁政権時代のカンボジアは当時の人口が約800万人でしたが、少なくとも100万人以上が殺戮されました。
いずれもがヒトラーによるユダヤ人虐殺にも匹敵する悪行と言わざるを得ません。
そこには、「公平」も「希望」も「平等」も存在しませんでした。
「仮に私が国に背くことになったとしても、日本国民に背くことは断じてしない」
作中後半における尾崎の言葉ですが、これまた史実はどうだったのでしょうか。
ゾルゲと尾崎を中心とする謀議によって、北進政策を破棄した当時の日本は南進への道を選択するに至りました。
それは英米蘭との対立を深めると同時に、極東における旧ソ連の軍事力を欧州へ振り向ける事を可能としました。
私はナチスドイツの蛮行を全面的に否定する立場ですが、それとは別に、当時防共協定を結んでいた日独が旧ソ連を挟撃する機会を失った事が、先の大戦の勝機を逸した、すなわち民間人80万人を含む310万人もの同胞が失われる悲劇を招いた大きな要因であると、改めて指摘したいと思います。
因みに歴史家の林千勝氏が動画サイト等で解説されている尾崎の「言論工作活動」について、その一部を引用させて頂きます。
「日本が支那と始めたこの民族戦の結末をつけるためには、軍事的能力をあく迄発揮して敵の指導部の中枢を殲滅する以外にない」
「支那事変は『民族戦争』であり『敵の王を殺すまで40年以上を覚悟して聖戦を完遂せよ』」
(1938年(昭和13年)4月、雑誌「改造」への尾崎寄稿より)
「当局は日本国民を率いて第二次世界大戦を戦い切る、勝ち抜けるという大きな目標に沿うて動揺することなからんことである」
「この最終戦を戦い抜くために国民を領導することこそ、今日以後の戦国政治家の任務であれねばならない」
(1941年(昭和16年)10月、雑誌「改造」への尾崎寄稿より)
日本の共産化と旧ソ連の防衛を実現するために行った一連の「扇動」「プロパガンダ」戦略は、正に「革命戦士」としての本懐でしょう。
本作ではこれら偽りの国粋主義者としての彼の主張も、何故か省かれています。
特に疑問を覚えるのは、国家と共産主義に身を捧げながらも祖国に残した家族に思いを馳せ苦悩するゾルゲと比べて、本作で描かれる尾崎からはその内面の有り様が伝わってこない点です。
「日本国民に背くことは断じてしない」と語りつつ、その目的のためならば家族や親しい人々を塗炭の苦しみに晒す行いに葛藤を感じない「冷血漢」だったのか。
若しくは、それさえも覆い隠せる強靱な精神を備えた「鉄の男」だったのか。
彼をそこまで駆り立てたものは、生い立ちや学生時代に関わる何かだったのか。
それらを掘り下げてこそ、本作が意味あるものになったと思うのですが。
国防保安法、治安維持法、特高警察。そして、高圧的な軍人像。
お定まりの文脈や表現で描かれる「戦前」。
引き倒されるレーニン像、ベルリンの壁の崩壊。そして、「イマジン」。
安直以外に形容の仕方が見付からない「平和」。
これら表面をなぞらえただけの描写と同様に、本作における尾崎像はまるでCGによる戦前の風景の如く、「作り物感」「嘘くささ」が否めない事を強く感じた映画でした。
それは同時に、この稀代の事件の真実を覆い隠す意図が働いた結果でもある気がします。
翻って現在、新疆ウイグルでチベットで内モンゴルで、上述の人権弾圧に匹敵する共産主義による非道が繰り返されています。
日頃人権には極めて敏感な反応を見せる既存メディアや野党が何等の抗議も示さず、自民党政権は相手を特定しての非難決議も採択出来ない。
「どこにでもコミュニストはいる」
令和の時代にも、「尾崎秀実」やその「協力者」はそこかしこに存在していると思います。
今を生きる私たちにとっても看過出来ない、80年前の重大事件です。
2014年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スパイである尾崎秀実をいいイメージに描きたいのだろうけど、
無理がある。主演の本木雅弘など役者は悪くなかったが、内要
が実際の話よりも薄っぺらく、当時の共産主義者の醜さやどれ
だけの人間が悲惨なめにあったかなど、深い部分が全く描かれ
ていない。実際の内容は映画向きであるにもかかわらず、残念
な結果になってしまっている。優秀な監督で新たに製作してくれ
る事を望みます。
無理がある。主演の本木雅弘など役者は悪くなかったが、内要
が実際の話よりも薄っぺらく、当時の共産主義者の醜さやどれ
だけの人間が悲惨なめにあったかなど、深い部分が全く描かれ
ていない。実際の内容は映画向きであるにもかかわらず、残念
な結果になってしまっている。優秀な監督で新たに製作してくれ
る事を望みます。
2020年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第二次大戦の行方に重要な影響を与えたことで有名な二重スパイの実話を、歴史に忠実に、同時に人間に焦点を当てて描いた、息をのむ大作である。セリフの一つ一つに歴史の事実が集約されていて鑑賞中ずっと目も耳も離せない。ゾルゲと周辺の人間を丁寧に描き出し、歴史上の事件とともに人間が描かれているところが魅力である。第二次大戦終結75年の節目にあたる今、感慨深く鑑賞できる。(オレンジさん)
2021年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ノンフィクションは,いかに真実に迫るか,にすべてがある.国家と民族を裏切る行為は,多国籍人ゾルゲには正しいが,主人公の尾崎秀実には合理性を欠く行為である.映画は中国民衆の悲惨さは描いているが,ユダヤ人の悲惨さが描かれていない.ヨーロッパで次々と収容所で虐殺されているユダヤ人にとって,救いはスパイ行為であった.反ナチの中心は,国際共産主義運動であり,各国ユダヤ人によるスパイ行為であった.杉浦千畝もまたユダヤ人を使って,情報活動をハルピン,モスクワで行い,ビザの発給に至る.また満鉄調査部での調査活動と共産党活動が全く描かれていない.中国民衆への同情では過酷なスパイ活動は説明できない.スパイには2重スパイや転向,粛清の問題もあり,映画がきわめてセンチメンタルな描き方になってしまい,「共産党万歳」で終了するのは,監督の不勉強では済まされない深刻さがある.命を懸けるには,それなりの論理がある.
他の国からのトップレビュー
Yale
5つ星のうち5.0
Incredible good movie
2023年5月27日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Extremely good movie about most famous spy in the in the world during the WWII
Greg Torino
5つ星のうち4.0
Great film that students of WWII can take a lot away from!
2015年8月28日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I liked this film a lot. It was very detailed and covered a rather complicated narrative in about three hours. It helps if one is a student of the lead up to WWII and also knows about Asian geopolitics, particularly the conflict between Japan and China as well as Japan and Russia. Iain Glen was excellent in the role of Sorge as were the players who portrayed Hozumi and Miyagi. I thought the costuming and props were good except for the one dollar bill that was a lot more modern than it should've been in the 1930s.
Raz
5つ星のうち5.0
History movie
2018年5月10日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I got this dvd in one week, coming from Japan, in an outstanding condition. Movie is a historic pice about an soviet spy, and is based on true events.
inkbiscuit
5つ星のうち5.0
Five Stars
2016年7月6日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Wonderful Iain Glen performance and art direction.