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東京夜曲 [DVD]

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あの頃映画 「東京夜曲」 [DVD]
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残り1点(入荷予定あり)
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ 上川隆也, 長塚京三, 市川準, 桃井かおり, 倍賞美津子
言語 日本語
稼働時間 1 時間 26 分

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商品の説明

ねえ、お茶漬け食べていかない?

心優しい人々が肩寄せ合って暮らす東京・上宿商店街。時が穏やかに過ぎてゆく中一人の男が帰ってきた。街がざわめきたち、やがて切ない愛のセレナーデが流れはじめる・・・。人の心の機微と東京の風景が紡ぎ出す大人の愛の物語。
■40代の男女の移ろい、さまよう心を優しく綴っていく切ない大人の愛の物語。市川監督にとって初めて自身と同世代の主人公を描く。
■熟達した味を見せる3人の主演は、商店街に戻ってくる男に“恋は遠い日の花火ではない”(サントリーニューオールドCM)の長塚京三、その妻・久子に倍賞光子、過去の恋に揺れる喫茶店の女主人・たみに桃井かおり。桃井かおりは、この年の映画賞を多数受賞。
■市川監督が審査委員をした'94PFFでグランプリを受賞した佐藤信介が、市川監督の原案をもとに脚本を書き下ろした。その後監督としても活躍、今夏公開「ほったらけの島」(8/22公開)でも注目の監督。
■第21回モントリオール世界映画祭 最優秀監督賞/文化庁優秀映画作品賞/第12回高崎映画祭 監督賞/キネマ旬報ベストテン第4位

「人は、いつのまにか様々なことを体験して、いつのまにか大人になっていて、いつのまにかしがらみをたくさんひきずって生きている。ある「町」の時の流れが、うっすらと塵が積もるように、人をだめにしてしまう過程を、描きたい、と思っていた。そして、そういう不毛な時間と闘うような、なにくそっというかんじの「大人の恋愛映画」を撮ってみたい、と思っていた。くすんだ町の話なのに、どこか熱に浮かされたようなところのある映画に、なっていればいいと思う」(市川準/プレスシートより)
<ストーリー>
数年前に、妻の久子(倍賞美津子)や家族を置いて家を出ていった浜中(長塚京三)が東京の片隅にある上宿商店街にふらりと舞い戻った。妻はなじることもなく、優しく迎え入れた。何事もなかったように父が経営する電気屋で働き始める浜中。久子にひそかに思いを寄せていた青年、朝倉(上川隆也)はそんな彼が許せず、過去を調べ始めた。そして、商店街の喫茶店のオーナー・たみ(桃井かおり)と浜中が昔、付き合っていたこと、二人は当然結婚すると思われていたが、突然、たみが大沢という男と結婚したこと、そして、大沢が病死した頃に浜中が町を出ていったらしいことを知る。
慕情を募らせる朝倉、浜中の出現に心揺さぶられるたみ、何も言わず彼を迎え入れる久子、そして、無口で多くを語ろうとはしない浜中。四者四様の切ない想いが商店街の人々の人間模様と穏やかな心を揺り動かしていく・・・。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988105060401
  • 監督 ‏ : ‎ 市川準
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 26 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/12/23
  • 出演 ‏ : ‎ 長塚京三, 桃井かおり, 倍賞美津子, 上川隆也
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
  • ASIN ‏ : ‎ B002OHF1XS
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 11個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常の生活の中の身近にあることを、淡々と描く 心に染みる作品です。
いつのまにか画面の中に自分も居ると感じられ、何かの折に再び見たくなる作品でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和を描いた映画はいろいろありますが、人間関係や恋模様を知るには この作品が1番だと思います。男と女3人のトライアングルが素晴らしいです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月30日に日本でレビュー済み
感傷的すぎる内容に、ぐったりしないでもないが、

男はどうして本当のことを、言えないのだろうと…
自分と重ね合わせてしまい結局たそがれてしまう。

女々しい情けない男のための映画。
高田渡の“さびしいといま”に打ち抜かれた。

“女々しく情けない男”と括ってしまったが、
本当は誰もがそうなのかもしれないと思う。

ポジティブに、前向きに…。
そんな言葉が病的に蔓延する現代に、

後ろ向きでダメでもいいじゃんと言いたくなるこの頃です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年10月3日に日本でレビュー済み
市川準さんの世界、というような印象の映画です。
高層ビルなど視界に入らないような取り残された東京の上宿商店街。葛飾区でしょうか。
地縁で結ばれた人々の人間模様を背景に、消えていなかった線香花火の玉ような淡い恋が描かれます。

東京の風景に会話と音楽が被る場面など素晴らしいですね。
ジャン・リュック・ゴダールの雰囲気です。
静かな作品ですので、じっくりと鑑賞できる時にご覧になるべきかと思います。
揺れている水面に映った幾色ものネオンのように、手を触れると消えてしまう微妙で儚い恋心を映像の中に納めようとされたのでしょうか。
そういうものが伝わってきます。
桃井かおりさんの表情が魅力的でした。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年4月9日に日本でレビュー済み
 若かりし頃に恋の炎を燃やした40歳台の中年男女が、それなりに落ち着いて穏やかな日々を送る下町の商店街。そこに帰郷した一人の男(長塚京三)が水面に小石を投げたようにちょっとした波紋を広げていく物語です。

 そのうちの一人の女性(倍賞美津子)に恋慕する作家志望の若者(上川隆也)が昔のことを問いただしても、「そんなことどうだっていいじゃないの」とのらりくらり答える様子が何だか微笑ましい。

 恋の行方が思い通りにならなかったとしても、身を焦がした記憶は愛おしいもの。
 それから20年近く経過し、ふと顔を合わせた時・・・同じ時代の空気を吸っていた”仲間”という感じになるのかなあ。一緒にいて、言葉を交わさなくてもお互いにわかり合える存在は、人生の中で貴重ですね。
 燃えさかった恋の炎の余熱でも人生は温かい、といったところでしょうか。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年12月24日に日本でレビュー済み
芸達者な俳優人が見事に個々の役柄を演じている。特に桃井かおりは圧巻。心に秘めた感情を露わにする事なく、見るものを見事に切なくさせる。長塚京三の飄々とした、倍賞美津子の芯の強い静かな演技。ほんとに切ない。商店街の人々の日常もリアルで、優しくて胸に迫る。若い時のような激しい恋愛感情に走るには、大人になりすぎてしまった人々へ贈りたい映画です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『男はつらいよ』も終わり、寂しさを抱えた中での名残を感じさせてくれる映画。
昭和風情が残る場末の商店街の人間関係模様、名も無き市井の人々が織りなす噂噺、世間。
PCもケータイも普及する前の人と対峙しなければならない時代柄でゲン人間関係ともいえる。
終幕前にPCのモニターと対峙して釘つけなシーンが予言的で特徴的。今やスマホですが。
カンケーナイと突っ張っても関係ある時代柄です。高田渡の歌が胸に響きます。
重層的な歴史を感じさせてくれて好好爺が見守ってくれている街で
テクノロジーによらないノスタルジーに溢れた退屈な日々でも理想郷のような世界観です。
何か昭和~平成の良いお手本で忘れ物を思い出させてくれるかもです。煙が目にしみます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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