ルーク・ウィルソンといったら、おバカ映画の印象が
強かったけど、実は、人間ドラマ向きの人かもと思った。
この映画は、結末がビミョ〜。物語も、かなりビミョ〜。
なのに、主人公の感情描写が丁寧でグッと引き込まれた。
あの安っぽい結末でも、なんとなく満足しているのは、
ひとえにルーク・ウィルソンの演技力のおかげだった。
水面の波紋が静かに広がっていくように、自分の死を
受け入れて生きている男の感情が伝わってきたのです。
宗教がかっているのが気になったけど、奇跡を信じる
気持ちが大切と、そんなことをいいたかったのかな。