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二つの世界の男 [DVD]

4.9 5つ星のうち4.9 17個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥2,052 ¥1,396
DVD 通常版
¥3,040 ¥380
DVD 通常版
¥4,900 ¥304
フォーマット 色, 字幕付き, モノ
コントリビュータ ヒルデガルド・ネフ, クレア・ブルーム, ジェームズ・メイソン, キャロル・リード, ジェフリー・トゥーン
言語 英語
稼働時間 1 時間 38 分

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商品の説明

もうひとつの『第三の男』、初DVD化!

『第三の男』のキャロル・リード監督、ジェームズ・メイソン主演
第二次大戦後のベルリンを舞台に繰り広げる、サスペンス・メロドラマの傑作!

休暇で東ベルリンを訪れたスザンヌ。
彼女はそこでイーボという男と出会う。
しかしその男は警察やギャングから狙われる身だった。
スザンヌはいつしか渦中に巻き込まれ、やがてイーボと恋に落ちる。そして、悲劇的な結末へ……。

1953年製作

このDVDは権利元より支給されたマスターテープを使用しております。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 25 x 2.2 x 18 cm; 83 g
  • EAN ‏ : ‎ 4933672238845
  • 監督 ‏ : ‎ キャロル・リード
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, 字幕付き, モノ
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 38 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/5/27
  • 出演 ‏ : ‎ ジェームズ・メイソン, クレア・ブルーム, ヒルデガルド・ネフ, ジェフリー・トゥーン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ IVC,Ltd.(VC)(D)
  • ASIN ‏ : ‎ B004SFON2E
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 17個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
17グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かった
2015年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TSUTAYAが近年、隠れた名作の発掘普及に力を入れてくれたおかげで出会えた一作。
キャロル・リード監督の最高傑作といえば「第三の男」ですが、
第三の男はよくも悪くも隙のない完璧な映画という感じで、特に印象が残るものがなかったのに対し、
こちらは今見てもぐっとくるものがありました。
東西ドイツという敵・味方の構図がわかりやすく、
見終わった頃には登場人物のほとんどに愛着がもてます。
傑作です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
母が大昔に観、当時は第三の男の方がヒットしたため、あまり話題になる事が無かったとか。
レンタルビデオ等を探しても見当たらず諦めていたところに貴社のサイトで発見。
早速注文したところ、とても綺麗な状態で早期に送って頂けました。
二度とみる事がないと思っていた映画に母も大感激です。
二人で何度も見返しました。
ありがとうございました。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暫し

積ん観



今日
初見
しました


ヒッチコック映画
にも
出演

ジェームスメイソン

主役級

役どころ


なんか
兄宅

シーソ


とか
夜分遅く

手紙を受けとる
シーソ

辺り
とか
なんとなく
壁の向こう
から
得たいの知れない音

聞こえてきそう
とか
思ったりしつつ視聴


登場人物

どうも
「第三の男」

関係
有りそうなかんじ
するなぁ

思って視聴


一巡後

再見したくなった
のは


到着した夕

兄夫妻



3人

街へ
出掛けた
あたり
なんだ


これには
衝(笑)撃を受けた





深刻な面持ち

話す
兄嫁…

そこから
ディゾルヴ気味

酒場

演者(道化師)

替わる


「いったいなんの関係が?」

初見
では
考えてしまって
気づかなかった

だが
よくみる

兄嫁

変装しているよう

見えないこともなく

何事が起きているのか

よくよく見れば

二本の笛

くわえて
躍りながら
吹きまくってる

である



ラマダ





ベーコンエッグらしき料理

作ってる
のと
近い意味合いとか?


、、
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月31日に日本でレビュー済み
戦争は都市と人を引き裂いた。

『第三の男』では戦勝4か国に統治されたウィーン、『邪魔者は殺せ』ではアイルランドのベルファストを舞台にした名匠キャロル・リード。彼が本作で描くのは、戦勝4か国に統治され、分断された都市、ベルリンである。戦争と政治に翻弄されたこの都市を舞台に、暗い時代に生きた人々を描いた見ごたえのあるサスペンス。

1953年、西ベルリン。軍医の兄夫婦を訪ねて、1人の女性、スザンヌ(クレア・ブルーム)が空港に降り立つ。そしてある男性、イーヴォ(ジェームズ・メイスン)と知り合うのだが、彼はどこかいわくありげだった・・・・第二次世界大戦終結後のこの当時、敗戦国であったドイツは戦勝国の統治下にあり、ベルリン周辺はソ連によって管理されていた。そして市内は英米仏ソ連によって分割統治されていた。1949年にドイツ自体が分割されて、英米仏統治が西ベルリン、ソ連統治が東ベルリンとなったのである (西ベルリンは、赤い海に浮かぶ自由の島と評された)。まだベルリンの壁はなかった。検問所があり、密輸・亡命は取り締まられたが、基本的に東西ベルリン間の人の出入りは自由であった(1961年東西ベルリン間を封鎖。ベルリンの壁が築かれ、1989年まで壁はあった)。そこでは東西ベルリン間を行き来しながら、政府の仕事を手伝う闇世界の者や、諜報活動に従事する有象無象の輩が跋扈していたのである。

どうやらメイスンは東ドイツ側に従事している過去のある男だが、ブルームが間違って誘拐される。彼は彼女を西側に返すよう画策し、裏切り者としてかつての仲間から追われるはめになる。2人には男女の感情が芽生えていた・・・。映画は室内を除いてベルリンでロケされたようであり、当時の敗戦国の色濃い荒廃したこの都市が生々しく冷たく描かれている。昼のベルリン、夜のベルリンは違った顔をしている。映画は夜と雨だ、といった人がいたが、本作はまさしく「映画は夜だ」といいたくなるような溜息の出るたたずまい。高架、建設現場、街灯、雪だまり・・・・『第三の男』『邪魔者は殺せ』で「夜の映画」を撮ったリード監督の腕が冴えわたり、この2作で多用された「斜めの構図」が随所に使われてスリルを盛り上げるのである(撮影はデスモンド・ディキンソン)。

イーヴォ(メイスン)は戦争前には大学で法律を学んでいたのだが、従軍し酷いこともやってきた。敗戦後、これまでの法律が「消滅」するのを間の当りにし、また自分がやったことを思えば、法廷で人権を説くことはできない、とうちひしがれてしまったのである。そんな男がなかばなりゆきで飛び込んだのが諜報の世界。国家の綱引きに巻き込まれる小さな個人。本作は反戦映画ではもちろんないが、戦争が人々の航路を誤らせることが本作のバックボーンとなっている。私は戦争体験者ではない。母から終戦後の生活の様子はきいていたが、戦争がすぐ隣にあった時代の空気は、肌ではなかなかわからない。まして分割されたベルリンの人々の心情はいかばかりであったろう。ラストはまさに冷戦に翻弄された男女の無常感を感じさせる幕切れ。

英国は、この後、多くのホラー・フィルム、イーリング・コメディを生み、「怒れる世代」の諸作(トニー・リチャードソン等)、ジョセフ・ロージー、ケン・ラッセルや、ローリング・60's空気溢れる映画群(『アルフィー』等)を送り出した。キャロル・リードは、そんな中にあってデビッド・リーン、パウエル=プレスバーガー(『赤い靴』『天国への階段』『黒水仙』)らと並んでいわゆる王道的な人間ドラマを送り続けてきた。綿密な構成、オーソドックスなスタイルを採った、いわば、「楷書体」の映画ともいうべき傑作群である(最後の白鳥の歌が、あの『フォロー・ミー』(1972)である!リードがこれほどみずみずしい作品を撮ったことに驚かされた)。

リードの前述「サスペンス3部作」は甲乙つけがたい。『邪魔者は殺せ』と本作はひょっとすると『第三の男』をしのぐのではないかとも思える。本作はメイスンの役どころの人物造形において、『邪魔者は殺せ』は寂寥と哀切の点において・・・。ちなみにクレア・ブルーム(清楚な中に強さを感じさせる)は、後の『寒い国から帰ったスパイ』でも東西冷戦に翻弄される役どころを演じた。

本作は2011年に同じIVCから出ていたDVDを鑑賞してのレビューであることをお断りしておく。これは廉価版発売記念レビューである。当廉価版は、値段もお手頃なので、この機会にぜひ香気溢れる、楷書体のサスペンスに酔っていただき、終戦後のベルリンでの哀切なドラマ、その街並みにため息をついていただきたいと思うのである。

『二つの世界の男』 The man between 1953 モノクロ 98分 イギリス(ロンドン・フィルム)
2011年版はamazonでは、表記1.33: 1 となっているが、
ジャケットでは、16:9 ビスタサイズ レターボックスと書かれている。
実際はワイドTVいっぱいに映る(左右に黒帯なし)。
廉価版のアスペクト比は、レビュー現在、メーカーHPに情報はUPされていない。
廉価版が画像向上されているのかは現在、不明であるが、
2011年盤は、傷やむらがところどころ見られ、ベストなマスターを使っていないものと思われる
(私見では許容範囲)。廉価発売にあたり、向上していればベターである。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月8日に日本でレビュー済み
1953年作。冷戦時代の東西ベルリンの様子を垣間見られる。東西の境界で、ドイツ語がわからない英国人と、英語がわからないドイツ人を上手く使っている。モノクロのコントラストが不安な気持ちをかき立てる。スザンヌ(クレア・ブルーム)の視点から、イーヴォ(ジェームズ・メイスン)の視点に移り両者を行きつ戻りつする。

東側の人間と情報を、西側に逃がす西の人間を、東の人間がひっとらえようとする。検問があり、いかに通り抜けるか、いかに警察や情報屋の目に見つからないようにするか、ハラハラさせられる。
雪の街中を、ほとんど雪だらけの車がゆっくり動く。雪上での急加速は厳禁だが、それがいっそう不気味さを加える。男の子は雪道でよく自転車がこげるものだと感心した。イーヴォが着るコートの分厚さは、ベルリンの強烈な寒さを表す。カーチェイスは街並みも味わせてくれる。オペラ劇場で異国情緒のある舞台だったが、オペラが何の曲かわからなかったのが残念。

戦争がベッティーナとイーヴォを引き裂き、イーヴォは弁護士の道を絶たれる。人を愛し愛されることを避けてきたイーヴォを、スザンヌが支えようとするが、非情な最期へ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月5日に日本でレビュー済み
「キャロル・リードなんて、凡作まみれのイギリスを象徴するような奴じゃないか」なんて思う人も、この作品と「フォロー・ミー」を見てから御判断願いたい。

この作品と「眼には眼を」を発掘したTUTAYAよGJ。

東西ドイツを舞台にした緊張感溢れるサスペンス。
「第三の男」同様に第二次大戦後を舞台にしており、アメリカの資本主義とソ連の社会主義の二つの主義によって引き裂かれたドイツ。
その二つの立場を行き来する主人公を追うスリル。

弁護士だった男が法律の通じない戦争によって価値観を覆され、戦後もまた資本主義と社会主義という価値観のまったく違う世界を行き来する事になる。

主人公に情報を提供する子供の愛らしさ、そして幼い子供が危ない仕事をしなければならないという理不尽さも当時の世情を現している。

廃墟となった町並みの荒涼とした寒気が生み出す恐怖は、「第三の男」よりも強烈に感じた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月7日に日本でレビュー済み
ジェームス・メイソンの視点はクレア・ブルームに留まってはいませんね。宙をさまようような視線。

その先には何があったんでしょう。

一切の感情を排したようなラストシーンがかえって余韻を誘います。

傑作です。